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2017/05/01 07:36 |
”諦めの悪い奴” その32
NEW WIND社長 風間 新 手記より。


※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。

”NEW WINDはタイトル戦を乱発し、観客動員を上げている。
タイトルの権威はどう考えているのだろうか。”

 最近このような批判記事を目にするようになった。
確かに毎月のようにタイトルマッチを行っているのは事実だ。
 だが、これにははっきりとした理由がある。
 
 まず第1にベルトが3種類あること。

現在うちの団体で管理しているベルトはEWA認定世界ヘビー、EWAタッグ、AACタッグの3本だ。
 3本あれば毎月1本づつとしてもそれぞれ年間4回は組める。
別に多いとも思わないのだが。

 第2の理由、これが一番なんだが・・・
今のNEW WINDは昔と違い、全国規模でツアーを組んでいる。
 1月8興行で1つの地方をサーキット。
北海道は広いので東西に分けて興行を行うから、全国47都道府県+1で48。

 48÷8=6

 つまり6ヶ月をかけて日本を一周しているわけだ。
これはどういうことかというと、一つの地方には年に2回しか行かないという事。
 これは本拠地福岡ですら例外ではない。
年に2回、半年に一回の興行を待ってくれている各地区のNEW WINDファンの皆様に、”質の高いタイトルマッチをお見せしたい”。
 これが我々NEW WINDが毎月タイトル戦を組み込む理由なのだ。

 試合の展開、抗争などの情報は逐一公式HPにUPしているし、インターネットでダイジェストも見れるようにしている。
 だからタイトル戦云々などとは言わせない。
それだけの試合は見せているはずだし、誠意を込めたマッチメイクもしている。
 少々自信過剰かもしれないが、タイトル戦を組まなくても全国どこでも満員には出来るだけの団体であると思っている。

◇4年目2月◇

 今月は3大タイトルを全部行う。

 まず第3戦京都では”パーフェクツ”の持つEWAタッグに”運命”が挑戦。

 20分46秒、”必殺”の気合を込めた草薙流竜巻兜落し固めでみことがイザベラを沈め、パーフェクツは4度目の挑戦に成功。

 1月シリーズで好成績を残した実績を買っての挑戦だったが、やはり力量の差は否めないか。

 第4戦和歌山では、”波乱”。

 前シリーズで南をやぶり、EWA認定世界ヘビーを戴冠したばかりの伊達が、ノンタイトル戦とはいえ、シングルで南に敗退。
 南のジャーマンでわずか13分45秒で沈む衝撃のフィニッシュとなってしまった。
「ふん・・・だらしないわね。そんな事でベルトをカンナから守れるのかしらね?」
 南はマイクを要求し、厳しい口調で伊達を挑発する。
「・・・くっ・・・」
「カンナとの防衛戦きっちり防衛しなさい。来月、”私に挑戦してくる王者”は伊達遥!貴方であって欲しいから。」
 これだけを言って南は静かにマイクを置いた。

 まったく・・・素直じゃないな。
”防衛しろ”ってエールを送りたいならそういえばいいのに。

 だが、来月の対戦よりも、この二人は7日目の兵庫大会でタイトル戦で激突する。

”AACタッグ”
 サイレントヴォイスVSパーフェクツの王者対決はどちらも一歩も譲らない大熱戦となった。

 南のネオ・サザンクロスがリング中央でガッチリと決まり、伊達が完璧に捕らえられてしまった。

 これは決まったか!

 だが、伊達はなかなかギブアップしない。
先日シングルで負けている事もあって、ここは”意地でもギブアップなど宣言できない”という強い意志が伊達の瞳に現れている。

 そして・・・試合終了のゴングが鳴らされてしまった。
これは伊達のギブアップではない。

「タイムアップ! 只今の試合は60分時間切れ引き分けとなります。」

 伊達&カンナなんとか8度目の防衛に成功。

「完璧に決まったと思ったけどね。あと15秒あれば・・・」
「仕方ないですね。伊達選手はしぶといですから。」
「関節技の防御は団体で一番ヘタなのに・・・諦めの悪い奴だわ。」

 今回も南は悪態つきながらも楽しそうだった。
やはり伊達遥というレスラーが好きなんだろうな。

 
 その伊達は最終戦大阪城ホール大会で盟友カンナ神威相手にEWA認定世界ヘビーの防衛戦を行い、カンナの”必殺”ドラゴンパンサーを耐えきってからの、”必殺”シャイニングフェニックスで3カウントを奪ってみせた。

 ”諦めの悪い奴”か。
 
 なるほどね。

「だって・・・”スター”だから・・・簡単に諦めちゃいけないって・・・思ったの」

 伊達、それはスターじゃなくて、ヒーロー(ヒロイン)ではないのか?
ま、簡単に負けるスター選手じゃ話にならないのは確かだけどね。
 
  

 
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2006/10/20 18:24 | Comments(0) | NEW WIND編

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