NEW WIND社長 風間新 手記「新たなる夢のはじまり~飛翔編~」より
※こちらはレッスルエンジェルスサバイバー2のリプレイとなります。
旧作版NEW WINDとはお話上のつながりはありませんが、登場人物などは一部同じものを使用しています。
◇4年目8月
最終戦で1DAYトーナメント第3回“スカイブルーカップ”を開催する。
このタイミングで開催されることからもわかるようにトーナメントの勝者には、“MAX WIND”への挑戦権が与えられることになっている。
1回戦第1試合
「おらあああっ!」
朝比奈の強烈なブレーンバスターが決まった。
「カバーだ!」
朝比奈は全体重をかけてフォール!だが、ソニックはカウント2.5でクリアしてみせた。
「チッ!おわあっ…」
朝比奈の離れ際の油断を見逃さず、ソニックは強烈なアッパー掌底でダウンさせると、コーナーへと駆け上がる。
「みんなの観客ポイントをわけてなの!」
「いけ~ソニック!」
ファンの声援を受けてシューティングスターが輝く。
「おごおおっ…」
「ワン…トゥ…」
「ぬおおっ!」
レインボー岩城レフェリーの右手がマットを叩く直前に朝比奈はかろうじて肩を上げた。
「さすが!さね!」
ソニックが突っ込むところを朝比奈はランニングネックブリーカーで迎撃し、さらにオーガクラッシャーからフォールに行く。
「まだまだなの!」
ソニックはカウント2.8でクリアすると、ソニックキック(強烈なドロップキック)→フライングニールキックと叩きこみ3カウントを奪った。
「やったのさね!」
ソニック、一回戦突破。
1回戦第2試合
「いけええっ!」
祐希子の必殺、高速ジャーマンが市ヶ谷に炸裂!
「この程度!」
市ヶ谷はカウント2.5で跳ね返すと、先に起きあがり祐希子の立ち上がりに合わせて必殺の美しき稲妻!
「うぐう…」
ビューティサンダーで打ち抜かれ祐希子の意識は朦朧としている。
「行きますわよ。」
市ヶ谷は腕力に物を言わせて“ぶっこぬきバックドロップ!”
「くっ…」
それを祐希子は押しつぶすがフォールにはいけない。
ドロップキック→張り手→スリーパーと連続で攻め込まれ窮地に追い込まれる祐希子。
「このっ…」
どうにか振りほどき、ソバットからスワンダイブ式のミサイルキックへと繋げる。
「この程度!」
市ヶ谷はすっくと立ち上がると強烈なドロップキックで祐希子を弾き飛ばし、ギロチンを落下させて追い打ちをかける。
「オーホッホ…うぐっ…」
高笑いをしようとしたものの、ダメージが出て動きがとまる市ヶ谷。
「うおおおおおおおっ!」
祐希子はチャンスとみて渾身の力を込めた高速ジャーマン!
「このおっ…」
しかしこれをカウント2.8でクリアする市ヶ谷。
「心も体も全部熱くってたまらないの!」
祐希子はコーナーへと駆け上がると最終兵器…ムーンサルトプレスを発射!!
「あぐうううううう…」
しかしうめき声を上げたのは技を仕掛けた祐希子の方だった。
「剣山…」
そう完璧に決まったと思ったムーンサルトを待ち受けていたのは市ヶ谷のヒザだったのだ。市ヶ谷に与えるはずのダメージがそのまま祐希子に跳ね返った形になる。
「これが本当のムーンサルトですわ!」
市ヶ谷は言うが早いか素早くコーナーへと駆け上がり、高貴かつ華麗なムーンサルトプレスで飛んだ。
高さでは祐希子だが、市ヶ谷には“重さ”がある。
「15分54秒、15分54秒ビューティフルムーンで勝者ビューティ市ヶ谷!」
「まさかでしたな。祐希子がよもやムーンサルトでとられるとは…」
「完璧なタイミングで出しましたね。」
ビューティ市ヶ谷。一回戦突破。
1回戦第3試合
「ハアッ!」
キャシーのトラースキックが決まり、北条の一回戦敗退が決まった。
「よもやトラースキックの打ち合いで北条が負けるとは…」
キャシー・ウォン、一回戦突破
1回戦第4試合
「もう少し粘ってくれないと面白くないわね。」
コリィをスクラップバスターで仕留めた十六夜は余裕の表情で戻っていった。
「さすがですな。」
十六夜美響、一回戦突破。
準決勝第1試合では市ヶ谷が粘るソニックをビューティボムで仕留め、続く第2試合では十六夜がキャシーをあっさりと撃破し決勝へと駒を進めた。
決勝は体力に余裕のあった十六夜が、市ヶ谷の大技ラッシュを耐えきり、攻め疲れた市ヶ谷を一気に撃破した。
第3回スカイブルーカップ優勝は十六夜美響。彼女がMAX WIND女王へと挑むことになる。
「うふふ…覚悟しておきなさい。災厄の力を体で理解させてあげるわ。」
「次の生贄は災厄の女神か。楽しくなりそうだぜ。」
第2部飛翔編-5へ
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