NEW WIND社長 風間 新 手記より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇4年目10月◇
今月は海外から防衛のオファーはなく、久しぶりにフルメンバーで興行が打てる。
今月の目玉は南&みこと(パーフェクツ)の保持するEWAタッグ王座へ、マッキー&ラッキー(ジューシーペア)が挑戦する。
南とマッキー&ラッキーには今までの流れで色々あるので、どんな試合になるやら。
もちろん因縁があるからこのカードを組んだわけではない。
先月の伊達&カンナ(サイレントヴォイス)との60分ドローを評価してこのカードを組んでいる。
南はあまり乗り気ではないようだが、それでも一応前回のビデオを見て、「ま、(あの二人にしては)上出来じゃない?」と私に一言だけつぶやいた。
◇EWAタッグ選手権◇
NEW WIND最強を誇るサイレントヴォイスと引き分け、自信を手に入れたジューシーペアは序盤から攻勢に出る。
すばやいタッチワークを駆使し、試合はジューシーペアペースで進んでいたのだが、みことの草薙流兜落しがマッキーに決まったあたりから流れが変わった。
パーフェクツはマッキーに的を絞る。
マッキーは基本的に関節が苦手で、関節技での攻撃はほぼ皆無。
防御面では・・・ま、新人レベルとはいわないけど、デビュー当初の南とあまり変わらない程度だと思う。
ちなみに同じく関節が苦手という伊達は、関節攻撃はそこそこ上手いのだが、防御は新人と比べても遜色ない(笑)ま、最低レベルでしかない。
パーフェクツの二人は南は言わずもがな、みこともそれなりの使い手だ。
マッキーのスタミナを関節&絞めで確実に奪っていく。
みことの草薙流蛇絡み(変形コブラツイスト)&草薙流裸絞め(変形ドラゴンスリーパー)でマッキーのスタミナをそぐ。
なんとかタッチし、代わったラッキーを今度は投げで攻める。
みことの草薙流兜落し、草薙流竜巻兜落しでかなり体力を削ったところで、南の出番。
めったに出さないジャーマンを決めるも、ラッキーが2.9でクリア。
ダメージが大きく、まだ起き上がれないラッキーの右脚を掴み・・・
ここでハーフボストンクラブ!!
しかも抱え込み式のタイプだ。
いくら女子の体が柔軟性があるとは言え、ありえない角度になっている・・・
苦悶の表情を浮かべ、マッキーに助けを求めるラッキー。
マッキーはあわててカットに入るが、みことに行く手をさえぎられ、場外へ落されてしまう。
ラッキーは右手でマットを叩き、キブアップを宣言。
南・・・エグイなあ・・・
○南&みこと(42分52秒 抱え込み式ハーフボストンクラブ)マッキー&ラッキー×
◇試合後のコメント◇
「くっそー! またかよ!!」
「悔しい・・・まさかあんな技で・・・」
ジューシーペアは揃って悔しがる。
「南のやろー、あんなエグイ攻撃しかけやがって・・・ルールの範囲かどうか怪しいもんだぜ。」
「ジューシーさんはまだまだ修行が足りませんね。負ける気はしませんでした。」
みことは余裕がある。
「最後が意外だった?・・・別に狙っていたわけじゃないわ。高レベルの技でなくてもギブアップは取れるという事よ。あの技で勝ったのは久しぶりだったけど、ただの痛め技だと思ったら大間違いよ。なんなら記者さんも味わってみる?」
と南が悪戯っぽく笑うと、インタビューしていた記者たちが一斉に首をブンブンと左右に振った。
そりゃそうだ。
あんなの極められたら・・・
「なら、社長! さっきの掛けてあげましょうか?」
「え、遠慮しとくよ・・・」
ああ私も首を凄い勢いで左右に振ってしまった。
”風間社長もビビる、南利美 恐怖のフィニッシュ!!”
↑は週刊女子プロレス、週刊レッスル、ガールズ・ゴングに掲載された記事の見出しだ。
ご丁寧に”南発言にあせる風間氏”なんて写真まで掲載されてしまった。
チッキショー!!
うまく記事にされた・・・
これを見たうちの選手たちには散々に言われるし・・・
ついでに伊達&カンナVS南&みことのタッグ頂上決戦をマスコミに発表したら、1週間後にEWAからシングル王者南利美の防衛戦をやるから来いとのお達し。
チケットはもう売り出してるのに・・・
どうしよう???
今月は海外から防衛のオファーはなく、久しぶりにフルメンバーで興行が打てる。
今月の目玉は南&みこと(パーフェクツ)の保持するEWAタッグ王座へ、マッキー&ラッキー(ジューシーペア)が挑戦する。
南とマッキー&ラッキーには今までの流れで色々あるので、どんな試合になるやら。
もちろん因縁があるからこのカードを組んだわけではない。
先月の伊達&カンナ(サイレントヴォイス)との60分ドローを評価してこのカードを組んでいる。
南はあまり乗り気ではないようだが、それでも一応前回のビデオを見て、「ま、(あの二人にしては)上出来じゃない?」と私に一言だけつぶやいた。
◇EWAタッグ選手権◇
NEW WIND最強を誇るサイレントヴォイスと引き分け、自信を手に入れたジューシーペアは序盤から攻勢に出る。
すばやいタッチワークを駆使し、試合はジューシーペアペースで進んでいたのだが、みことの草薙流兜落しがマッキーに決まったあたりから流れが変わった。
パーフェクツはマッキーに的を絞る。
マッキーは基本的に関節が苦手で、関節技での攻撃はほぼ皆無。
防御面では・・・ま、新人レベルとはいわないけど、デビュー当初の南とあまり変わらない程度だと思う。
ちなみに同じく関節が苦手という伊達は、関節攻撃はそこそこ上手いのだが、防御は新人と比べても遜色ない(笑)ま、最低レベルでしかない。
パーフェクツの二人は南は言わずもがな、みこともそれなりの使い手だ。
マッキーのスタミナを関節&絞めで確実に奪っていく。
みことの草薙流蛇絡み(変形コブラツイスト)&草薙流裸絞め(変形ドラゴンスリーパー)でマッキーのスタミナをそぐ。
なんとかタッチし、代わったラッキーを今度は投げで攻める。
みことの草薙流兜落し、草薙流竜巻兜落しでかなり体力を削ったところで、南の出番。
めったに出さないジャーマンを決めるも、ラッキーが2.9でクリア。
ダメージが大きく、まだ起き上がれないラッキーの右脚を掴み・・・
ここでハーフボストンクラブ!!
しかも抱え込み式のタイプだ。
いくら女子の体が柔軟性があるとは言え、ありえない角度になっている・・・
苦悶の表情を浮かべ、マッキーに助けを求めるラッキー。
マッキーはあわててカットに入るが、みことに行く手をさえぎられ、場外へ落されてしまう。
ラッキーは右手でマットを叩き、キブアップを宣言。
南・・・エグイなあ・・・
○南&みこと(42分52秒 抱え込み式ハーフボストンクラブ)マッキー&ラッキー×
◇試合後のコメント◇
「くっそー! またかよ!!」
「悔しい・・・まさかあんな技で・・・」
ジューシーペアは揃って悔しがる。
「南のやろー、あんなエグイ攻撃しかけやがって・・・ルールの範囲かどうか怪しいもんだぜ。」
「ジューシーさんはまだまだ修行が足りませんね。負ける気はしませんでした。」
みことは余裕がある。
「最後が意外だった?・・・別に狙っていたわけじゃないわ。高レベルの技でなくてもギブアップは取れるという事よ。あの技で勝ったのは久しぶりだったけど、ただの痛め技だと思ったら大間違いよ。なんなら記者さんも味わってみる?」
と南が悪戯っぽく笑うと、インタビューしていた記者たちが一斉に首をブンブンと左右に振った。
そりゃそうだ。
あんなの極められたら・・・
「なら、社長! さっきの掛けてあげましょうか?」
「え、遠慮しとくよ・・・」
ああ私も首を凄い勢いで左右に振ってしまった。
”風間社長もビビる、南利美 恐怖のフィニッシュ!!”
↑は週刊女子プロレス、週刊レッスル、ガールズ・ゴングに掲載された記事の見出しだ。
ご丁寧に”南発言にあせる風間氏”なんて写真まで掲載されてしまった。
チッキショー!!
うまく記事にされた・・・
これを見たうちの選手たちには散々に言われるし・・・
ついでに伊達&カンナVS南&みことのタッグ頂上決戦をマスコミに発表したら、1週間後にEWAからシングル王者南利美の防衛戦をやるから来いとのお達し。
チケットはもう売り出してるのに・・・
どうしよう???
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