GEAR JAPAN10年11月シリーズ ”エンジェルス・インパクト” 最終戦 東京ドーム大会。
これが今年最後のドーム大会の予定。
目玉カードは 第9代王者 市ヶ谷麗華に、新鋭のパンサー理沙子が挑む、GEAR認定世界ヘビー級選手権試合。
パンサー相手に連敗し、怒り心頭の市ヶ谷麗華に対し、パンサー理沙子は初戴冠を狙う。
前売りの段階で満員を出せるくらいまでチケットは売れており、当日の伸びでは、札止めもある状況。
これが今年最後のドーム大会の予定。
目玉カードは 第9代王者 市ヶ谷麗華に、新鋭のパンサー理沙子が挑む、GEAR認定世界ヘビー級選手権試合。
パンサー相手に連敗し、怒り心頭の市ヶ谷麗華に対し、パンサー理沙子は初戴冠を狙う。
前売りの段階で満員を出せるくらいまでチケットは売れており、当日の伸びでは、札止めもある状況。
セミファイナルで武藤めぐみが、ジーニアス武藤にフォール負け。
武藤めぐみ&市ヶ谷麗華の2枚看板の時代は終焉なのか?
そんな雰囲気の中、メインイベントが開始された。
序盤は探りあい。
互角の戦いだったが、パワーに勝る市ヶ谷麗華が徐々に試合を支配していく。
パンサー理沙子も強くなったが、パワー勝負ではまだ市ヶ谷の相手ではない。
パンサー理沙子もそれを理解したらしく、手数で反撃。
じっくりとした、それでいて熱い攻防に時間はドンドンすぎて行く。
45分過ぎ、市ヶ谷麗華の得意のパターンに入る。
まず、これでもか! というほど説得力・美麗さを兼ね備えた、得意のビューティボムが決まる。
パンサー理沙子は2.5で返す。
さらにビューティドライバー!!
この独特のボム系のコンボは市ヶ谷の必勝パターン。
ビューティドライバーを2.8で返すパンサー理沙子。
「とどめをさしてあげますわ!」
市ヶ谷麗華はビューティスプラッシュを狙い、担ぎあげるが、パンサー理沙子が蘇生。
担がれた状態から、市ヶ谷の頭部に肘をいれると、市ヶ谷の背後へ降りる。
「ここで決める!」
”必殺”のパンサースープレックスが炸裂!
カウント2.5でクリアしてみせた市ヶ谷だったが、攻勢にでていた所での反撃だったので、相当効いたらしい。
余裕が完全に消えている。
「このお!!」
今度こそビューティスプラッシュ!!
「これは終わりか?」
いや、カウント2.9でクリア。
クリアしただけではなく、再びパンサースープレックス。
なんとか2.8でクリアした市ヶ谷は隠し技ともいえる、ハイキック。
今度こそ 決まったか?!!
と思われたが、ロープが近かった!
なんとかロープエスケープで3カウントを回避したところで、残り試合時間3分の声。
パンサー理沙子が何度か技を決めてカバーにいくが、2.8でクリアされてしまう。
市ヶ谷麗華も有効打を決めれず・・・そしてゴングが鳴り響く。
60分時間切れドロー
「決着は2月のド-ムですわ。 次はあっさり沈めて差し上げます。」
「そっくりそのままお返しします。」
◇10年12月
藤原和美、結城千種引退。
ラストマッチは藤原VS市ヶ谷麗華、結城千種VS武藤めぐみ。
これで一期生は全員リングを去ったことになる。
◇10年1月
バカンスへ出かける。
新咲が主役だった。
◇10年2月
この月の興業は東京ドームのみ。
そしてこれがGEAR JAPAN 最後の興業となる。
GEAR JAPAN ドリームドームファイナル ”LAST GONG”
”GEAR JAPAN解散”
一期生が全て引退したことで、GEARの10年の歴史に”区切り”をつける。
N社長率いるGEAR JAPANの最後の興業。
もちろん超満員札止め。
それぞれが熱戦を繰り広げ、ついに最後の試合。
最後は、GEARの後半のメインストーリーを作ってくれたGEAR認定世界ヘビー級選手権試合。
11月のドームで時間切れドローに終わった両者の再戦。
だが今度は序盤から王者、市ヶ谷麗華が圧倒的におしまくる。
ビューティボム→ビューティドライバー→ビューティスプラッシュ お得意のボムコンボで、あっさりとパンサー理沙子をマットに沈めた。
終了後、全選手がリングに上がり、ファンに解散を報告。
そして・・・全選手がそれぞれの挨拶をしてリングを降り、リング上にはN社長と、市ヶ谷麗華だけが残った。
N社長「これより、市ヶ谷麗華選手の引退式を行います。」
えええーーー!!!
おいおい 解散よりも反応でかいよ・・・
市ヶ谷麗華選手のテンカウントゴングが鳴らされる。
再びリングに上がるN社長。
N社長「皆様にご報告いたします。 これにて市ヶ谷麗華選手は引退されました。 ・・・なお今後の市ヶ谷麗華さんについてはご本人より発表があります。」
「皆さん、応援ありがとう。
麗華は全世界600億人のファンに愛され、そして惜しまれて引退することができました」
そんなに世界に人いねーぞー!!
と野次も飛ぶが、麗華様は気になさらない。
「さて私の引退を持って、第一期GEAR JAPANは歴史に区切りをつけます。」
N社長「このドーム興業を持って私は区切りをつけ、退団します。」
客席が????に包まれる。
「4月より、この私が社長に就任し、第2期 GEAR JAPAN がスタートですわ。 おーほっほっほ!!」
なんだーそりゃーーー!!!!
だましたな~~!!!
と怒号が飛ぶが。。。
「プロレスで解散、引退ほどあてにならないものはございませんわ! もちろん第2期では私は社長兼レスラーとして復帰いたします!!」
ふざけるなーー!!!
いいぞー!!!
怒号と歓声が渦巻く。
なお、ドルフィン早瀬はそのまま広報として残留、 南利美がコーチとして団体に復帰。
現場監督として近藤真琴が復帰。
そしてN社長は、退団はしたものの、GEAR JAPAN㈱の会長に就任。 この辺もプロレスチック。 彼はプチ猪木と呼ばれるように(笑)
その後の第2期 GEAR JAPANは賑やかで、楽しい団体だったと伝えられている。
「当然ですわ!」
「これでGEAR JAPANのお話はおしまいです。 なお3月はバカンスに行きました。 ファイナルシリーズではジーニアス武藤選手がJrで全勝優勝、タッグは武藤めぐみ&パンサー理沙子組で3位、シングルは市ヶ谷麗華選手兼任新社長が出場し、6位。 9年目だったら、もっと皆強かったのに。 ね~ちーちゃん。」
-了ー
☆あとがき☆
団体経営日記 GEAR JAPAN編いかがだったでしょうか。
これにてGEAR編は終了となります。
今回は新人中心の団体で立ち上げたですが、SFCと違って客が入らない入らない(苦笑) おかげで大分苦戦しました。
APがたまらず、宿舎を増強できずに、武藤めぐみを新人でスカウトできなかったり、、、まいい勉強になったかなあ。
後半は一気にAPがたまるようになったんですが、結局総合2位で10年を終わりました。
宿舎を強化するよりも、会場を強化優先すればよかったんですが、APたまると宿舎先にあげてましたからねえ。
これは響きましたよ。
会場上げれば、あつまるAPが違うのにね。
新団体では その辺りの反省を生かしたいですね。
あと、できれば南さんをシングル王者にしたいと思ってます。
前作ではあまり思いいれありませんでしたが、今回は・・・一人でボロ団体を引っ張ってくれましたからね。
では2度目のプレイもおいおいUPしていきます。
管理人 N
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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最後はもっとしんみりとなるのかなぁとか思ってましたが、なかなかのハッピーエンド(笑)
お疲れ様でした、楽しんで読ませてもらいましたよ