19期生寸評
NEW WINDの19期生はかなり期待できるのではないだろうか。パンサー理沙子、ディアナ・ライアル、レインボー岩城の3人は、3人とも素晴らしい素質を持っているのは間違いがない。
ブラジルからの留学生ディアナ・ライアルはバネが日本人とは違う。投げ技のセンス・飛び技のセンスはかなりのものだ。
まだまだデビューしたてだけに未完成ながらもその資質は歴代のNEW WIND所属選手と比べてもそん色はないだろう。
実はデビューしたてではあるものの、キャリアは長く生活のためにプロレスをしていたという。
ダンディ須永総合コーチが自ら発見し、日本に連れてきたという。体の出来ていない時期に無理をしケガもしていたようだが、ダンディ須永の適切な指導で体は立派に仕上がっている。
日本人には欠けているハングリー精神を持っているだけに今後の成長に期待したい。
パンサー理沙子の資質はさらに上といえるだろう。
デビュー戦であのライラ神威相手に大善戦したことは特筆に値する。品のある顔立ちからは想像もできない強靭な精神力を有していると思われる。
あの投げ技のセンスは素晴らしい。
レインボー岩城は3人の中では一枚劣る印象だが、スター性もあるし応援しやすいタイプ。
アイドル上がりなので、藤島瞳の後継者か…という印象だったが、実はスターライト相羽に近いタイプかもしれない。観客の支持を得られる選手になりそう。
新人王決定リーグ戦を制したパンサー理沙子が今のところ一歩リードといったところだが、ディアナ・岩城の両名との実力差はあまりないといえるだろう。
14期生(サンダー龍子、フォクシー真帆)の世代を最後に、若手が伸び悩む傾向にあったNEW WINDだが、18期生(榎本綾・ライラ神威)19期生と2世代続けて輝きを放ちはじめている。
きっと、まもなくデビューする20期生もまた輝いてくれるだろう。
スカイブルーのリングを照らす大きな星になることを筆者は期待している。
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