NEW WIND社長 風間新 手記「新たなる夢のはじまり」より
※こちらはレッスルエンジェルスサバイバー2のリプレイとなります。
旧作版のNEW WINDとはお話上のつながりはありませんが、登場人物などは一部同じものを使用しています。
◇1年目総括◇
「珍しいですな、社長が過去を振り返るなんて。」
ダンディさんは驚きを隠せない。
「いやね、”応援ぺえじ”を読んでいると「うーん、うちも必要かな」なんて思ってね。」
「まあ、今回の社長の手記は回数が多いですらかな。振り返りも必要かもしれませんな。」
ダンディさんは納得してくれたようだ。
「さて、小鳥遊と北条というヒール&ベビーの両エースを中心としたユニット闘争をメインにするつもりだったんだが…」
「時期尚早でしたな。」
ダンディさんはサクッという。
「まあね。正直ここまでWWCAの選手が手ごわいとは思わなかった。」
「リリィ&コリィのスナイパーシスターズはもちろん、ダイナマイト・リン選手もかなりの実力者ですからな。」
「そう。フリー契約のバニー・ボンバーも含め、うちの所属選手たちはかなり負けたからね。」
序盤はほとんど負けっぱなしで、勝てば話題になるくらいの実力差があった。
「バニー選手やリン選手にはかなり勝てるようにはなっていますが、スナイパーシスターズはシングルでもタッグでも強敵のままですからな。」
「シングルでコリィから3つとったのは小鳥遊と北条くらいですかね。」
「さすがはNEW WINDの2大エースといったところでしょうかな。」
「ですね。もっともファンの間では”小鳥遊がエース、十六夜が2番手”という評価が大勢を占めているようです。」
我々の感覚ではエースは小鳥遊、二番手は北条なのだけども、世間的な評価というものは意図とは違うことが多い。
「十六夜はパワーもありますし、実際北条を破ってますからな。そう見られても仕方ないのかもしれませんが、私は若手の中ではナンバー1という評価です。団体的にはナンバー3といったところでしょう。」
「朝比奈はタッグの実績はありますけどね。シングルでは十六夜ほどの実績がないですからね。」
「一応序列をつけるならば…小鳥遊、北条、十六夜、朝比奈の順でしょうかな。そのあとが市ヶ谷…というところでしょうけど祐希子&ソニック&南もほとんど差はありませんな。」
「祐希子たち3人も確実に力をつけていますし、その証拠に朝比奈はすでに南以外の全員にフォールを奪われていますからねえ。」
朝比奈は上とも互角に戦えるが、下ともいい試合をするという名勝負メーカーになりつつある。特にソニックを苦手としている為勝ったり負けたりを繰り返している。
「ともかく今年は対外国人が主なテーマでしたが、2年目はもう少し所属選手同士のぶつかり合いになってほしいですね。」
「ですな。NEW WINDがより大きくなるためにはそれが必要ですぞ。」
「でもこの一年で大きく成長しましたよ。試合も毎月毎月よくなっているし、それにつれて集客もあがっていますからね。」
「ですな。500人会場でも大苦戦だった旗揚げ直後がうそのように今は3000人会場もフルハウスにできますからな。」
でもここで満足をするわけにはいかない。
「そうですぞ。我々は常に新たなる風を吹かせ続けねばなりませんからな。」
「ええ。それがNEW WINDですからね。」
こうしてNEW WINDの一年目は終わりを告げ、次回から新たなるステージに突入することになる。
◇1年目終了時点 NEW WIND陣容◇
社長(育成コーチ兼任)=風間新
現場監督&総合コーチ =ダンディ須永
社長秘書&広報担当 =井上霧子
◇主要団体スタッフ◇
仲間(リングアナ)、トニー館(チーフレフェリー)、レインボー岩城(レフェリー兼トレーナー)
◇所属選手◇
ガルム小鳥遊、ロイヤル北条、十六夜美響、オーガ朝比奈、ビューティ市ヶ谷、マイティ祐希子、ソニック・キャット、南利美
◇獲得タイトル◇
WWCA認定世界タッグ王座=ガルム小鳥遊&オーガ朝比奈
◇風間社長より2年目への期待◇
あまり手記に登場できなかった、市ヶ谷・祐希子・ソニック・南の登場回数が増える(リング上で結果を残してくれる)ことを期待したい。
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コメント
や、最初の1年は朝比奈の出番が多くて嬉しかったです~♪ 3度目の正直でようやく掴んだタッグベルトや、大将とのシングルマッチは感動的でした。
でも後輩もぐんぐん伸びてきてるし、来年以降は大変だろうなぁ(^^;。追い越されないよう、ガンバレ~~。
でも後輩もぐんぐん伸びてきてるし、来年以降は大変だろうなぁ(^^;。追い越されないよう、ガンバレ~~。
南さ~ん、祐希子~頑張っておくれ~