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2017/11/21 00:40 |
新たなる風の物語 第49話「新しい仲間」

NEW WIND社長 風間新 手記「新たなる夢のはじまり」より 

 ※こちらはレッスルエンジェルスサバイバー2のリプレイとなります。
 旧作版のNEW WINDとはお話上のつながりはありませんが、登場人物などは一部同じものを使用しています。




「みんな集まったな。」
「おう。ちゃんと時間どおりだぜ。」
 小鳥遊が時間を管理している以上遅れるわけはないだろうな。
「今日集まってもらったのは他でもない。君たちに新しい仲間を紹介するぞ。」
「へえ、新人をとるっていう噂は聞いていたけどな。」
「後輩か?楽しみだな。」
「カレー好きかしら。」
 口々に言葉を発する選手たち。
「そろそろいいかな?」
 選手たちは口をつぐみこちらを見た。
「では紹介しよう。桜崎美咲君だ。」
「はじめまして。桜崎美咲です。」
 紹介と同時に道場に入ってきた桜崎は丁寧なお辞儀をした。。
「ようこそNEW WINDへ。私はロイヤル北条だ。我々は貴女の入団を心より歓迎する。」
 北条は右手を差し出す。
「ありがとうございます。北条お嬢様。」
 桜崎は両手で握手に宇応じた。
「…お嬢様?」
 北条は桜崎の物言いに首を傾げた。
「いやね、桜崎にはある特徴をつけて売り出すつもりなんだ。」
「ある特徴…ですか?」
 北条は首をひねる。
「ああ。詳細はデビューが決まったら発表するよ。」
 今はまだ発表する時期ではないからね。
「ずいぶん気の早い話だな。見たところ体も出来てないようだけど。」
 小鳥遊が心配そうに桜崎を見る
「確かに。何かバックボーンでもあるのでしょうか?」
 北条もそれに同調する。
「いえ残念ながら…北条お嬢様や市ヶ谷お嬢様のようなものはありません。」
「格闘技未経験か。」
「ケンカ屋だったとか?」
「いやそういうわけでもありません。祐希子お嬢様。」
 ケンカ屋だったのは祐希子自身だろうに。
「桜崎は特に経験はない。だからしばらくは練習生として扱うつもりだ。」
「練習生?」 
「ああ。それに言い忘れていたが桜崎は今高校3年生だしね。一応高校は卒業させたいというご両親の希望もあるんでね。」
「えー私たちより年上なの!?」
 祐希子がびっくりした顔になる。
「そういうことだ。なお桜崎は福岡の学校に転校することになっている。」
「じゃあここから学校に通うんだ。」
「はい。」
 桜崎はコクンと頷いた。
「桜崎は学校に通いながらプロとして通用する肉体を作っていくことになる。」
「じゃあ時間はかかりそうだな。」
「ダンディさんともいろいろ話したのだが、本人のためにもじっくりと鍛えていく。」
「それでいいと思う。私は賛成だね。」 

 こうしてNEW WIND9人目の選手候補として桜崎美咲が加わった。
デビューはまだ先だが、デビュー目指して日々厳しい練習に耐えている。きっと桜が咲くころにはデビューできるだろう。


 さて今月のリング上の動きを少し書いておこう。
まずリーグ戦3位に終わった市ヶ谷だが、試練の対外国人選手4番勝負を行った。
 所詮のダイナマイト・リンとの試合に惜敗した市ヶ谷は続くエミリー・ネルソンとの試合にも敗れてしまう。
 さらに市ヶ谷は今度こそとリンとのリマッチに挑んだが…またもや敗北。
「こんなことはありえませんわ。」
 市ヶ谷が屈辱に震える。
最終戦で組まれたバニーとの試合には勝ったが、市ヶ谷は4番勝負を1勝3敗と大き負け越してしまった。 
「納得いきませんわ。社長、私に海外遠征の許可をくださいませんこと?」
 よほどこの負け越しが悔しかったのだろうな。
「海外遠征?」
「そうですわ。しばらくの間私はWWCAへ遠征したいのです。」
「ずいぶん急だな。」
 だが市ヶ谷の考えは悪くない。
「まあそれもアリだろう。ダンディさんに伝えて手配してもらうよ。」
「よろしくお願いしますわ。」
 こうして市ヶ谷のWWCA遠征が決定した。
いや遠征というのは少々違うかな。今回はプロレス留学といった方が正解だろう。この留学をきっかけにして市ヶ谷には大きく伸びてもらいたい。


第50話へ
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2009/01/04 18:00 | Comments(0) | サバイバー2リプレイ NEW WIND編

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