宮崎のお土産の後日談です。
「南さん、何を食べているんですか?」
永沢は南が何かを口に含んでいるのを見て、興味を持った。
「ああ、コレはキャラメルよ。」
「エッ! まさか……例のアレですか?」
永沢は冷や汗をたらしながら一歩二歩と後ずさった。
「……馬鹿ね。アレならぜ~んぶ風間社長の口に放り込んであげたわ」
「……南さん、鬼です。鬼デス!」
「まあ、観客受けだけ考えている社長にはいい薬よ」
南はもう一つキャラメルを口へ放り込んだ。
「うん。この甘さ……舌ざわりのよさ……完璧だわ」
南は満足そうに頷いた。
「?」
「舞も食べてみなさい」
南はぽかんとしている永沢の口にキャラメルを放りこんだ。
「お、おいひい~~です。おいひい~です」
永沢はそのおいしさに涙を流した。
「この懐かしくて、甘くって……幸せな味……これはまさか! まさか!」
「……このキャラメル、見逃すわけにはいかない」
伊達もキャラメルを食べる。
「これは……森〇のミルクキャラメルよ。やっぱりこっちがおいしいわね」
「安いですしね」
「……この美味さ……見逃すわけにはいかない!」
というわけで、あのミルクキャラメルの方が絶対おいしいと思うわけですよ。
ま、あくまでも一消費者の感想にすぎませんけどね。ただ、やはり勝ち残るのは王道であると私は思います。
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奇を衒った物は、一時的にブームになっても、やがて廃れて行きますもんね
P,S
一粒300メートルのグ〇コのキャラメルは駄目ですか?(笑)