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2017/08/18 02:17 |
特別興行 特殊ルールマッチ
 基本的にサバイバー2版NEW WINDの設定を使用していますが、リプレイとは関係なく独立したお話となります。



「よお、次の大会のカードが決まったってよ」
 練習後のシャワーを浴び、濡れた髪にタオルを巻いた朝比奈がリフレッシュルームに現れた。先にくつろいでいたガルム小鳥遊はその朝比奈に対し、一言声をかける。
「おお。ようやくか。オレだけ相手決まってなかったからなあ。ところで、相手はどこのどいつだ?」
「予想外の相手だ」
 小鳥遊は一言だけ答える。
「なんだよそれ。まさかパンサー理沙子とかじゃねえだろうな?」
「まあ確かにそれも予想外かもしれねえな。ただ、正直この相手になるとはまったく思わない相手だ。私自身、同じリングに上がることがあるとは思ってもいなかったんだが」
「なんだよ、妙に気になる言い方じゃねえか。一体だれだってんだよ?」
 焦れた朝比奈がとっとと話せと促す。
「……レインボー岩城だ」
 そして小鳥遊は自らと縁の深い選手の名前を口にした。
「レインボー岩城?? 確か、大将の唯一の同期とかって話だったよな」
「ああ。GGJで私と同期だった奴さ」
 小鳥遊は今は崩壊した団体GGJの一期生としてデビューしている。
「オレが加入する前に退団しちまったんだよな?」
「ああ。団体のスタイルに馴染めなくてな」
 小鳥遊の顔が心なしか暗くなった。
「海外へいったんじゃなかったか?」
「ああ。海外でアルコ・イリスって名前で活躍していたんだがな。ここ最近レインボー岩城として日本に復帰してきたらしい」
「へえ。それで何だってうちに参戦してきたんだ?」
「須永のとっつあんの紹介らしい」
「ああ。なるほど。確かダンディのおっちゃんは、海外でも活躍していたから、今でもパイプはあるもんな」
 ダンディ須永はこの団体の総合コーチであり、現場監督も務めている人物だ。すでに齢60を越えているが、今でも現役レスラーとしてリングに上がれるコンディションを保ってもいる。
「まあそういうことだ。とにかくGGJの先輩との初対決って奴だな」
「ケッ、いまさらGGJの名前を出したって、誰も覚えちゃいねえっつーの。オレはNEW WINDのオーガ朝比奈様だ。邪魔をする奴はスクラップにしてやるぜ!」 
 朝比奈は腰に右手を当てながら、反対の手で握りしめた青汁をグイッと飲み干した。それを見た小鳥遊はまるで自分が飲んだかのように苦い顔をする。
 もっとも当の朝比奈はけろっとした顔で、いやむしろ満足そうな顔というべきか。
「どうしたんだ大将? そんな苦い顔をしてよ?」
「いや……よくそんなまずそうなものを飲めるなと思ってな」
「これか? 美味いぜ。昔と違って今の青汁は美味くなってるんだよ」
「……そうか? どうしても毒霧を連想しちまってな」
「……」


 NEW WIND特別興行 セミファイナル”GGJ対決・決め技限定マッチ 時間無制限一本勝負”
 オーガ朝比奈 VS レインボー岩城(フリー)

 開催決定。

 なおこの試合は、決め技限定ルールで行われ、決められた技以外でのフィニッシュは認められません。
オーガ朝比奈選手は”フィニッシュバスター(旋回式スクラップバスター)”、レインボー岩城選手は”プリズムフォール(岩城式ノーザンライトSH)”が決め技となります。
 なお、朝比奈選手フィニッシュバスターにはフィニッシュバスター・バーニングエンド(逆旋回式スクラップバスター)も含みます。


 次回へ続く。

 (予定)
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2010/08/14 01:40 | Comments(0) | 特別興行

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