うちの主砲として活躍してくれた原が、20年目を持って引退いたしました。
19年目の開始段階で、かなり能力が衰えていたのですが…ひいきポイントをつぎ込みながらなんとか能力をキープして4番サードの聖域を守り続けました。
18年目の段階では3割35本100打点をキープしていたのですが、19年目では.262 24本 71打点 …なんだかリアル原のデビュー年みたいな成績になってますが…とにかくかなり落ち込んでいました。
そして原はこの年の終りにGMに引退を表明してきましたが、GMは首を縦には振りませんでした。
「まだ、夢の続きが残っているだろう?」
そうGMは伝えたのであります。
ちなみにこの段階で…
通算記録は 1902安打(2000本まであと”98”)、380本塁打(400まであと”20”)、1169打点となっていたのです。
つまりGMの意向としては”2000本を達成して欲しい”ということ。
引き際を求めていた主砲も、「ならば」と最後のシーズンに挑むことになったのです。
しかし…一度は引退を決めた身…原のバットは開幕から湿りっぱなしでした。
開幕から打率は1割8分がやっと。来る日も来る日も空振りの三振の山を積み上げることに。
3番二塁の落合、5番捕手田淵が好調なだけに4番の大不振はチームに大きな影響を及ぼし続けることに。
4月が終わってNEW WINDはまさかの最下位に低迷。原のバットからは快音が聞かれないままでした。
「4番は原だ。」
どんなに不振であってもGMおよび監督は原を4番サードで起用し続けます。
”原は4番以外では使わない”これがスターに対する球団の方針なのです。
5月も終わりになるころ、原は久しぶりの本塁打(通算381号)を放ちます。
その日久しぶりのお立ち台で、原は感極まって涙を流し、ファンもまた涙したのです。
5月終わって原は打率1割9分、3本塁打(通算383本塁打)。
リアル世界での通算本塁打を超えることはできたものの、まだ400本塁打までは17本あります。
そして9月になって原は通算2000本安打を達成!!
NEW WINDで達成したのは初めてとあって、原には大きな拍手と歓声が送られたのです。
ペナントレースが終了し、原は引退を選択しました。
今度ばかりはGMも引き留めることをせずに原を快く送り出したのです。
「もしも今度があるのなら、ドラフト1位で獲得したいものだね。」
20年目 打率.220 17本 62打点
通算 2021安打 397本塁打 1231打点
「4番サード原、背番号8」
こうして、このアナウンスは伝説となったのである。
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