「へのつっぱりはいらんですよ!!」
マスクはお決まりのセリフを叫ぶと、勢いよくヘルバトラーズに向かって突っ込んでいった。
「うらああああっ!」
マスクの右腕が唸りをあげてカオスの首を狩る。
「グガッ!!!」
マスクの必殺技であるマッスルナパームの威力にさすがのカオスの一回転して吹き飛んだ。
「お前もだああああっ!」
返す刀でモーガンにマッスルナパームを決めるマスク。
「グハッ!」
モーガンも一回転して吹き飛んだ。
「どおだああああっ!」
拳をにぎって叫ぶマスクに大歓声が上がる。
「マ~ッスル!マ~ッスル!」
「いいぞ~~来島~~」
「フンッ、その程度か。」
カオスはすっくと立ち上がり、効かないなと言わんばかりにコキンと首を鳴らすとお返しのダークスター・ハンマーを右腕で放つ。
「なめるなああああっ!!」
しかしこの剛腕をマスクは自慢の豪腕で迎撃した。
「ぐああああああっ!」
「くおおおおおおおっ!」
リング中央で二人の右腕が交錯し、両者ともに右腕を押えて悲鳴を上げた。
「こなくそおおおおっ!火事場のクソ力~~~っ!」
マスクは気合を入れると左腕のマッスルナパームでカオスの首を再び狩る。
「ふぐっ…」
しかし、カオスはこの一発目を耐えた。
「まだだあああっ!」
マスクはもう一度左腕でカオスの首を狩る。
「ふごっ!」
カオスは衝撃で血を吐きながらもまだ立っている。
「だああああああああっ!!!」
マスクは痛めた右腕でカオスにマッスルナパーム!!カオスの巨体が1回転してリングへと叩きつけられた。
「フォール!!」
マスクはカオスを渾身の片エビ固めに固める。
「フォールだよ!それ、ワンっ! トゥー!」
カオスの体は反応しない。
「ス…」
「クッ!」
これがシングルマッチならきまっていたのだろうが、あいにくこの試合はタッグマッチ。モーガンがぎりぎりカットに入り、ヘル・バトラーズはピンチを脱した。
「邪魔をするなあああああっ!」
マスクは左腕でマッスルナパーム!!
「!!」
それをモーガンは右腕のポセイドンボンバーで迎撃。
「うがあああああっ!」
「くううううっ!」
マスクは左腕を、モーガンは右腕を抑え悶絶。
「モウ両腕が使えまい。終わりだっ!」
モーガンがロープに飛び左腕のポセイドンボンバーを放つ。
「ぐわっ…」
マスクは倒れはしなかったがかなり効いた様子で足元がふらついている。
「カオス!!」
「モーガン!!」
もう一度モーガンがロープへと走り、左腕のポセイドンボンバーをマスクの正面から放つ。
その背後からカオスが左腕のダークスター・ハンマーで襲いかかる。
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誰だ、マスクウーマンを本名で呼んでるのは!!(笑)
てか、グレートが吹っ飛んだWラリアートが~。マスク、がんば~!!