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2017/06/29 04:08 |
『鏡さんと僕』 最終話「ボクニデキルコト」 
 フレイア鏡親衛隊・綾瀬さとる 手記『鏡さんと僕』より

 
※このお話は実際のプレイ結果を管理人オリジナルの設定を使って補完し、お話としたものです。
「そう。さとるさんなら出来る、いえ、さとるさんにしか頼めないことなの。」
 右手で僕の頭を撫でながら鏡さんは妖艶な声で囁く。


 こんな頼まれ方をしたら誰だって・・・ね。
「は、はい。な、なんでしょうか?」
「私の・・・社長になってくださいませんこと?」
 耳元で囁かれ、僕は完全に陥落した。
「は、はい。鏡さん。」
「では、これにサインしてくださらないかしら・・・」
 鏡さんは僕に契約書を提示して名前を書くように指示してきた。
 もちろんこの時の僕は・・・まともな思考であるはずもなく、言われるがままに署名し、ご丁寧に捺印までしてしまった。
「ありがとう、さとる社長。これからよろしくお願いしますわ。」

 えっ!社長って???

「あら、たった今この契約書にサインなさったでしょう? 私のプロレス団体『レジェンド・オブ・ミラー』、略してLOM。この団体の社長は、さとるさんですわよ。」
「プ、プロレス団体の社長???」
「詳しくは私が説明いたします。」 という凛とした声がして、鏡さんではない女性が奥から現れた。
「あ、あなたは・・・」
「あらご存知なのね、さとる社長。そうあの伝説のライオネス霧子こと、井上霧子さん。私のマネージャーであり、今夜からはさとる社長の秘書ですわ。」
「よろしくお願いしますね、さとる社長。それにしてもフレイアさんは誑かすの上手いですね。」
「なんなら、ご教授してあげてもよくってよ?」
「ふふ。そのうちね。」

 

こうして僕は、いきなりプロレス団体LOMの社長に祭り上げられた。
もっとも実権なんてないし、ただのお飾りにすぎないけど、それでもあの憧れの鏡さんの傍にいられるんだ。
 僕は幸せを感じながら、慣れない仕事に向き合うことになった。

「さとるさん、お願いがありますの。」
 今日も僕は鏡さんの為、そしてLOMのメンバーの為に走りまわる。

LOMの初期所属メンバーは鏡さんの他に、村上千春&千秋の極悪非道双子姉妹、寒い冬でも暑くする燃える女真田美幸、そして鉄道好きの合気道少女保科優希、飛べない軽業師成瀬唯の6人だった。
 正直九州のNEW WINDに比べると小粒なメンバー揃いだけど、個性なら負けていない。
「うふふ、今日はどの子を泣かそうかしら・・・」
 一番個性が強いのは鏡さんだね。
「決めましたわ、今日はさとる社長に泣いて頂きますわ。」
 鏡さんはニヤリと笑った。
「うそだろ?」
「嘘じゃありませんわ。まだまだ時間はありますから、た~っぷりサービスしてあげますからたくさん泣いてくださいまし。」
「うわあっ!」

 プロレス団体LOMは鏡さんによる鏡さんのための団体。
すべては鏡さんの御心のままに・・・

「あああっ!」
「そうそう、もっといい声でお泣きなさい、さとるさん♪」

 

 LOM編 (完)


  




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2007/08/15 19:57 | Comments(0) | 短編リプレイ

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