NEW WIND社長 風間 新 手記より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇8年目2月◇
先日発表したように今月はNEW WINDの社運を賭けて南利美を送り出す。
世間では無謀だと言われているけど・・・ね。
まあそれも当然だろうけれど。
なにしろ“さいたまスペシャルホール大会”収容人数3万人を埋められない団体が”ドームを一月で4つも回る”という無茶な挑戦をするのだから。
団体内からも“風間社長は気が触れた”などと声が上がるくらいだし(苦笑)。
だけど私だってただドームでやるわけじゃない。
すでに発表されている通り、TWWAと新たに契約を結んだ。
IWWF、WWCAに遅れをとっているTWWAとしてはNEW WINDのリングでアピールをしたいという意向があり交渉は思いのほか上手くいった。
ただWWCAとの絡みはタッグまでで、シングルで当てないで欲しいという要望つきだったけども。
でも世界3大王者といわれているメガライトが来日してくれるのは大きい。
WWCAのカオスとのタッグ結成など話題には事欠かない。
そしてついにお披露目となる”NEW WIND認定MAX WINDヘビー級女王”のベルトがある。
初めてのドーム興行のために温存しておいたベルト。
初代女王の座に挑戦するのはカンナと結城。
NEW WINDの誇る最高のカード、これで失敗したら仕方ないというまさに切り札だと思う。
大日本TVのバックアップを受け、TVスポットもガンガン流してもらう予定。
やれる事はすべてやる。
私が南の引退試合のリングアナを担当するのも、もちろん話題づくりのため。
仕掛けは多い方がいい。
もちろん主目的は”南の引退を大勢の人に見てもらいたい。”
それだけなんだけどね。
★第1戦 どさんこドーム大会
集まってくれたお客様はなんと43824人。
(これはNEW WINDの集客新記録です。)
とてもありがたい事だと思います。
正直なところ北海道には間の会場(1万人以上収容)がないので、どれだけ埋まるかは予想できずとても不安でした。
この大会ではやはりカンナ神威とシャイニング神威の地元2選手のグッズの売れ行きが好調で、会場にはレプリカのマスクを被ったチビッコファンもチラホラと。
この中に2代目・3代目のカンナ神威orシャイニング神威がいるかもしれないよね。
その時まで団体を維持していけたら楽しいかもしれない。
もちろん、引退する南のグッズも売れ行きは好調。
南の使用ガウンを細かくしてカードに封入した特製プロレスカードが一番人気。
あとは南モデルのリストバンド、サザンクロスTシャツなどが人気どころ。
さて、肝心の試合の方は、この日は南一色。
観客の熱い声援に燃えたか、南が必殺のネオ・サザンクロスでスイレンを下し、最後の北海道大会を勝利で飾った。
なおこの勝利がネオ・サザンでの最後のフィニッシュとなるのだけど。
○南&マッキー&氷室(10分7秒 ネオ・サザンクロスロック)フェニ&シャイ&スイレン×
「後輩達の成長は感じました。私が抜けてもNEW WINDは大丈夫よ。」
試合後の南は満足そうにコメントを出していた。
言葉どおりになることを期待したいと思う。
メインで行なわれたEWA認定世界ヘビー級選手権試合は王者武藤が防衛に失敗。
結城が武藤との熱戦を制し、EWA王座へと返り咲いた。
×武藤(26分22秒 裏投げ→体固め)結城○
結城は最終戦で予定されている初代女王襲名に向け好スタート。
つづく第2戦仙台大会は超満員札止め。
南との最後のタッグとなる伊達が試合を支配する。
南とのタッチワークも絶妙だったし、南のピンチでのカットも確実。
最後は南にマッキーを押さえさせている間に、永沢をシャイニングフェニックスで撃沈。
○伊達&南(12分18秒 シャイニングフェニックス→体固め)マッキー&永沢×
「南さんとの・・・最後のタッグだったから・・・」
伊達としてはどうしても勝ちたい一戦だったようでした。
第3戦ひろしま若草アリーナ大会も超満員札止め。
南姉妹の最後のタッグ結成にファンの声援は集中。
でもホワイトスノーの二人はそんなことに構わず(?)容赦のない攻めをみせる。
去り行く先輩に対し、手加減なし。
最後はカンナのクロスフェイスで南がギブアップしてしまった。
×南&ハイブ(11分28秒 クロスフェイスカンナ)みこと&カンナ○
西日本では南姉妹の人気がもともと高いので、カンナ&みことは完全に悪役(ヒール)。
カンナはNEW WINDでは憎まれ役になる事も多いけど、みことにこれだけブーイングが飛んだことは今までになかった。
みことがブーイングを楽しんでいたように見えたけど、本人はその件に関してはノーコメントだったのでどういう気持ちだったのかはわからず。
そして第4戦はなにわパワフルドーム大会。
メインがタイトル戦でもないし、引きが弱いとは思っていたけど、それでも40622人のお客様が足を運んで下さり感無量。
南の人気なのかTVスポットのおかげなのか・・・とてもありがたいと思う。
この日最後のパーフェクツ結成となったが、かつての好敵手νジェネの前にいいところなく敗退。
南の衰えを改めて感じる結果となってしまった。
×みこと&南(9分27秒 フライングニールキック→片エビ固め)結城&武藤○
第5戦は名古屋大会(超満員札止め)。
今のNEW WINDファンにはあまりなじみのない南&マッキー組“上南シスターズ”の再結成。
話題としては微妙だけど、古くからのファンからは喜びのメールがはいっていました。
かつてはタッグ王者にもなったコンビだったのだけどね・・・
でも肝心な試合の方は、次期エース候補である永沢&吉田組に一蹴されてしまった。
これも時の流れというものなのだろうね・・・
×南&マッキー(12分40秒 プラズマサンダースライド)永沢&吉田
★第6戦 新日本ドーム大会
なんと52499人・・・超満員札止め。
すべての座席が埋まったドームを見て私は・・・全身が震えた。
まさかこんな日が来るなんて・・・
いつかみた夢・・・ドーム大会での札止め・・・
感動しすぎて上手く表現できない・・・
本当に“感謝”・・・この言葉しか出ないよ。
ほんと凄い・・・選手たちにスタッフに・・・そしてお客様に・・・感謝。
南はカンナとサブミッションマスターズを結成し、パワーコンビであるメガライト&カオス組と激突。
二人の圧倒的なパワーにかなり追い込まれながらも、最後は関節のキレがパワーを上回った。
○カンナ&南(13分35秒 クロスフェイスカンナ)メガライト&カオス×
試合後の南はダメージがひどくコメントは出せない状況になってしまった。
だけど超弩級のパワーを誇る二人を相手に南は一歩も引かずに奮闘していた。
あの姿を後輩達にはしっかりと焼き付けてもらいたいと思う。
そしてメインのAACタッグ選手権は挑戦者結城&武藤組が王座を奪還。
王者永沢&吉田組は4度目の防衛に失敗。
新世代コンビに、かつての新世代タッグ“νジェネ”が勝利。
まだまだ最強世代は譲れないというところだろうか。
今後しばらくは結城&武藤VS永沢&吉田の間で熱い戦いが繰り広げられそうだ。
×吉田&永沢(27分22秒 武藤式コンビネーションキック→体固め)結城&武藤○
★超満員札止めとなった新日本ドーム大会終了後のコメント
△シャイニング神威
「さすがに緊張しました。私のような者がこの舞台に立たせてもらってよいのかと。光栄です。」
△スイレン草薙
「このリングで試合を出来たという事実を糧にこれからも修行を積み、もっと立派なレスラーになってみせます。」
△フェニックス遥
「緊張はしましたけど、でも気持ちよかったです。次のときはもっと上で試合をしたいです。」
△ハイブリット南
「凄いわ。でもやる事は一緒、いい試合をお見せするだけでしたから。」
△吉田龍子
「すごいです。声援が響きました、でも負けたのが悔しい。」
△永沢舞
「すっごいですよね~。感謝、カンシャです!でも、負けちゃったのがとっても悔しいです。」
△武藤めぐみ
「当然よ!といいたいけど本当に凄いと思います。ベルトも奪還できたし気分はいいですね。」
△結城千種
「ありがとう。この言葉しかでません。」
△草薙みこと
「これが今までのNEW WINDの修行の成果だと思います。これに満足することなくさらに高みへと精進していきます。」
△カンナ神威
「支えてくれたスタッフの皆様、そしてファンの皆様に感謝いたします。」
△氷室紫月
「これも運命です。とても大きな運命です・・・」
△マッキー上戸
「すっごいよな。正直それしかいえないぜ。」
△南利美
ダメージが大きくコメントできる状態ではありませんでした。
△伊達遥
「あの・・・その・・・うれしかった・・・です。」
そして残りの大会は2つ。
あと2試合で南がいなくなってしまう・・・
私はドーム大会成功の余韻に浸る事はできなかった。
南利美引退まで、あと2大会・・・
南の地元高知大会と、NEW WINDの本拠地である福岡・・・九州ドーム大会だけだ・・・
↓ご感想などはこちらからどうぞ。
先日発表したように今月はNEW WINDの社運を賭けて南利美を送り出す。
世間では無謀だと言われているけど・・・ね。
まあそれも当然だろうけれど。
なにしろ“さいたまスペシャルホール大会”収容人数3万人を埋められない団体が”ドームを一月で4つも回る”という無茶な挑戦をするのだから。
団体内からも“風間社長は気が触れた”などと声が上がるくらいだし(苦笑)。
だけど私だってただドームでやるわけじゃない。
すでに発表されている通り、TWWAと新たに契約を結んだ。
IWWF、WWCAに遅れをとっているTWWAとしてはNEW WINDのリングでアピールをしたいという意向があり交渉は思いのほか上手くいった。
ただWWCAとの絡みはタッグまでで、シングルで当てないで欲しいという要望つきだったけども。
でも世界3大王者といわれているメガライトが来日してくれるのは大きい。
WWCAのカオスとのタッグ結成など話題には事欠かない。
そしてついにお披露目となる”NEW WIND認定MAX WINDヘビー級女王”のベルトがある。
初めてのドーム興行のために温存しておいたベルト。
初代女王の座に挑戦するのはカンナと結城。
NEW WINDの誇る最高のカード、これで失敗したら仕方ないというまさに切り札だと思う。
大日本TVのバックアップを受け、TVスポットもガンガン流してもらう予定。
やれる事はすべてやる。
私が南の引退試合のリングアナを担当するのも、もちろん話題づくりのため。
仕掛けは多い方がいい。
もちろん主目的は”南の引退を大勢の人に見てもらいたい。”
それだけなんだけどね。
★第1戦 どさんこドーム大会
集まってくれたお客様はなんと43824人。
(これはNEW WINDの集客新記録です。)
とてもありがたい事だと思います。
正直なところ北海道には間の会場(1万人以上収容)がないので、どれだけ埋まるかは予想できずとても不安でした。
この大会ではやはりカンナ神威とシャイニング神威の地元2選手のグッズの売れ行きが好調で、会場にはレプリカのマスクを被ったチビッコファンもチラホラと。
この中に2代目・3代目のカンナ神威orシャイニング神威がいるかもしれないよね。
その時まで団体を維持していけたら楽しいかもしれない。
もちろん、引退する南のグッズも売れ行きは好調。
南の使用ガウンを細かくしてカードに封入した特製プロレスカードが一番人気。
あとは南モデルのリストバンド、サザンクロスTシャツなどが人気どころ。
さて、肝心の試合の方は、この日は南一色。
観客の熱い声援に燃えたか、南が必殺のネオ・サザンクロスでスイレンを下し、最後の北海道大会を勝利で飾った。
なおこの勝利がネオ・サザンでの最後のフィニッシュとなるのだけど。
○南&マッキー&氷室(10分7秒 ネオ・サザンクロスロック)フェニ&シャイ&スイレン×
「後輩達の成長は感じました。私が抜けてもNEW WINDは大丈夫よ。」
試合後の南は満足そうにコメントを出していた。
言葉どおりになることを期待したいと思う。
メインで行なわれたEWA認定世界ヘビー級選手権試合は王者武藤が防衛に失敗。
結城が武藤との熱戦を制し、EWA王座へと返り咲いた。
×武藤(26分22秒 裏投げ→体固め)結城○
結城は最終戦で予定されている初代女王襲名に向け好スタート。
つづく第2戦仙台大会は超満員札止め。
南との最後のタッグとなる伊達が試合を支配する。
南とのタッチワークも絶妙だったし、南のピンチでのカットも確実。
最後は南にマッキーを押さえさせている間に、永沢をシャイニングフェニックスで撃沈。
○伊達&南(12分18秒 シャイニングフェニックス→体固め)マッキー&永沢×
「南さんとの・・・最後のタッグだったから・・・」
伊達としてはどうしても勝ちたい一戦だったようでした。
第3戦ひろしま若草アリーナ大会も超満員札止め。
南姉妹の最後のタッグ結成にファンの声援は集中。
でもホワイトスノーの二人はそんなことに構わず(?)容赦のない攻めをみせる。
去り行く先輩に対し、手加減なし。
最後はカンナのクロスフェイスで南がギブアップしてしまった。
×南&ハイブ(11分28秒 クロスフェイスカンナ)みこと&カンナ○
西日本では南姉妹の人気がもともと高いので、カンナ&みことは完全に悪役(ヒール)。
カンナはNEW WINDでは憎まれ役になる事も多いけど、みことにこれだけブーイングが飛んだことは今までになかった。
みことがブーイングを楽しんでいたように見えたけど、本人はその件に関してはノーコメントだったのでどういう気持ちだったのかはわからず。
そして第4戦はなにわパワフルドーム大会。
メインがタイトル戦でもないし、引きが弱いとは思っていたけど、それでも40622人のお客様が足を運んで下さり感無量。
南の人気なのかTVスポットのおかげなのか・・・とてもありがたいと思う。
この日最後のパーフェクツ結成となったが、かつての好敵手νジェネの前にいいところなく敗退。
南の衰えを改めて感じる結果となってしまった。
×みこと&南(9分27秒 フライングニールキック→片エビ固め)結城&武藤○
第5戦は名古屋大会(超満員札止め)。
今のNEW WINDファンにはあまりなじみのない南&マッキー組“上南シスターズ”の再結成。
話題としては微妙だけど、古くからのファンからは喜びのメールがはいっていました。
かつてはタッグ王者にもなったコンビだったのだけどね・・・
でも肝心な試合の方は、次期エース候補である永沢&吉田組に一蹴されてしまった。
これも時の流れというものなのだろうね・・・
×南&マッキー(12分40秒 プラズマサンダースライド)永沢&吉田
★第6戦 新日本ドーム大会
なんと52499人・・・超満員札止め。
すべての座席が埋まったドームを見て私は・・・全身が震えた。
まさかこんな日が来るなんて・・・
いつかみた夢・・・ドーム大会での札止め・・・
感動しすぎて上手く表現できない・・・
本当に“感謝”・・・この言葉しか出ないよ。
ほんと凄い・・・選手たちにスタッフに・・・そしてお客様に・・・感謝。
南はカンナとサブミッションマスターズを結成し、パワーコンビであるメガライト&カオス組と激突。
二人の圧倒的なパワーにかなり追い込まれながらも、最後は関節のキレがパワーを上回った。
○カンナ&南(13分35秒 クロスフェイスカンナ)メガライト&カオス×
試合後の南はダメージがひどくコメントは出せない状況になってしまった。
だけど超弩級のパワーを誇る二人を相手に南は一歩も引かずに奮闘していた。
あの姿を後輩達にはしっかりと焼き付けてもらいたいと思う。
そしてメインのAACタッグ選手権は挑戦者結城&武藤組が王座を奪還。
王者永沢&吉田組は4度目の防衛に失敗。
新世代コンビに、かつての新世代タッグ“νジェネ”が勝利。
まだまだ最強世代は譲れないというところだろうか。
今後しばらくは結城&武藤VS永沢&吉田の間で熱い戦いが繰り広げられそうだ。
×吉田&永沢(27分22秒 武藤式コンビネーションキック→体固め)結城&武藤○
★超満員札止めとなった新日本ドーム大会終了後のコメント
△シャイニング神威
「さすがに緊張しました。私のような者がこの舞台に立たせてもらってよいのかと。光栄です。」
△スイレン草薙
「このリングで試合を出来たという事実を糧にこれからも修行を積み、もっと立派なレスラーになってみせます。」
△フェニックス遥
「緊張はしましたけど、でも気持ちよかったです。次のときはもっと上で試合をしたいです。」
△ハイブリット南
「凄いわ。でもやる事は一緒、いい試合をお見せするだけでしたから。」
△吉田龍子
「すごいです。声援が響きました、でも負けたのが悔しい。」
△永沢舞
「すっごいですよね~。感謝、カンシャです!でも、負けちゃったのがとっても悔しいです。」
△武藤めぐみ
「当然よ!といいたいけど本当に凄いと思います。ベルトも奪還できたし気分はいいですね。」
△結城千種
「ありがとう。この言葉しかでません。」
△草薙みこと
「これが今までのNEW WINDの修行の成果だと思います。これに満足することなくさらに高みへと精進していきます。」
△カンナ神威
「支えてくれたスタッフの皆様、そしてファンの皆様に感謝いたします。」
△氷室紫月
「これも運命です。とても大きな運命です・・・」
△マッキー上戸
「すっごいよな。正直それしかいえないぜ。」
△南利美
ダメージが大きくコメントできる状態ではありませんでした。
△伊達遥
「あの・・・その・・・うれしかった・・・です。」
そして残りの大会は2つ。
あと2試合で南がいなくなってしまう・・・
私はドーム大会成功の余韻に浸る事はできなかった。
南利美引退まで、あと2大会・・・
南の地元高知大会と、NEW WINDの本拠地である福岡・・・九州ドーム大会だけだ・・・
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