「あなたに新たなる風を送ります。こんばんは、風間新です。」
「いつも心にダンディを。こんばんは、ダンディ須永です。」
社長室へようこそ~風間と須永の「天使の羽ばたき」のタイトルロゴとテーマ曲が流れる。
「それでは本日のゲストを紹介いたしましょうか。」
「そうですな。」
「本日のゲストは…『レッスルエンジェルス妄想ラジオ 祐希子と利美の「天使の囁き」』管理人、豆腐屋の哲さんです。哲さんどうぞ~」
じゃんじゃじゃ~んとマジンガーZのボスの声(声:大竹宏)が流れ、スタジオの扉が開く。
観客から盛大な拍手が送られる中、ちょっぴり恥ずかしそうに入ってくる豆腐屋の哲さん。
「社長室へようこそ、哲さん。」
「恐縮です、風間社長。」
「では、こちらへお座りください。」
プロレス界の重鎮ダンディ須永自ら席へ案内する。
豪華なソファの真ん中に案内され、緊張した面持ちで着席する豆腐屋の哲さん。
「さて、本日の紅茶をお願いしますぞ。」
ダンディさんの合図で、風間社長自らロイヤルドルトンのティーカップに紅茶を注ぐ。
「本日はディンブラの茶葉で入れた紅茶です。ディンブラはすっきりとして飲みやすいんですよ。」
風間社長が慣れた手つきで紅茶を並べる。
「どうぞ。」
「ありがとうございますっ!」
やや震える手でカップを口に運ぶ哲さん。
「あちちっ!」
お約束をかます哲さん。
「おやおや、飲み方が完璧ではありませんなあ。」
ダンディ須永は、スマートに飲む。さすがに紅茶がよく似合う。
「さすがですね。」
「ふふ、慣れですよ。」
「さて、本日のトークテーマに参りましょうか。」
「お願いします。」
「サイコロはいりますかな?」
「いや、いらないですよ。どこの番組ですか(笑)」
「もちろん”すべらない話”ですよね?」
ボケをかます哲さん。
「あはは…普通なら”ごきげんよう”なんですけど、マニアックですねえ。それはともかく、今日のトークテーマは”南利美”です。」
NEW WIND南利美のテーマ曲が流れる。
「最初は…”ゲストにずばり聞きましょう”のコーナーですな。」
「では、豆腐屋の哲さんにずばり聞きましょう。」
「はい!」
「豆腐屋の哲さん…あなたは南利美を愛していますか?」
ドドドーン!
いきなり核心に迫る。
「ぶぶぶっ!」
「あ~っ、ディンブラが(笑)」
「あっ…いや…」
口の周りをぬぐう哲さん。
「い、いきなり核心を突く質問ですね。」
「我々を甘くみないことですな(笑)」
「ふふっ…」
さすがは風間社長とダンディさんのコンビ。番組初の質問がコレとは…
…だが、哲さんもかなりの強豪だった。
「もちろん、愛しています!」
きっぱりと断言する哲さん。
「おおっ、言い切りましたな。」
「どんなところを愛していますか?」
「もちろん、全てです!!!!彼女ほど完璧な女性はいません!」
照れることなくキッパりと断言する哲さん。男である。
「…ところで、それを南の前で直接言えますかな?」
ダンディさんの瞳がキラリと光る。
「も…もちろんです。」
どぎまぎする哲さん。
「ふふ…まだまだお若いですな。」
人生の先輩であるダンディ須永は含みのある笑みを浮かべた。
「完璧ねえ…料理だけはなかなか完璧とはいかないようだけど。」
風間社長はニヤリと笑う。
「そんなことはないですよ、彼女は一生懸命やっています。」
反論する哲さん。
「そうですか…」
「ええっ!!いくら風間社長でも南さんを侮辱することは許しませんよ!!」
憤る哲さん。
「いやいや、落ち着きたまえ哲さん。風間社長は南を侮辱などしていないよ。ただ、思ったこと感じたことをありのままにのべているだけなんだよ。」
「…それがNEW WINDを取材する者の心得であり、私のスタイルだ。」
「たしかに、NEW WINDの南さんは、強烈なチョコレート固めケーキを作ったことがありますよね。でも、うちの南は違う。」
「『このチョコで 完璧におとすわ あなたのこころ』ですかな。何事にも完璧を目指す南が悪戦苦闘している姿が目に浮かびますな。」
ダンディさんは穏やかに話す。
「ですね。南が完璧を目指すのであれば、その何倍いや何十倍もの失敗作があるはずです。」
「もしかしたら、以前我々の意識を羽ばたかせそうになったあのチョコレート固めケーキは…その途中経過だったのかもしれませんな。」
ダンディさんはふふっと笑うと、ロイヤルドルトンのカップを口に運び、ディンブラを味わった。
「そういう考えもありですよね。」
「ところで、風間社長……」
口ごもる哲さん。
「なんでしょう?」
「一つ質問してもいいですか?」
いつになく真剣な表情の哲。
「構いませんよ。」
風間も顔を引き締める。
「風間社長は、南さんの事をどう思っていますか?」 ドドドーン!
これまたストレートな質問である。
「尊敬しています。」
風間社長はまっすぐな瞳で答える。
「ほう…意外な答えでしたな。」
「そうですか?私は南を大事に思っているし、一人のレスラーとして…いえ女性としても尊敬しています。」
「そうですか。」
「ええ。この間の再会試合でさらに尊敬するようになりましたよ。あれだけの試合をしてくれるなんて、思ってもいませんでしたから。」
「再会試合の南さんは凄かったですよね。観戦していて魂が震えましたから。あれだけ女子プロレスに夢中になったのは久しぶりでした。」
「ありがとうございます。その言葉、伊達と南に伝えておきますね。」
「お願いします。」
「さてそろそろ時間ですな。哲さん、最後に一言どうぞ。」
「レッスルエンジェルス妄想ラジオ祐希子と利美の「天使の囁き」毎日絶賛放送中です。ぜひお聞きください。またテーマの投稿、お題への投稿お待ちしています。」
「豆腐屋の哲さん、ありがとうございました~~~!…あ、最後に一つだけいいですか?」
たいして似てもいないコロンボの物真似をする風間社長。
「はい、なんでしょう?」
哲さんは気づかず見事にスルー。風間社長はさびしそうな顔を一瞬浮かべたが…
「パチンコはほどほどに。」
「あちゃっ!」
ベシッとオデコを叩く哲さん。
「では、せっかくですからな…私も一ついいでしょうか…」
こちらもあまり似ていない古畑の真似をするダンディさん。
「はい。」
これも気づかずスルーする哲さん。
ダンディさんは肩を落としたが、すぐに切り替えた。
「放送時間はなるべくなら固定すべきですな。」「あちゃっ!」
「というところでお時間ですな。社長室へようこそ~風間新とダンディ須永の「天使の羽ばたき」お相手は…」
「NEW WIND社長、風間新と!」
「NEW WIND総合コーチ兼、現場監督のダンディ須永がお送りしました。」
「ゲスト出演してくださった、豆腐屋の哲さん、どうもありがとうございました。」
パチチパチパチパチと客席から拍手が送られる。
「社長室へようこそ~風間新とダンディ須永の「天使の羽ばたき」では、ゲスト出演してくださる社長様、管理人さんを募集しています。」
「出演を希望される方は、登場希望ネームおよびトーク内容を明記の上、ご応募ください。なお、トークテーマはホスト役が会話できる内容になります。」
「というわけで、次回があればお会いしましょう。」
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いや~、自分はこんなイメージなんですね・・・・
うん、あってます(笑)
しかし、自分が「すべらない話」好きだと良く判りましたね~
実際に、記事書く時、年末の特番を流しながら書くことが多いです
南さんに対する思いは・・・まあ、説明するまでも無いですね
この番組での発言そのままです。憤る所も含めて(爆)
最後のお言葉に付いては善処します(笑)
そうそう、「NEW WIND」の南さんに付いては、風間社長なら旦那でも良いと思ってます。きっと、幸せになれるでしょうから
まあ、あくまでも「NEW WIND」の南さんならですけどね!!