☆注意喚起情報☆
このお話はレッスルエンジェルスサバイバー リプレイ『NEW WIND編』およびその続編である『栄光のスターロード編』の設定を受け継いでいますが、このお話は『NEW WIND』のお話ではありません。
また、登場人物の設定は前述の『NEW WIND』での設定を受け継いでおり、公式とは違う設定がなされています。
本来なら先輩であるはずの登場人物が、後輩として登場したりしますのでその点についてはご留意ください。
また基本的にこのお話は管理人のオリジナルであり、リプレイではありません。
ただし、外伝という位置づけですので、リプレイの設定を受け継いでいます。
リプレイでいえば、13年目4期生永沢舞の引退後あたりを舞台に展開していきます。
以上注意喚起情報を留意の上、つづきへとお進みください。
※感想はOKというか歓迎しますが、苦情は一切受け付けませんので、あらかじめご留意ください。
管理人 N
このお話はレッスルエンジェルスサバイバー リプレイ『NEW WIND編』およびその続編である『栄光のスターロード編』の設定を受け継いでいますが、このお話は『NEW WIND』のお話ではありません。
また、登場人物の設定は前述の『NEW WIND』での設定を受け継いでおり、公式とは違う設定がなされています。
本来なら先輩であるはずの登場人物が、後輩として登場したりしますのでその点についてはご留意ください。
また基本的にこのお話は管理人のオリジナルであり、リプレイではありません。
ただし、外伝という位置づけですので、リプレイの設定を受け継いでいます。
リプレイでいえば、13年目4期生永沢舞の引退後あたりを舞台に展開していきます。
以上注意喚起情報を留意の上、つづきへとお進みください。
※感想はOKというか歓迎しますが、苦情は一切受け付けませんので、あらかじめご留意ください。
管理人 N
NEW WIND外伝 第6話「決着」
「ハアッ!」
須永は素早く足を離すとダッシュしてエルボーを叩きこむと、エルボーを連打。
関野は蹲る堀へ、パンチと前蹴りを連打で叩き込む。
「ハアッ!ハアッ!」
「しょお!しょお!」
「いくぞっ!」
「命令すんなっ!」
須永は高速のフロントスープレックスを、関野は低速のダブルアームスープレックス(テキサススープレックス)をそれぞれ決める。
ボロボロになった若手二人の猛反撃に場内が沸く。
「須永っ!」
「おう!」
無理やり相手を引き起こすと、須永はパンサーを関野に向かって振り、関野は堀を須永に振る。
「ハアッ!」「しょお!」
須永のジャンピングネックブリーカーが堀に、関野のヒップアタックがパンサーに決まる。
「ハアッ!」「しょお!」
今度はお互いクロスするようにダッシュして、関野は堀に頭突きを落とし、須永は前転してギロチンドロップを落とす。
「わああああっつ!」
俄然盛り上がる場内。
「いくぞっ!」
「だから命令するなっ!」
二人はコーナーへ登る。
もちろん、須永はコーナーを駆け上がり、関野は「よいっしょ」と登った。
「ハアッ!」「しょお!」
須永はローリングセントーン、関野はダイビングヘッドバット!
「舐めるなあっ!」
堀はなんとチョップで関野の頭突きを迎撃。関野は大ダメージを受けてしまう。
「ぐうっ。」
須永のローリングセントーンは避けられてしまい、須永は腰を強打してしまった。
「遊びは終わりだっ!」
堀が吼え、関野の顔面に強烈な縦割りチョップを叩きこむと、ぶっとい腕でスリーパーを仕掛けた。
「今度こそ決めろ、パンサー!」
「おう。」
パンサーは須永を引き起こすとミドルキックを連打。
そして須永がバランスを崩したところで、ハイキックを放つ。
「ハアッ!」
須永はそれをまたもキャッチし、今度は即その足を捻った。
ドラゴンスクリューだ。
「うぐっ・・」
パンサーはヒザを押さえて呻く。どうやらパンサーはこの技の防御方法を知らないようだ。
「ハアッ!」
須永はここでドラゴンスリーパー。
「なんでそこでドラゴンスリーパーなの?」
藤島が不思議そうな顔をする。
「確かにそうね。普通はドラゴンスクリューからなら足4の字固めや、膝十字固めといった技につなげるわね。」とハイブリット南。
「それはね、私が飛龍裸絞め・・・ドラゴンスリーパーが好きだったからさ。」
須永のドラゴンスリーパーがガッチリと決まりパンサーの動きが止まった。
「お・と・せ!お・と・せ!」
ファンが無責任な声援を飛ばす。
「チッ!」
堀はスリーパーをといて須永へと突進する。
「行ったぞ!」
関野が声にならない声を飛ばす。
「かかったな。」
須永はさっとドラゴンスリーパーを解くと、突進してくる堀をDDTでマットに突き刺した。
「関野!」
「だから・・・命令するなあっ!」
文句をいいながらも関野は堀の顔面にケツをこすりつけてから、胴絞めスリーパー! 堀の動きを封じた。
「いい気になるなっ!」
強烈なハイキックを叩きこみ、須永に片ヒザをつかせたパンサーはロープへと走る。
「終わりだあっつ!」
勢いをつけたカカト落とし!
「甘いっ!」
須永はさっとバックステップでカカトを交わし、一気に間合いを詰めてジャンプ。
パンサーの両肩に乗り、足で頭を挟むと、勢いをつけて後方に回転する。
「須永の後方回転エビ固め!カウントが入る!」
バンッ! バンッ!・・・ バンッ!
「ウカラン・ラナで勝者、ダンディ須永!」
盛大な拍手が沸き起こる。
関野源吉、ダンディ須永、まだ若い二人がタッグ王者を破りSPWタッグ王者に。
「くそっ!上手い事やりがやがったな。俺は認めないぞ。」
「スリーはスリーだ!」
関野が指を3本突き立てアピールする。
「うるさい。どっちが真の強者かは、見ればわかるだろう。お前らは血だらけのボロボロで、こっちは元気だ。」
「おいおいおいおい、堀さん。」
須永がマイクでアピールする。
「あんた、プロレスのルールわかってんの?」
須永のこの言葉に会場から笑い。
「3カウント、ギブアップ、リングアウト、KO、反則勝利・・・このどれであっても勝ちは勝ちなんだよね。堀さんの求める豪快な3カウントもあれば、今のような『芸術的な3カウント』だってあるんだよ。」
正論に拍手が沸き起こる。
「なんなら、相手してやってもいいよ、堀さん。この試合に不服なら、タッグ王座に挑戦しておいでよ。まあ、パートナーのパンサーさんはしばらく試合できないかもしれないけど。それとも、俺たちが堀さんのシングルベルトに挑戦してもいいんだけどな。どうですか、お客さん!」
「堀~!こいつらの挑戦受けてやれ~!」
「堀~お前の豪腕でこいつらを血祭りにあげろ~!」
「堀さん、お客さんはこう言っていますよ。エースのあなたが、ファンの期待を裏切っていいんですか?」
「面白い、受けてやるよ。リーダーの関野から受けてやる。お前ら二人、俺のチョップで赤い雨を流すことになるぜ。」
「今日はここまでだ。グッドラック!」
ダンディさんは唐突に言うと、さっと立ち上がる。
「また続きが気になるところで終わり?ダンディさんひど~い。」
藤島が抗議するが、すでにダンディさんは姿を消していた。
「最後がウラカンですか。渋いですね。」
「なるほど、強い相手を倒す方法は色々あるってことですね。」
相羽はうなずきながらつぶやく。
「和希、まさか丸め込んで私からベルトを奪おうなんて考えてないよな?」
吉田の目が鋭く光った。
「あははは・・・」
☆登場人物紹介☆
堀雄也 185cm 120kg(264パウンド)
トンガ出身という触れ込みで、日本人離れした浅黒い肌をしており、髪は地毛は黒髪なのだが金色に染めている。
明らかに顔立ちはベビーではないが、なぜかSPWではベビーエースとして君臨している。
ファイトスタイルはチョップ+パワー。
『百通りのチョップを持つ男』と呼ばれており、チョップをあらゆるシーンで繰り出してくる。
☆得意技☆
逆水平チョップ、袈裟斬りチョップ、モンゴリアンチョップ、クロスチョップ、脳天唐竹割り、耳そぎチョップ、スピニングチョップ、起き上がり小法師チョップ、顔面チョップ、手刀落とし、ダイビングチョップ、『トンガの赤い雨』、トマホークチョップ など
「ハアッ!」
須永は素早く足を離すとダッシュしてエルボーを叩きこむと、エルボーを連打。
関野は蹲る堀へ、パンチと前蹴りを連打で叩き込む。
「ハアッ!ハアッ!」
「しょお!しょお!」
「いくぞっ!」
「命令すんなっ!」
須永は高速のフロントスープレックスを、関野は低速のダブルアームスープレックス(テキサススープレックス)をそれぞれ決める。
ボロボロになった若手二人の猛反撃に場内が沸く。
「須永っ!」
「おう!」
無理やり相手を引き起こすと、須永はパンサーを関野に向かって振り、関野は堀を須永に振る。
「ハアッ!」「しょお!」
須永のジャンピングネックブリーカーが堀に、関野のヒップアタックがパンサーに決まる。
「ハアッ!」「しょお!」
今度はお互いクロスするようにダッシュして、関野は堀に頭突きを落とし、須永は前転してギロチンドロップを落とす。
「わああああっつ!」
俄然盛り上がる場内。
「いくぞっ!」
「だから命令するなっ!」
二人はコーナーへ登る。
もちろん、須永はコーナーを駆け上がり、関野は「よいっしょ」と登った。
「ハアッ!」「しょお!」
須永はローリングセントーン、関野はダイビングヘッドバット!
「舐めるなあっ!」
堀はなんとチョップで関野の頭突きを迎撃。関野は大ダメージを受けてしまう。
「ぐうっ。」
須永のローリングセントーンは避けられてしまい、須永は腰を強打してしまった。
「遊びは終わりだっ!」
堀が吼え、関野の顔面に強烈な縦割りチョップを叩きこむと、ぶっとい腕でスリーパーを仕掛けた。
「今度こそ決めろ、パンサー!」
「おう。」
パンサーは須永を引き起こすとミドルキックを連打。
そして須永がバランスを崩したところで、ハイキックを放つ。
「ハアッ!」
須永はそれをまたもキャッチし、今度は即その足を捻った。
ドラゴンスクリューだ。
「うぐっ・・」
パンサーはヒザを押さえて呻く。どうやらパンサーはこの技の防御方法を知らないようだ。
「ハアッ!」
須永はここでドラゴンスリーパー。
「なんでそこでドラゴンスリーパーなの?」
藤島が不思議そうな顔をする。
「確かにそうね。普通はドラゴンスクリューからなら足4の字固めや、膝十字固めといった技につなげるわね。」とハイブリット南。
「それはね、私が飛龍裸絞め・・・ドラゴンスリーパーが好きだったからさ。」
須永のドラゴンスリーパーがガッチリと決まりパンサーの動きが止まった。
「お・と・せ!お・と・せ!」
ファンが無責任な声援を飛ばす。
「チッ!」
堀はスリーパーをといて須永へと突進する。
「行ったぞ!」
関野が声にならない声を飛ばす。
「かかったな。」
須永はさっとドラゴンスリーパーを解くと、突進してくる堀をDDTでマットに突き刺した。
「関野!」
「だから・・・命令するなあっ!」
文句をいいながらも関野は堀の顔面にケツをこすりつけてから、胴絞めスリーパー! 堀の動きを封じた。
「いい気になるなっ!」
強烈なハイキックを叩きこみ、須永に片ヒザをつかせたパンサーはロープへと走る。
「終わりだあっつ!」
勢いをつけたカカト落とし!
「甘いっ!」
須永はさっとバックステップでカカトを交わし、一気に間合いを詰めてジャンプ。
パンサーの両肩に乗り、足で頭を挟むと、勢いをつけて後方に回転する。
「須永の後方回転エビ固め!カウントが入る!」
バンッ! バンッ!・・・ バンッ!
「ウカラン・ラナで勝者、ダンディ須永!」
盛大な拍手が沸き起こる。
関野源吉、ダンディ須永、まだ若い二人がタッグ王者を破りSPWタッグ王者に。
「くそっ!上手い事やりがやがったな。俺は認めないぞ。」
「スリーはスリーだ!」
関野が指を3本突き立てアピールする。
「うるさい。どっちが真の強者かは、見ればわかるだろう。お前らは血だらけのボロボロで、こっちは元気だ。」
「おいおいおいおい、堀さん。」
須永がマイクでアピールする。
「あんた、プロレスのルールわかってんの?」
須永のこの言葉に会場から笑い。
「3カウント、ギブアップ、リングアウト、KO、反則勝利・・・このどれであっても勝ちは勝ちなんだよね。堀さんの求める豪快な3カウントもあれば、今のような『芸術的な3カウント』だってあるんだよ。」
正論に拍手が沸き起こる。
「なんなら、相手してやってもいいよ、堀さん。この試合に不服なら、タッグ王座に挑戦しておいでよ。まあ、パートナーのパンサーさんはしばらく試合できないかもしれないけど。それとも、俺たちが堀さんのシングルベルトに挑戦してもいいんだけどな。どうですか、お客さん!」
「堀~!こいつらの挑戦受けてやれ~!」
「堀~お前の豪腕でこいつらを血祭りにあげろ~!」
「堀さん、お客さんはこう言っていますよ。エースのあなたが、ファンの期待を裏切っていいんですか?」
「面白い、受けてやるよ。リーダーの関野から受けてやる。お前ら二人、俺のチョップで赤い雨を流すことになるぜ。」
「今日はここまでだ。グッドラック!」
ダンディさんは唐突に言うと、さっと立ち上がる。
「また続きが気になるところで終わり?ダンディさんひど~い。」
藤島が抗議するが、すでにダンディさんは姿を消していた。
「最後がウラカンですか。渋いですね。」
「なるほど、強い相手を倒す方法は色々あるってことですね。」
相羽はうなずきながらつぶやく。
「和希、まさか丸め込んで私からベルトを奪おうなんて考えてないよな?」
吉田の目が鋭く光った。
「あははは・・・」
☆登場人物紹介☆
堀雄也 185cm 120kg(264パウンド)
トンガ出身という触れ込みで、日本人離れした浅黒い肌をしており、髪は地毛は黒髪なのだが金色に染めている。
明らかに顔立ちはベビーではないが、なぜかSPWではベビーエースとして君臨している。
ファイトスタイルはチョップ+パワー。
『百通りのチョップを持つ男』と呼ばれており、チョップをあらゆるシーンで繰り出してくる。
☆得意技☆
逆水平チョップ、袈裟斬りチョップ、モンゴリアンチョップ、クロスチョップ、脳天唐竹割り、耳そぎチョップ、スピニングチョップ、起き上がり小法師チョップ、顔面チョップ、手刀落とし、ダイビングチョップ、『トンガの赤い雨』、トマホークチョップ など
PR