「隊長・・・ううっ・・・」
「どうした永沢?なにを泣いているんだ?」
軍団司令部へとやってきた私を泣き顔の永沢が待ち構えていた。
「私・・・引退します・・・」
「どうした永沢?なにを泣いているんだ?」
軍団司令部へとやってきた私を泣き顔の永沢が待ち構えていた。
「私・・・引退します・・・」
「ほ、本気か?」
「はい・・・」
永沢の顔は嘘を言っている顔ではなかった。
軍団NEW WINDの大黒柱として活躍してくれた永沢舞の引退表明。
しばらく前に「限界かもしれない」と呟いていたのはやはり本気だったか。
どうしても勝てなかったアカデメイアさんの朝比奈愛海選手に3度目の挑戦で勝利し、嬉しそうに笑った笑顔を私は忘れることはないだろう。
多分あの時、引退を決意したのではないだろうか。
「隊長、隊長ってば!」
「な、なんだ永沢?」
「も~、人が真面目に話しているんだから、真剣に聞いてください!」
「すまん・・・でも本当に引退を考えていたなんて思わなかったな。」
私は呟くようにいった。
「そりゃあ、舞にだって限界はありますアリマス。気持ちはあっても体がついてこないんですから。」
「そうか・・・」
「それでもやるだけのことはやったし、最後の試合も勝って終われたし、後悔はありませんアリマセン。」
永沢の最後の試合は、月の王国女子さんとの軍団戦の大将戦VS藤島瞳戦だった。
必殺のテキーラサンライズで勝利を収めている。
「そういうことなら、仕方ないな。」
「隊長、舞がいなくなっても泣かないでくださいね。」
おお、泣かせるセリフだなあ。
「泣くよ。」
「えっ?」
永沢の表情が変わる。
「本当ホントですか?」
「もちろん、霧子君の水着が拝めなくなるじゃないか。」
そう、軍団NEW WINDで固有バカンスがないのは永沢だけだったのだ。
「ひ、ひどい!ヒドイ!」
「なんてな、冗談だよ。団体NEW WINDでも、軍団NEW WINDでもよく頑張ってくれたよね。そんなお前がいなくなるとやっぱり寂しいよ。」
「泣かないでくださいね。」
「泣かないよ。」
私はきっぱりと言った。
「泣いてくださいよ!」
「今、自分で泣くなって・・・」
「舞だって本当は泣きたいんです!大好きな隊長とお別れするんだから哀しいんですっ!」
「永沢・・・」
永沢の目に涙が浮かぶ。
「でも舞が哀しんだら、隊長も哀しいでしょう?」
さて、どう答えようか。
A:「えっと・・・」と答えに詰まる。
B:「そうだな」と優しく答える。
C:「もちろんさっ!」と言い、襲いかかる。
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強い投げ技使いという事でLv9ジャーマンを
手に入れるべく密かに相羽が師事してもらいに
行ってましたが「未熟ミジュク」とあしらわれました
いまだに習得できてません
選択肢は…普通に順番どおり見ました
なので、Aを最初に選んだ自分は冷徹隊長ですね
うちの場合は某所や某所と逆で石川の方が想う立場になってます
バカンスで褒めるのはおむすびばかり…だって冷徹だもの…
それから、今頃になってからですが、8万ヒットおめでとうございます