「風間社長久しぶりですな」
にこやかにダンディさんは私を出迎えてくれた。相変わらず物腰が柔らかいな。
「今の私は社長ではありませんよ。NEW WINDはダンディさんに託したはずです」
「いやいや、この団体の社長は風間新をおいて他にいませんぞ。いつ戻られますかな?」
「ダンディさんにはかないませんね」
私は苦笑せざるを得なかった。
「まあ、それはともかく社長の海外視察のお話でもお伺いしましょうかな」
ダンディさんは私の好きな紅茶を手際よくいれてくれた。ロイヤルアルバートのカップから湯気が立ち、ダージリンのいい香りが鼻腔をくすぐる。
「これはセカンドフラッシュですね」
「さすがですな。香りだけで正解とは」
「ふふ…では紅茶でも飲みながら視察の話でもしましょうか」
私はカップを口に運び、味を楽しむ。
にこやかにダンディさんは私を出迎えてくれた。相変わらず物腰が柔らかいな。
「今の私は社長ではありませんよ。NEW WINDはダンディさんに託したはずです」
「いやいや、この団体の社長は風間新をおいて他にいませんぞ。いつ戻られますかな?」
「ダンディさんにはかないませんね」
私は苦笑せざるを得なかった。
「まあ、それはともかく社長の海外視察のお話でもお伺いしましょうかな」
ダンディさんは私の好きな紅茶を手際よくいれてくれた。ロイヤルアルバートのカップから湯気が立ち、ダージリンのいい香りが鼻腔をくすぐる。
「これはセカンドフラッシュですね」
「さすがですな。香りだけで正解とは」
「ふふ…では紅茶でも飲みながら視察の話でもしましょうか」
私はカップを口に運び、味を楽しむ。
NEW WIND緊急特別興行の後編です。
この試合は、緊急特別興行です。
ちゃんとレッスルのお話なのですよ。
ちゃんとレッスルのお話なのですよ。
2010年 初の短期集中連載 NEW WIND新春特別興行はお楽しみいただけましたでしょうか。