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2017/08/20 03:37 |
”FSP世界ヘビー級選手権” 一番星プロレス VS NEW WIND その6

「これでよかったんですかね?これじゃうちの遙クンは何のために…」




「バカヤロー、これでよかったんだ、よかったんだよ。これでまた夢をみれるってもんだよ、見れるよな?」
 東洋女子社長…通称ヘタレ社長が秘書に言いくるめられている。
「これでよかったんだよね。」
「そうですよ、今野社長。」
 井上霧子は優しく微笑んだ。
「そうだよね、SPZキックを見せることもできたしね。」
 今野社長はウンウンと頷いた。
「王座は防衛か…」
「よかったですね、社長。我が団体の至宝の流出は避けられました。」
「負けるはずはなかったからなあ…でもホッとしているのは確かだが…」
 一番星社長は懐からシルクの長手袋を取り出した。
「なんですか、それは?」
「頑張ったご褒美に遙クンに…」
 
「やれやれですな。」
「それにしてもオールスターでの大きなイベントになったものだ。」
「そうですな。プロレスファンの間で話題になっていた夢のカードが実現したわけですからな。私もワクワクしてみていましたよ。」
「だな。またいつか見てみたいものだね。今度はちゃんと決着をみたいね。」
 風間と須永は頷きあった。

 伊達遙VS伊達遙の夢の対決。夢の続きを見てみたいものである。

「…出損ねた…」
「あれだけの乱入者がいましたから…これはしかたありませんね、遙さん。」
「…そうだね…」
 花道の奥からリングを見つめていた5人目の伊達遙は、草薙みことと短い言葉を交わした。
「さ、帰りましょう。」
「…そうだね。」
「帰ったら大仕事が待っています。」
「うん。エボリューションとの5VS5だね。」
 5人目の伊達遙と草薙みことはリングに背を向けて会場を後にした。
「あれは…ROAの…」
「彼女たちも来ていましたか。」
 風間と須永は二人が見えなくなるまで見送っていた。
「ROA VS エボリューションか。見逃すわけにはいかないな。」
「ふふ…そうですな。いよいよクライマックスですからな。」

「うちは出なくてよかったんですか?」
「新世紀は”レッスル離れ小島”だからね。このような大舞台は…ね。」
「…出てみたかった。」
「いずれチャンスはあるだろう。その時こそ新世紀プロレスの凄みを見せ付けてあげよう。」
 



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2008/07/25 18:00 | Comments(2) | 一番星VSNEW WIND 

コメント

ウチまで拾ってもらってどうもです。
せっかくだったのでレフェリーさんかヘタレ社長でも足蹴にしたいところでした…。
posted by uat 2008/07/25 23:44 [ コメントを修正する ]
 それも考えましたが、設定としては現在進行形の伊達遥だったので、あえて今回のリングにはあげないでおきました。
 このあたりも遊び心です。
また何か書くときにはなにかしら使わせていただきます(笑)
posted by Nat 2008/07/26 01:21 [ コメントを修正する ]

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