NEW WIND社長 風間 新 手記より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
五月シリーズでは早くも来日したWWCAのエース、ダークスター・カオスが猛威を振るった。
コーディとのタッグで全8戦を戦い7勝1敗。
伊達とカンナの”サイレントヴォイス”がなんとか最終戦で全勝を止めたものの・・・カオスの強さだけが印象に残る興行となった。
せっかくの旗揚げ記念興行だったのに。
◇5年目6月◇
結城千種、永沢舞に相次いで公式ファンクラブが設立された。
結城はいいとしても永沢はどうかと思うんだけどなあ。
「やったあ!」
「・・・はしゃがないの。」
「いいじゃないですかあ。折角出来たんだし・・・」
まったく永沢は先輩に対する遠慮がないのだから困る。
武藤とは違う意味でね・・・
「武藤!てめえ!!」
「なんですか。マッキー先輩?何か文句でも??」
「ある!おおいにある!!」
「ま、私に文句つけるヒマがあるなら・・・練習した方がいいと思いますけどね。」
「なんだとこらあ!」
で、このあと結城とラッキーに止められるのがパターンなんだわ。
今日も賑やかだこと。
◇スーパー新風リーグ05◇
うんネーミングセンスないね・・・でもメンバーは豪華!
△参加選手△
南利美、カンナ神威、草薙みこと、武藤めぐみ、結城千種、永沢舞、ダークスター・カオス、コーディの8選手
伊達はわざと外してある。
EWA王者VSWWCA王者の試合は引っ張っておきたいからね。
◇そして・・・◇
「10分42秒 ダークスター・ハンマーからの体固めで勝者ダークスター・カオス!」・・・”結城完敗”
「14分12秒 ダークスター・ハンマーからの体固めで勝者ダークスター・カオス!」・・・”みこと完敗”
「13分06秒 パワーボムからのエビ固めで勝者ダークスター・カオス!」・・・”南も完敗!”
「10分34秒 ダークスター・ハンマーからの体固めで勝者ダークスター・カオス!」・・・”武藤もダメ”
「12分20秒 ダークスター・ハンマーからの体固めで勝者ダークスター・カオス!」・・・”最後の砦・・・カンナもダメ”
「 9分12秒 ダークスター・ハンマーからの体固めで勝者ダークスター・カオス!」・・・”わずかな期待の永沢も・・・当然ダメ”
あ、コーディももちろん負けてます。
ダークスター・カオス・・・ほんと強い。余裕の全勝優勝。
カオスは一番善戦したみことを防衛戦の相手に指名してきた。
まあ余裕で勝てるけどな・・・という態度だったけど・・・
頼むよ、みこと、来月のタイトル戦は勝ってくれよ。
◇その他のカードから◇
今回は結構番狂わせが多かった。
まず、いきなり初日のセミファイナル。
ここで組まれたのは”パーフェクツ”対決。
みことが南に勝利。
必殺ネオ・サザンを凌いで、草薙流竜巻兜落し2連発から最後はパイルドライバーで勝利している。(26分18秒)
「成長したわ・・・あの子。」
「これじゃ来月からみこと&南組に変更だなあ・・・」
「なんですって?!」
「冗談だよ。でもあまり不甲斐無いとそうなるよ。」
「・・・そうはさせないわ。」
そんな事を話していると、歓声とゴングの音が聞こえてきた。
メインの試合が終わったのだろう。
「・・・沸きかたが違うわね。」
「うん。」
「15分3秒、15分3秒!フライングニールキックからの体固めで勝者、武藤めぐみ!!」
「カンナ・・・負けた?」
「みたいね、ちょっと驚いたわ。」
後でダンディ須永氏に確認したところ、試合はカンナペースだったのだが、ムーンサルト→裏投げ→フライングニールとラッシュで叩き込んで武藤が逆転勝利との事だった。
☆4日目☆
「15分16秒 フランケンシュタイナーからの体固めで勝者カンナ神威!」
・・・!?・・・南がカンナに負けた。
しかも、まったくいいところなく完敗。
「・・・完璧に負けたわ、さすがにショックね。2期生二人に負けるとは思わなかったわ。」
「南・・・」
実は南はコーディ、カオスにも負けており、これで開幕4連敗で負け越し決定なのだ。
「ちょっと南さんだらしないですよ。」
「武藤!お前・・・」
「あら社長。私は事実を言ったまでですけど?」
「だからと・・」
「いいのよ社長。」
「南さんが負けたコーディにもカンナ選手にも私勝ちました。これって私の方が南さんより上って事ですよね?」
「武藤!!」
「いいから・・・」
文句を言いかけた私を南が制す。
「明日の試合、がっかりさせないでくださいね、南さん。」
言いたい放題言って武藤はさっさと行ってしまった。
「あいつ・・・」
「ふふ。わざわざ励ましにきたのよ、あの子は。」
「励ます?あれがか!?」
「あの子なりのね。まだリーグ戦は終わってない・・・」
翌日、南はきっちりネオ・サザンクロスロックで武藤をギブアップさせた。
武藤曰く「それでこそ南さんですよ。」だと。
まったく可愛いとこあるなあ、ちょっとだけ見直したよ。
でも言い方はあまり褒められたものじゃないけど。
南は度量広いよな。
なお、この日みことが結城に敗退。
「修行の成果を見せつけられました・・・」
だが次の武藤戦ではみことは勝利。
南も結城を撃破。
すでに1期生の伊達&南、2期生のカンナ&みこと、3期生武藤&結城の実力は拮抗しておりこの6名がうちのトップグループだ。
今回リーグ戦にエントリーされなかった1期生マッキー、ラッキー、氷室はこの6人に比べるとやや劣る感じになってきた。
だが・・・カオスはこのうちのトップ6をほぼ撃破している。
現在のNEW WINDはカオスの脅威にさらされている。
こちらから管理人に拍手及びメッセージを送ることができます。
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