忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2017/06/28 14:34 |
新たなる風の物語 第7話「第2WIND~因縁の二人(前編)」

NEW WIND社長 風間新 手記「新たなる夢のはじまり」より 

 ※こちらはレッスルエンジェルスサバイバー2のリプレイとなります。
旧作版のNEW WINDとはお話上のつながりはありませんが、登場人物などは一部同じものを使用しています。


第2WIND NEW WINDネオ・ソウル・バトル15分1本勝負

  マイティ祐希子 VS ビューティ市ヶ谷

 第2WINDにラインナップされたのは、市ヶ谷と祐希子の因縁の対決だ。
 新人テスト以来、ことあるごとに二人はぶつかり続け、お互いを強烈に意識している。であれば、これを活かさない手はないだろう。
 この二人はライバルになる運命と私は見ている。だからこそデビュー戦で二人をいきなりぶつけたのだ。

「あの貧弱娘とシングルですか。いいでしょう、実力の違いをみせつけてやりますわ。」
「埼玉とシングルか。望むところよ。あいつにずっと忘れられない敗北を刻みつけてやるわ。」
 心配なのは、お互いを意識しすぎて試合にならないというケースだけだな。

この試合、一般の観客の興味はビューティ市ヶ谷に集中していた。
それはそうだろう。あの市ヶ谷財閥の令嬢が…柔道日本一の実績を誇る市ヶ谷麗華がプロレスデビューをするのだから。
 それも老舗新日本女子プロレスではなく、新団体NEW WINDの旗揚げに参加するというサプライズつきだ。
 これで注目が集まらないはずはないし、そもそも市ヶ谷は柔道時代から数々の麗華語録でマスコミを沸かせてきた実績の持ち主なのだからなおさらだ。

 注目の一戦は静な立ちあがりではじまった。

 ムキになってつっかかっていくと思われた市ヶ谷は意外にも力比べを要求。
 祐希子もそれに呼応し、新人のデビューとしては静かな立ち上がりとなった。
「ふんっ!」
「ぐぎぎぎっ…」
 明らかに市ヶ谷が優勢で、祐希子はかなり苦戦しているように見える。
「この程度ですの?貧弱ですわねえ。」
「何を~~っ!この程度!」
 祐希子が押し返すが市ヶ谷は顔色一つ変えない。
「その程度ですの。がっかりですわ。」
 市ヶ谷はぐいっと祐希子をマットまで押し込むと、頭を引っ掴んで引き起こした。
「おおおおっ!」
 市ヶ谷のナチュラルパワーに驚く場内。
「食らいなさい!」
 市ヶ谷は両手を固めると、ハンマーブローを祐希子の背中に打ち込んだ。
「ガハッ…」
 強烈な一撃に息が詰まり動きが止まる祐希子。
「いきますわよ。」
 市ヶ谷は軽々と祐希子の体を飛行機投げの体勢に担ぎあげた。
「ビューティフリップ!」
 市ヶ谷はそのままジャンプして祐希子の背中からリングに叩きつけた。高貴かつ華麗なバックフリップ…ビューティフリップが強烈に決まった。
「あぐっ…」
 連続して背中を傷めつけられ、息が詰まったままの祐希子はうめきダウンしている。
「オーホッホッホ。貧弱娘などこの程度ですわね。」
 勝ち誇った市ヶ谷は、祐希子のことなど忘れて高笑いに夢中になっている。
「このおっ!」
 この声に反射的に振り向いた市ヶ谷は、祐希子が必死に練習して習得したフライングボディアタックをもろに貰ってしまった。
「甘くみないでよねっ!」
 そのままスリーパーを極める祐希子。
「甘く見ているのはそちらですわ。」
 言うが早いか市ヶ谷は素早くスリーパーを振りほどき、祐希子の首根っこを掴んで前方に放り投げた。
「これが本物のスリーパーホールドですわ。」
 市ヶ谷はそのままスリーパーをお返し。
「あぐあっ…」
 腕力があるうえに市ヶ谷は柔道経験者だ。ガッチリと入ってしまっている。
「ギブアップなさいっ!」
 市ヶ谷は決まり具合に自信を持っているようだ。

第8話へ
PR

2008/11/19 18:00 | Comments(0) | サバイバー2リプレイ NEW WIND編

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<新たなる風の物語 第8話「第2WIND~因縁の二人(後編)」 | HOME | 新たなる風の物語 第6話「旗揚げ~第1WIND」>>
忍者ブログ[PR]