NEW WIND社長 風間新 手記より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇4年目12月◇
話題沸騰のEx-Sタッグリーグがいよいよ始まろうとしていた。
チケットの売れ行きは上々で、この分ならほぼ全部満員以上は行くだろう。
あとはどれだけ当日券が伸びるか…ともかく楽しみな興行になりそうだ。
なお、新女のEXタッグより上だと証明する意味で、会場は全て新女が押さえた会場より大きい(笑)
正直なところを言えば、8チームのうち外国人チームは数合わせな部分は否めない。だが、それはEXにしても同じ事だ。真の強豪が8チーム集まるなど、普通に考えてありえない。
どこもベテラン+若手という図式で選手を送りだしてくるからだ。
上位のチームの実力ではうちの方が圧倒的に上。タッグ王者である、サイレントヴォイスとパーフェクツなら当然上だし、ジューシーペアでもνジェネでもEXを優勝するだけの実力はある!
さてここで”運命”氷室紫月&イザベラ・スミス組に触れておきたい。
所属選手、フリー契約、EWAの派遣選手全てあわせても15名。
これでは1名足らず、EX-Sは開催できない状況だった。
すでに12月のEx-S開催を決定していた私たちは、どうしてもあと一名の選手を確保したかったのだが、12月といえばEXがある。
そのため新規に海外団体との提携も出来ず、どうしても最後の1名が埋まらない。
そんな時に”運命の出会い”というものはあるものだ。
11月シリーズで組まれた伊達&カンナVSみこと&氷室のAAC終了後、私と氷室を訪ねてきた人物がいた。
「社長、変な外国人が社長と、氷室を出せと言って訪問してきてますが・・・」
相変わらず表情が読み取りにくい秘書の井上さんが社長室へ飛び込んでくる。
飛び込んできたわりに表情はいつもの表情のままなので、どうにも事態が読めない。
「…変な外国人? 私に外人の知り合いはいなくもないけど、”変な”とつく外国人は知らないな・・・」
といい終わらないうちにその変な外国人は社長室へとやってきていた。
「ハロー。あなたが社長さんネ?ワタシはイザベラ・スミスとイイマス。 ヨロシク~ね。」
ブロッコリー。
これが私の感想だ。正確にはアフロヘアなんだろうが・・・緑に染められると、ブロッコリーにしか見えん(笑)
それはともかく日本語で話せるらしい。
以下は略すが、彼女はAACのタッグ戦を生観戦していて、氷室のファイトに感動したという。
氷室には正式なタッグパートナーがいないと聞き、是非タッグを組みたいと直接交渉しにやってきたわけだ。
神秘的な美しさの氷室と、明快なブロッコリーのコンビ。まるで対象的だが、得意技のカテゴリーも違うし意外といけるのかもしれない。
ひとまず判断は氷室に任せてみようと思い、氷室を社長室へ呼んだみた。
「あなたが・・・私と組みたいって人? ブロッコリーさん?」
こらこら氷室。 ストレートに言っちゃダメでしょうが。私は言ってないんだから。
「アハハ。ノー!ノー!ワタシはイザベラです。ヨロシク、シズク。」
どうやらブロッコリー慣れをしているらしい。まったく気にせず、ニコニコしている。
その後色々なやりとりがあって、氷室のお得意の”運命”が飛び出すんです。チーム運命はこうして誕生。
投げのブロッコリーイザベラ、絞めの氷室。異色のチームだけどどこまでいけるか。 楽しみだね。
☆シリーズ2日目☆
この日からEx-Sタッグリーグが開幕。
リーグ戦の開幕カードは・・・
ナスターシャ・ハン&永沢舞組VSウイン・ミラー&エレナライアン組
「ちょー緊張・・・」
初のリーグ戦参加に緊張しまくり、小刻みに震える永沢の肩をポンと叩くハン。
無言だが、目で語っている。”私についてくれば大丈夫だ”と。
「はい! ファイト、ファイトです!」
永沢はハンの頼もしさを感じたらしく、一気に元気になり、花道を飛び出していった。
この二人は急造タッグに間違いはないが、デビュー当初から何度も試合であたったり、組んだりしているので、永沢はハンをよく知っている。
ハンもデビューからの永沢の成長を知っているからこそ、タッグ結成を申し出てくれたのだ。
”出るからには優勝を狙うが、未来のライバルを育てるのも悪くないと思ってネ”これがハンのメッセージだった。
さて試合はハンの存在が大きい 要所要所で決まる重い打撃でミラー・エレナ組を寄せ付けない。
永沢とWドロップキックを決めるなどチームワークもよく、最後は永沢がミラーを押さえている間に、ドラゴンスリーパーでエレナからギブアップを奪ってみせた。
○ハン&永沢「1勝」(10分56秒 ドラゴン・スリーパー)「1敗」ミラー&エレナ×
☆リーグ戦第2試合☆
”運命”氷室&イザベラはいきなりの強敵”νジェネ”武藤&結城と対戦。
氷室・イザベラはタッグとしてデビュー戦だったが、キャリア上のνジェネと互角の勝負を繰り広げる。
試合終盤イザベラは場外でキャプチュード2連発を決め、武藤をグロッキー状態に追い込む。
だが、リングに戻った武藤はイザベラの油断を見逃さず、必殺ムーンサルトを決める。
何とか跳ね除けたイザベラは合体パイルドライバーを武藤に決め、即座に氷室にタッチ。
氷室はダウンする武藤に必殺の”紫龍”!
これで決まったかと思ったが・・・
武藤はロープエスケープに成功。
最後はチェンジした結城のカカト落しで同じくチェンジしたイザベラが沈んだ。
○結城&武藤「1勝」(30分0秒 カカト落し→片エビ固め)「1敗」氷室&イザベラ×
☆第3試合☆
南&みことVSジューシーペア
何かと因縁のカードが開幕戦で実現。
今までの分もと意気込むジューシーペアだったが、終始EWAタッグ王者組の余裕を崩す事はできず。
チームとしては負けていないが、個々のレベルの差がハッキリ見えた試合に感じられた。
○南&みこと「1勝」(22分34秒 サザンブレーカー)「1敗」ラッキー&マッキー×
☆第4試合☆
伊達&カンナVSアリス・スミノルフ&ディジークライ組
正直やる前からサイレントヴォイスの勝利は確定していただろう。
サイレントヴォイスの圧勝に終わる。
○伊達&カンナ「1勝」(13分06秒 デスバレーボム→体固め)「1敗」アリス&クライ×
◆初日終わって◆
サイレントヴォイス、パーフェクツ、νジェネの3チームが予想通りの白星スタート。
有力チームのジューシーペアは宿敵パーフェクツにまたも苦杯を舐めさせられ、黒星発進となってしまった。
まだまだ初日が終わっただけ。
Ex-Sはまだまだこれからが本番である。
話題沸騰のEx-Sタッグリーグがいよいよ始まろうとしていた。
チケットの売れ行きは上々で、この分ならほぼ全部満員以上は行くだろう。
あとはどれだけ当日券が伸びるか…ともかく楽しみな興行になりそうだ。
なお、新女のEXタッグより上だと証明する意味で、会場は全て新女が押さえた会場より大きい(笑)
正直なところを言えば、8チームのうち外国人チームは数合わせな部分は否めない。だが、それはEXにしても同じ事だ。真の強豪が8チーム集まるなど、普通に考えてありえない。
どこもベテラン+若手という図式で選手を送りだしてくるからだ。
上位のチームの実力ではうちの方が圧倒的に上。タッグ王者である、サイレントヴォイスとパーフェクツなら当然上だし、ジューシーペアでもνジェネでもEXを優勝するだけの実力はある!
さてここで”運命”氷室紫月&イザベラ・スミス組に触れておきたい。
所属選手、フリー契約、EWAの派遣選手全てあわせても15名。
これでは1名足らず、EX-Sは開催できない状況だった。
すでに12月のEx-S開催を決定していた私たちは、どうしてもあと一名の選手を確保したかったのだが、12月といえばEXがある。
そのため新規に海外団体との提携も出来ず、どうしても最後の1名が埋まらない。
そんな時に”運命の出会い”というものはあるものだ。
11月シリーズで組まれた伊達&カンナVSみこと&氷室のAAC終了後、私と氷室を訪ねてきた人物がいた。
「社長、変な外国人が社長と、氷室を出せと言って訪問してきてますが・・・」
相変わらず表情が読み取りにくい秘書の井上さんが社長室へ飛び込んでくる。
飛び込んできたわりに表情はいつもの表情のままなので、どうにも事態が読めない。
「…変な外国人? 私に外人の知り合いはいなくもないけど、”変な”とつく外国人は知らないな・・・」
といい終わらないうちにその変な外国人は社長室へとやってきていた。
「ハロー。あなたが社長さんネ?ワタシはイザベラ・スミスとイイマス。 ヨロシク~ね。」
ブロッコリー。
これが私の感想だ。正確にはアフロヘアなんだろうが・・・緑に染められると、ブロッコリーにしか見えん(笑)
それはともかく日本語で話せるらしい。
以下は略すが、彼女はAACのタッグ戦を生観戦していて、氷室のファイトに感動したという。
氷室には正式なタッグパートナーがいないと聞き、是非タッグを組みたいと直接交渉しにやってきたわけだ。
神秘的な美しさの氷室と、明快なブロッコリーのコンビ。まるで対象的だが、得意技のカテゴリーも違うし意外といけるのかもしれない。
ひとまず判断は氷室に任せてみようと思い、氷室を社長室へ呼んだみた。
「あなたが・・・私と組みたいって人? ブロッコリーさん?」
こらこら氷室。 ストレートに言っちゃダメでしょうが。私は言ってないんだから。
「アハハ。ノー!ノー!ワタシはイザベラです。ヨロシク、シズク。」
どうやらブロッコリー慣れをしているらしい。まったく気にせず、ニコニコしている。
その後色々なやりとりがあって、氷室のお得意の”運命”が飛び出すんです。チーム運命はこうして誕生。
投げの
☆シリーズ2日目☆
この日からEx-Sタッグリーグが開幕。
リーグ戦の開幕カードは・・・
ナスターシャ・ハン&永沢舞組VSウイン・ミラー&エレナライアン組
「ちょー緊張・・・」
初のリーグ戦参加に緊張しまくり、小刻みに震える永沢の肩をポンと叩くハン。
無言だが、目で語っている。”私についてくれば大丈夫だ”と。
「はい! ファイト、ファイトです!」
永沢はハンの頼もしさを感じたらしく、一気に元気になり、花道を飛び出していった。
この二人は急造タッグに間違いはないが、デビュー当初から何度も試合であたったり、組んだりしているので、永沢はハンをよく知っている。
ハンもデビューからの永沢の成長を知っているからこそ、タッグ結成を申し出てくれたのだ。
”出るからには優勝を狙うが、未来のライバルを育てるのも悪くないと思ってネ”これがハンのメッセージだった。
さて試合はハンの存在が大きい 要所要所で決まる重い打撃でミラー・エレナ組を寄せ付けない。
永沢とWドロップキックを決めるなどチームワークもよく、最後は永沢がミラーを押さえている間に、ドラゴンスリーパーでエレナからギブアップを奪ってみせた。
○ハン&永沢「1勝」(10分56秒 ドラゴン・スリーパー)「1敗」ミラー&エレナ×
☆リーグ戦第2試合☆
”運命”氷室&イザベラはいきなりの強敵”νジェネ”武藤&結城と対戦。
氷室・イザベラはタッグとしてデビュー戦だったが、キャリア上のνジェネと互角の勝負を繰り広げる。
試合終盤イザベラは場外でキャプチュード2連発を決め、武藤をグロッキー状態に追い込む。
だが、リングに戻った武藤はイザベラの油断を見逃さず、必殺ムーンサルトを決める。
何とか跳ね除けたイザベラは合体パイルドライバーを武藤に決め、即座に氷室にタッチ。
氷室はダウンする武藤に必殺の”紫龍”!
これで決まったかと思ったが・・・
武藤はロープエスケープに成功。
最後はチェンジした結城のカカト落しで同じくチェンジしたイザベラが沈んだ。
○結城&武藤「1勝」(30分0秒 カカト落し→片エビ固め)「1敗」氷室&イザベラ×
☆第3試合☆
南&みことVSジューシーペア
何かと因縁のカードが開幕戦で実現。
今までの分もと意気込むジューシーペアだったが、終始EWAタッグ王者組の余裕を崩す事はできず。
チームとしては負けていないが、個々のレベルの差がハッキリ見えた試合に感じられた。
○南&みこと「1勝」(22分34秒 サザンブレーカー)「1敗」ラッキー&マッキー×
☆第4試合☆
伊達&カンナVSアリス・スミノルフ&ディジークライ組
正直やる前からサイレントヴォイスの勝利は確定していただろう。
サイレントヴォイスの圧勝に終わる。
○伊達&カンナ「1勝」(13分06秒 デスバレーボム→体固め)「1敗」アリス&クライ×
◆初日終わって◆
サイレントヴォイス、パーフェクツ、νジェネの3チームが予想通りの白星スタート。
有力チームのジューシーペアは宿敵パーフェクツにまたも苦杯を舐めさせられ、黒星発進となってしまった。
まだまだ初日が終わっただけ。
Ex-Sはまだまだこれからが本番である。
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コメント
無題
どうもはじめましてぷいにゅと申します。ここのプレイ日記は自分がレッスルをする時の参考にさせてもらったりしています。これからよろしくお願いします。
posted by ぷいにゅat 2006/10/12 13:56 [ コメントを修正する ]