NEW WIND社長 風間 新 手記より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
「EXタッグリーグ? そんなものに興味も価値もありませんよ。そもそもあのEXタッグって何のためにあるか知ってます?」
私は傲慢な態度で取り囲む記者へ話題を振る。
「それは女子プロレス1番を決める大会ですよね?」
記者が、当たり障りのない答えを返す。
私はそう来るだろうと思っていたのだが・・・
「フ・ハハハハハ! これはお笑いだ。記者さんあなた何年女子プロレスの取材してるんですか?」
私のこの切り返しに戸惑いを見せる記者さん。
悪いですねえ、今日の私はいつもの善玉社長 風間ではなく、ブラックジョーカーの風間はまずいな、”ヒールな社長”風間新なんだから。
「10年ですかあ。まあ何年でもいいけどね。あのEXタッグリーグというのはですねえ、新女が一番! という事を見せ付ける為だけの大会なんですよ。女子プロレスでアレだけの観客とメンバーを集める事が出来るのは新女だけだ! という事をマスコミ・ファンに無意識のうちに意識させる。そういう大会なんですよ」
記者は誰も言葉を発しない。いつも温厚な風間社長がまったく別の発言をするから戸惑っているらしい。
そりゃそうだ。なにしろ・・・私だって戸惑ってるのだから。
「今の一番は新女じゃない。 このNEW WINDですよ。我々の参加しないEXタッグなんて、ハンバーグのないハンバーグ定食、牛肉のない牛丼みたいなもんですよ。もしくはメインイベンターのいないプロレス興行とでもいいましょうか。」
「・・・つまり新女なんて前座にすぎないと?」
「そうとってもらっても結構です。 我々のいないEXタッグなど価値はない。 本当に価値があるのは我々が主催する
”Ex-S(イクスエス)タッグリーグ”だ。」
「・・・思いっきり意識してますね・・・」
「名前は似てるけどなあ。 レベルは違うんだよ。 ま、正直名前なんてどうでもいいんだよ! どちらがより輝くタッグリーグになるかはやる前から分かってるし。 名前で輝くんじゃねえ! レスラーが輝いてるから、リーグ戦が輝くんだよ!!」
ふー疲れた。あんなヒールぶって大会告知をするのはもうやめだ。正直しんどいし・・・
ただ、おかげで反響は凄い。ネットでは風間新を称えるスレ、風間新を潰すスレが出来ているらしい(苦笑)
新女勢も反発してくれたし。これで少しは業界に活気が出たかなあ。
この会見をする前は、必死でヒールのしゃべりを勉強したよ・・・上手くできたかなあ・・・
「まだ完璧じゃないわね。」
うるさいよ、南(笑)私だって完璧に出来たとは思ってないし。
さて話題沸騰のEx-S(イクスエス)タッグリーグ参加チームは以下の通り。
表記はパンフレット記載内容を転載
”Ex-S(イクスエス)タッグリーグ参加チーム”
”サイレントヴォイス” 伊達遥(1期生)&カンナ神威(2期生)組
1期生の伊達遥と2期生カンナ神威のタッグチーム。
タッグチームらしいタッグではないのだが、個々の能力の高さゆえに強いチーム。 現AACタッグ王者としてすでに7度の防衛に成功していており、ダントツの優勝候補といえるだろう。
欠点としては利点の裏返しでもある、個々の能力の高さゆえのタッチワークの遅さだろうか。
”パーフェクツ” 南利美(1期生)&草薙みこと(2期生)組
現EWAタッグ王者。 サイレントヴォイス同様に1期生&2期生のコンビ。
こちらはサイレントヴォイスとは違い、抜群のチーム力を誇る。
お互いの欠点をフォローしあえるチームであり、個々の能力もハイレベル。
打倒サイレントヴォイスの一番手といえる存在。
”完璧を求める女” 南利美が理想のパートナーと組めたと豪語するだけのチームであり、サイレントヴォイスとは違う強さを持ったチームだ。
”ジューシーペア” マッキー上戸(1期生)&ラッキー内田(1期生)
元EWAタッグ王者組。
最近は戦績振るわずも、チームとしての完成度は高い。
デビュー当初からこのタッグでの活動多くチームキャリアは一番。
タッグチームとして成熟期に入っており、安定した試合内容にはファンも多い。
ただ、サイレントヴォイス、パーフェクツに比べると個々での能力が劣り、長期戦では不利かもしれない。
それでも優勝するだけの力はあるし、社長 風間曰く、”EXなら余裕で勝てる。”と評する実力のあるチームだ。
”νジェネ” 武藤めぐみ(3期生)&結城千種(3期生)組
チームとしてのタイトル経験ないがすでにタッグ王座戦線の常連となりつつある新鋭チーム。 キャリア1年半とは思えない実力を持っており、目が離せない。
今大会で上記3チームを食えるかどうか。
壁は厚く、高いかもしれないが、超える可能性は十分。
社長 風間曰く”νジェネでもEXなら優勝できるだろう”と。
”チームV” ナスターシャ・ハン(EWA)&永沢舞(4期生)組
成長著しい永沢舞がデビュー半年で飛躍のチャンスを掴む。
強豪ナスターシャ・ハンとのタッグ結成。
「組んでくださった、ハンさんに感謝!カンシャです!」とは永沢の弁。
ハンの足を引っ張らなければ上位チームとの差はないはず。
”外来種”ウインミラー(EWA)&エレナ・ライアン(フリー)組
ウインがどこまでエレナを引っ張れるか。
下馬評では不利だがそれを覆して上位を狙う。
”外来種”・・・アリス(EWA)&ディジークライ(EWA)組
破壊力はかなりのもの。 嵌れば上位も!
”運命” 氷室紫月(1期生)&イザベラ・スミス(フリー)組
パートナー不在、不遇の一期生氷室紫月が自分で見つけ出してきた”運命のパートナー”イザベラ・スミスとタッグを結成。
この運命の出会いの結果は果たして・・・
今大会の台風の目となる異色タッグ。
Ex-Sタッグリーグ編 は次回へ続く。
※本日の注釈※
Ex-Sのネーミングはここからわかる人はわかるでしょう。
ブラックジョーカーの風間・・・ブラックジョーカーは実際の女子プロレスのユニット。
主なメンバーは、風間ルミ(引退、前LLPW社長)、イーグル沢井、井上貴子。
残念ながら活動母体が地味なLLPWなので一般的にはあまり知られてないはず。
私は傲慢な態度で取り囲む記者へ話題を振る。
「それは女子プロレス1番を決める大会ですよね?」
記者が、当たり障りのない答えを返す。
私はそう来るだろうと思っていたのだが・・・
「フ・ハハハハハ! これはお笑いだ。記者さんあなた何年女子プロレスの取材してるんですか?」
私のこの切り返しに戸惑いを見せる記者さん。
悪いですねえ、今日の私はいつもの善玉社長 風間ではなく、
「10年ですかあ。まあ何年でもいいけどね。あのEXタッグリーグというのはですねえ、新女が一番! という事を見せ付ける為だけの大会なんですよ。女子プロレスでアレだけの観客とメンバーを集める事が出来るのは新女だけだ! という事をマスコミ・ファンに無意識のうちに意識させる。そういう大会なんですよ」
記者は誰も言葉を発しない。いつも温厚な風間社長がまったく別の発言をするから戸惑っているらしい。
そりゃそうだ。なにしろ・・・私だって戸惑ってるのだから。
「今の一番は新女じゃない。 このNEW WINDですよ。我々の参加しないEXタッグなんて、ハンバーグのないハンバーグ定食、牛肉のない牛丼みたいなもんですよ。もしくはメインイベンターのいないプロレス興行とでもいいましょうか。」
「・・・つまり新女なんて前座にすぎないと?」
「そうとってもらっても結構です。 我々のいないEXタッグなど価値はない。 本当に価値があるのは我々が主催する
”Ex-S(イクスエス)タッグリーグ”だ。」
「・・・思いっきり意識してますね・・・」
「名前は似てるけどなあ。 レベルは違うんだよ。 ま、正直名前なんてどうでもいいんだよ! どちらがより輝くタッグリーグになるかはやる前から分かってるし。 名前で輝くんじゃねえ! レスラーが輝いてるから、リーグ戦が輝くんだよ!!」
ふー疲れた。あんなヒールぶって大会告知をするのはもうやめだ。正直しんどいし・・・
ただ、おかげで反響は凄い。ネットでは風間新を称えるスレ、風間新を潰すスレが出来ているらしい(苦笑)
新女勢も反発してくれたし。これで少しは業界に活気が出たかなあ。
この会見をする前は、必死でヒールのしゃべりを勉強したよ・・・上手くできたかなあ・・・
「まだ完璧じゃないわね。」
うるさいよ、南(笑)私だって完璧に出来たとは思ってないし。
さて話題沸騰のEx-S(イクスエス)タッグリーグ参加チームは以下の通り。
表記はパンフレット記載内容を転載
”Ex-S(イクスエス)タッグリーグ参加チーム”
”サイレントヴォイス” 伊達遥(1期生)&カンナ神威(2期生)組
1期生の伊達遥と2期生カンナ神威のタッグチーム。
タッグチームらしいタッグではないのだが、個々の能力の高さゆえに強いチーム。 現AACタッグ王者としてすでに7度の防衛に成功していており、ダントツの優勝候補といえるだろう。
欠点としては利点の裏返しでもある、個々の能力の高さゆえのタッチワークの遅さだろうか。
”パーフェクツ” 南利美(1期生)&草薙みこと(2期生)組
現EWAタッグ王者。 サイレントヴォイス同様に1期生&2期生のコンビ。
こちらはサイレントヴォイスとは違い、抜群のチーム力を誇る。
お互いの欠点をフォローしあえるチームであり、個々の能力もハイレベル。
打倒サイレントヴォイスの一番手といえる存在。
”完璧を求める女” 南利美が理想のパートナーと組めたと豪語するだけのチームであり、サイレントヴォイスとは違う強さを持ったチームだ。
”ジューシーペア” マッキー上戸(1期生)&ラッキー内田(1期生)
元EWAタッグ王者組。
最近は戦績振るわずも、チームとしての完成度は高い。
デビュー当初からこのタッグでの活動多くチームキャリアは一番。
タッグチームとして成熟期に入っており、安定した試合内容にはファンも多い。
ただ、サイレントヴォイス、パーフェクツに比べると個々での能力が劣り、長期戦では不利かもしれない。
それでも優勝するだけの力はあるし、社長 風間曰く、”EXなら余裕で勝てる。”と評する実力のあるチームだ。
”νジェネ” 武藤めぐみ(3期生)&結城千種(3期生)組
チームとしてのタイトル経験ないがすでにタッグ王座戦線の常連となりつつある新鋭チーム。 キャリア1年半とは思えない実力を持っており、目が離せない。
今大会で上記3チームを食えるかどうか。
壁は厚く、高いかもしれないが、超える可能性は十分。
社長 風間曰く”νジェネでもEXなら優勝できるだろう”と。
”チームV” ナスターシャ・ハン(EWA)&永沢舞(4期生)組
成長著しい永沢舞がデビュー半年で飛躍のチャンスを掴む。
強豪ナスターシャ・ハンとのタッグ結成。
「組んでくださった、ハンさんに感謝!カンシャです!」とは永沢の弁。
ハンの足を引っ張らなければ上位チームとの差はないはず。
”外来種”ウインミラー(EWA)&エレナ・ライアン(フリー)組
ウインがどこまでエレナを引っ張れるか。
下馬評では不利だがそれを覆して上位を狙う。
”外来種”・・・アリス(EWA)&ディジークライ(EWA)組
破壊力はかなりのもの。 嵌れば上位も!
”運命” 氷室紫月(1期生)&イザベラ・スミス(フリー)組
パートナー不在、不遇の一期生氷室紫月が自分で見つけ出してきた”運命のパートナー”イザベラ・スミスとタッグを結成。
この運命の出会いの結果は果たして・・・
今大会の台風の目となる異色タッグ。
Ex-Sタッグリーグ編 は次回へ続く。
※本日の注釈※
Ex-Sのネーミングはここからわかる人はわかるでしょう。
ブラックジョーカーの風間・・・ブラックジョーカーは実際の女子プロレスのユニット。
主なメンバーは、風間ルミ(引退、前LLPW社長)、イーグル沢井、井上貴子。
残念ながら活動母体が地味なLLPWなので一般的にはあまり知られてないはず。
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