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2024/04/24 12:14 |
”混沌に戦の女神が微笑む” その113
「栄光のスターロード」
 NEW WIND社長 風間 新 手記2より。


※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
 

 6年ぶりの開催となったイシュタルインパクト。
 スイレンをメンバーに入れておきたかったのだが、吉田との女王戦で負傷し、今月は欠場となってしまった。

 外国人王者4名を、NEW WINDの精鋭が迎え撃つという構図は、話題にはなるが、私個人の感想からいえば全員所属選手で構成したかった。
 だが残念なことに1期~3期生までが退団した今、NEW WINDは戦力ダウンを否めない。
 女王吉田、怪我でスイレンを欠いてしまってはメンバー的には興味はそがれてしまうだろう。
 永沢は衰えを隠せないし、フェニ、なぎさ、ジャンヌ、ウインド・ドラゴンでは、実力不足は明らかなのだから。
 

 その実力不足と指摘したジャンヌは開幕戦でマイティにシングルでフォール負けを喫する。

「これで最強に一歩近づけたかな?」
 とマイティ。

 新人の頃から最強を意識しているとは・・・末恐ろしい奴だよ。


△イシュタルインパクト・2 リーグ戦結果△

☆カラス(AAC王者)2勝5敗
 相羽とメガライトから勝利。
AAC王者がTWWA王者に勝利したのは史上初の出来事。 

☆ジーニアス武藤 2勝5敗
 2勝はEWA王者ハン、AAC王者カラスから。
NEW WINDでは中堅クラスだが世界王者を倒せる。このことはNEW WINDのレベルの高さを証明したといえるだろう。 

☆スターライト相羽 2勝5敗
 海外王者には全敗、勝ったのは同期ジーニアスと、先輩のシャイニング。
いきなり初日に先輩超えを果たして台風の目か?と期待されたが案外の結果だった。
 まだまだトップレベルとは差がある印象。

☆ハン(EWA王者) 4勝3敗
 カラス、メガライト、ハイブリット、相羽から勝利。
変形STF“ネオ・サザンクロスロック”を使うハイブリットからSTFでギブアップを奪った試合はベストバウトといえる。
 TWWA王者からも完璧なSTFで勝利を奪っていることからもその実力の高さはわかるだろう。

☆シャイニング神威 4勝3敗
 後輩ジーニアスは当然として、カラス、ハンそしてメガライトからも勝利を奪っている。
現在タイトル暦は無いシャイニングだが、その実力はワールドチャンプクラスである事を証明。

☆メガライト(TWWA王者) 4勝3敗
 ジーニアス、相羽、ハイブリットとNEW WIND勢を撃破し、WWCA王者カオスからも勝利している。
 ムラはあるものの、実力はやはり高い。

☆ハイブリット南 4勝3敗
 後輩相手には貫禄を見せたが、海外王者相手だと1勝3敗と不甲斐ない結果に。
 やはりエースの器ではないか・・・この結果にはため息しか出ない。

☆カオス 6勝1敗
 負けたのはメガライト戦のみ。あとは余裕の勝利だった。
 
 ということで優勝はカオス。試合内容や勝負タイムなどはあえて省略させてもらった。

 戦の女神 イシュタルが微笑んだのは、カオス。

 この結果、次期挑戦者はカオスに決定!


 

 のはずだったのだが・・・


 WWCAは突如提携先を新女に変更を発表、このあおりでカオスの挑戦権利は消滅してしまった。
 WWCAといいIWWFといい海外の連中は信用できないなあ・・・

 
☆12年目 女子プロレス大賞☆
MVP スイレン草薙 2年連続2回目
新人賞 マイティ祐希子 
ベスト 吉田龍子VSスイレン草薙
タッグ ハイブリット&スイレンVS吉田&カオス

 またも吉田ではなくスイレンが選出された。

 吉田は女王戦では無敵なのだが、普段の試合が荒い。
 スイレンのほうが綺麗で安定した試合をするのが審査員受けをするのだろうか。
 スイレンは女王戦で吉田に連敗しているし、エースは吉田なのだが・・・スイレンには2年連続MVPという肩書きがある。
 
 うーん、ある意味どちらもエースなのかもしれないが、私としては吉田が受賞するものだと思っていただけに複雑な気持ちがある。
 
 もちろんスイレンの受賞も嬉しいのだけど、伊達・結城とかつての二人のエースは、タイトルを保持しながらMVPも受賞していただけに・・・
 吉田も今年22歳だ。たぶん今年が最後のチャンスだったはず。
年齢的にもう大幅な上積みは見込めないだろうし、むしろ衰えとの戦いになるのではないだろうか。
 とするとMVPを2年連続で受賞したスイレンに次の世代のエースの期待をするしかないだろうか・・・
 
 
 ◇12年目1月◇

 低迷ぎみだったハイブリットに復調の兆し。

 女王吉田からノンタイトル戦とはいえ、シングル戦でギブアップを奪ったのだ。
 
 リング中央、これ以上ない場所で極まった必殺のネオ・サザンクロスロックで勝利。

 ハイブリットは女王の座への挑戦をアピール!
吉田はこれを保留したが、決戦のときは近いかもしれない。

 次の大会では、期待の超新星マイティ祐希子が5年先輩であるフェニックス遙からシングルで勝利する。

「やったね!これで一歩近づけたかな。」
 ジャンヌに続いてフェニまで撃破したか。
となると次の標的はなぎさとウインド・ドラゴンか。   

 デビュー1年に満たないのにこの成長・・・恐ろしい。


 

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2007/05/19 18:25 | Comments(0) | NEW WIND編

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