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2018/08/18 23:38 |
青空に虹が輝く 第2話「運命の出会い」
 このお話はもう一度あの日のように~再会~後のNEW WINDを舞台にしています。

 ちなみに私が所属した事務所の人とは私の人気が出る前にすでに出会っていたんです。
 この話は以前話したことがあると思うけど、私が埼玉県大会の決勝を戦っている時にその人に出会い、私は気づけばその人の主催する芸能事務所に所属していたんだ。
 ちなみに私が所属した芸能事務所の名前は”ハッピープロジェクト”っていうんだけど。
 あ、「わかった!」って顔したよね?
 たははっ…そう、そうなんだよね。ハッピープロジェクトはNEW WINDのファンの人なら誰でも知っているんだよねえ。
 何しろ伝説の一期生の一人、ラッキー内田さんこと内田佐知子さんが代表を務めているNEW WINDの関連会社なんだから。
 でもここは芸能プロダクションの機能も持っているんだけどそれはあんまり知られていないかな?
 まあ、私はNEW WINDを見ていたわけではないから、まったくしらなかったんだ。だけどこのプロダクションで私は、私の将来を大きく変えることになる人に出会う。
 そのある人とは…事務所で会ったんだ。ある日佐知子代表に呼び出された私は、そのままその人に紹介された。

「瞳、この子がうちの新人で、アイドル志望の岩城彩菜さんよ。」
 内田代表が紹介してくださった相手…その人とは…
「へえ、アイドル志望なんだね!私は、藤島瞳よ。彩菜ちゃんよろしくね。」
 にっこりとほほ笑みながら藤島さんはそういって右手を差し出してくださったんだ。
 私は不覚にも生まれて初めて同性に見とれてしまった。だって本当に瞳さんって綺麗でかわいくてキュートで…
「ほら、彩菜!」
 佐知子代表に促されて私は、はっと正気に戻った。
「あ、ご、ごめんなさい!!い、岩城彩菜です。よ、よろしくお願いしまっす。」
 私は両手でその手を握り締めた。
「あはは…元気やね。それに若いね~~佐知子さん、この子は今いくつなの?」
「14歳…中2よ。」
「へえ~中学生なんだ。最近の子は発育がいいんどすなあ。」
 瞳さんはそういってカラカラと笑った。
 
 藤島瞳さんは、アイドル歌手として単独で新日本ドームを埋めた経験を持つスーパーアイドルで、誰もが名前と顔を知っているはず。
 一着1千万円はするといわれる高級な西陣織の衣装を身に纏って歌って踊れて、そして何より抜群のルックスとプロポーションのよさ、そして性格のよさですっごい人気がある。
 アイドルとしてトップクラスの地位を持っているにも関わらず、瞳さんは…「うちはレスラーのアイドルタイム(空き時間)にアイドル活動をしとるだけだよ。」と言い切る。
 そう…瞳さんはハッピープロジェクト所属のトップアイドルだけど、それは本当の姿ではないだよね。瞳さんの本当の姿は…NEW WIND所属のプロレスラー。アイドルがプロレスをしているわけではなく、プロレスラーがアイドルとして成功を収めている…それが正しい評価なのだけど…世間的にはアイドルがプロレスもしているというイメージだ。

「瞳さんはプロレスラーですよね。」
「そやよ。最近は世間的にはアイドルとして浸透してるみたいだけどね。私は、アイドル志望のプロレスラーだといっているんやけどね。」
 瞳さんはあははっと笑った。
「ところで彩菜ちゃんは、アイドルとしての私とプロレスラーとしての私とどっちに興味あるん?」
 瞳さんは真顔で聞いてきた。
「えっと…」
 私はどう答えたらいいのかわからなくて言葉に詰まった。スーパアイドル藤島瞳に興味はもちろんあるし、女子プロレスラーとしての藤島瞳選手にも興味は同じくらいある。
「どちらも!という顔やな。」
 瞳さんはそういってにこやかに笑った。
「ふふ…瞳は今度大きなイベント二つに出ることになっているから、どっちも見学しておきなさい。」
 佐知子代表はそういって右目でウインクした。

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2008/10/09 18:00 | Comments(0) | 青空に虹が輝く

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