NEW WIND社長 風間新 手記「新たなる夢のはじまり」より
※こちらはレッスルエンジェルスサバイバー2のリプレイとなります。
旧作版のNEW WINDとはお話上のつながりはありませんが、登場人物などは一部同じものを使用しています。
◇4日目◇
ビューティ市ヶ谷 VS 十六夜美響
市ヶ谷はいいところなく敗退。十六夜との現時点における実力の違いを見せつけられる結果となってしまった。
×ビューティ市ヶ谷(12:35 カラミティボム)十六夜美響○
ソニック・キャット VS 南利美
初勝利へ南が猛攻をみせたが仕留めきれず、最後はヘッドシザースホイップ2連発からフライニングニールキック、エルボーと畳みこんだソニックの前に沈む。
○ソニック・キャット(20:36 エルボー→体固め)南利美×
マイティ祐希子 VS オーガ朝比奈
朝比奈のバックフリップ2連発であっさり結着。余裕の勝利をおさめる。
×マイティ祐希子(10:57 バックフリップ→片エビ固め)オーガ朝比奈○
◇最終日◇
南利美 VS ビューティ市ヶ谷
ここまで全敗の南は初勝利を狙う。対する市ヶ谷は優勝の可能性はなくなったが、今後のためにも全敗の南に負けることは許されない。
市ヶ谷のハンマーブローで始まったこの試合、すぐさま南がスリーパーでお返し。
一度はパワーで振りほどいた市ヶ谷だったが、南はあきらめずに再度スリーパーを極める。
「しつこいですわっ!」
市ヶ谷はこれを首投げで切り返すと、ダウンした南の喉を引っ掴んで高々と持ち上げると強引な喉輪落とし!!
「がふっ!」
受けのタイミングを外された南は苦悶の表情を浮かべた。なんとか起きあがったものの、南の動きは鈍い。
「いきますわよっ!」
市ヶ谷はDDT、チョップとたたき込み、さらにもう一発喉輪落とし!!
「まだまだですわっつ!」
あえてフォールにはいかず、ふらふらと起き上がった南に剛腕一閃!強烈なラリアットを食らった南はたまらずダウン。
「オーホッホッホ!」
勝利を確信したか、余裕の高笑いをする市ヶ谷。
「オーホッホ…ぐっ…」
しかしこれで終わる南ではない。油断している市ヶ谷を素早く捕えると、必殺アンクルホールド。
「こざかしいですわっ!」
市ヶ谷は長身を利して右手でサードロープを掴む。
「甘いわね麗華。」
南はすぐに市ヶ谷を引き戻し、もう一度必殺のアンクルホールド!
「くううううっ!」
市ヶ谷はもう一度ロープへとにじり寄った。
「しぶといわね!」
南はさらにスリーパーで絞め上げる。
「こんなもの、こうしてくれますわっ!」
市ヶ谷はスリーパーを極めている南の喉を掴むと、喉輪落としの体勢に入る。
「!」
「ぐうううっ…」
しかしそれを脇固めに切り返す南。
「小癪なマネを!」
脇固めの切り返しはお手の物の市ヶ谷は素早くこれを切ると、ドロップキック、DDTとたたみかける。
「くっ…」
南は場外に転がり落ちるが、市ヶ谷は悠然とそれを追う。
「起きなさいっ!
エプロンサイドに立った市ヶ谷は場外でダウンする南目がめてジャンプしギロチンドロップを落とした。
「がはっ…」
予想外の攻撃に南の動きがとまる。
「せいっ!」
市ヶ谷はダウンしたままの南に対し、助走をつけて低空ドロップキック!!南の顔面を打ち抜く。
「お戻りなさい。」
市ヶ谷は顔を抑えダウンしている南をリング内に戻す。
「さあいきますわよっ!」
髪の毛を引っ掴んで無理やり引き起こすと、市ヶ谷は助走をつけて南へ走り込む。
「はっ!」
だが南がソバットで迎撃!
「効きませんわねっ!」
市ヶ谷はダウンせず、その場飛びのジャンピングニーを叩き込み、3カウントを奪った。
×南利美(12:22 ジャンピングニー→体固め)ビューティ市ヶ谷○
南はこれで5戦全敗、市ヶ谷は3勝2敗でリーグ戦を終了した。
第45話へ
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これは、集中的に特訓でもしないと差が付くばかりですねぇ
試合に勝てないと成長が遅くなる⇒更に差が開く⇒勝てなくなる・・・悪循環ですねぇ
一応、ソニに連勝した事もあるようなので今後に期待ですね
負けず嫌いな南さんがこのままで終わる訳無いですからね
よし、気持ちを切り替えてこれからもっと応援しよう!!
南さん頑張れ~、それと、祐希子も頑張れ~