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2017/06/23 05:37 |
DQ5 創作SS「はじめての出会い」
 管理人Nが応援し続ける、主フロ(主人公*フローラカップリング)です。
 二人の初めての出会いを描いてみました。なおPS2版の追加イベントを元に創作しております。


 

 僕が彼女に出会ったのは…僕がまだ6才ぐらいの時でした。

 その頃僕はずっと旅をしていて、父さんと船に乗っていたんです。
「母さんを探す旅」とずっと父から聞かされていて、僕は記憶にない母を思っていました。
 乗っていた船がとある港に近づいた時、父さんは僕にこういいました。
「しばらくはゆっくりすることになるだろう。」
 僕は物心ついたころから一つところに長くいた記憶がほとんどなかったので、嬉しい反面なんとなく戸惑ったことを覚えています。
 船が港についたところで、恰幅のよいおじさんと、僕とあまり変わらないくらいの年の青い髪の女の子が船に乗ってきました。
「父さんはこの人と話があるから、少し待っていなさい。」
 そういって父さんは、恰幅のよいおじさんと話をはじめので、手持ち無沙汰になった僕は、青い髪の女の子が気になったので彼女のいる船室へと向かった。
「あの…」
「あら、さっきの。」
「僕、ルーザーです。」
 僕はそういって右手を差し出した。
大人の人が挨拶をしていたのを見ているから、その真似をしたんだ。
「ルーザー、いい名前ね。私はフローラです。」
 フローラはそういって僕の右手を両手で包み込んでくれた。
その柔らかい手の感触になんだかドキドキした記憶がある。
 柔らかい手に綺麗な青い髪の毛。ニコッと微笑んだその綺麗な顔…僕は意識はしていなかったけど、彼女を好きになっていたのかもしれない。
僕たちは短い時間だったけど、楽しくおしゃべりをした。
だけどその楽しい時間は、「ルーザー行くぞ~~!」という父さんの声で終わってしまったんだ。
「そろそろ行かないと。」
「また会いましょうね、ルーザー。」
「うん。きっとまた会おうね、フローラ。」
 僕たちはまた握手をして、お互いに手を振りながら別れたんだ。
なんとなくまた会えると感じながら…

 
「ねえ、フローラ…僕との出会い覚えている?」
「もちんですわ、あなた。船の上でしたよね。あなたは利発そうで可愛らしかったですわね。」
 後でわかったことだが、フローラは僕よりも2つ年上だった。
ちょっぴり可愛い年下の男の子という認識だったそうだけど、僕の瞳に引かれ、記憶していたといっていた。
「初めての出会いは一瞬のすれ違いだったけど、もう君を話さないからね、フローラ。」
「そう願いますわ。私もあなたのそばを離れたくありませんわ。」
 運命の再会、そして運命の選択を経て強く結ばれた一組の夫婦。
僕らの未来は明るいと思っていた。ずっとずっと、一緒にいられると思っていた。
 だが僕たち夫婦には、この後過酷な運命が待ち受けているということを、この時の僕らは知るよしもなかったのです。


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2008/07/01 18:00 | Comments(0) | ドラゴンクエスト

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