12月25日 19:00開始のハッスルハウスクリスマスSPのレポです。
ひとまず前説~セミハッスルまで公開。
(なおコメントレスおよびお題更新は遅くなります。申し訳ない。)
ひとまず前説~セミハッスルまで公開。
(なおコメントレスおよびお題更新は遅くなります。申し訳ない。)
携帯から速報メール更新を実験かねてやりましたが、難しいですね。
今度からはほとんどやらないと思います。
当日券でスタンドS(7000円)を購入。
最初は大晦日もあるので、スタンドA・Bあたりにしようかなと思っていたのですが。
まっ、いいかと。
☆ハッスルハウスクリスマススペシャル2007レポ
◇前説◇
オープニングの前の前説からスタート。
プロレスで前説があるのは初めてかもしれない。
KUSHIDAとチエが登場し、ハッスル軍への拍手のお願いと、モンスター軍へのブーイングのお願いを。
「RGのつまらないギャクには温かいブーイングを」
・・・微妙に難しい注文だなと。
そもそも今日のRGはギャグなんてやっている余裕はないだろうし。
ここでモンスター軍のジャイアント・バボが登場。
モンスター軍へのブーイングなんてどうでもいいから、高田総統への「総統コール」はやって欲しいというお願い。
練習を2回ほどやり、思った以上の反応に満足そうなバボでした。
◇オープング◇
川田かと思ったら、サスケ。
「なんだ~」という空気が流れるが、サスケのクリスマスプレゼントという言葉に反応を示す観客。
入ってきたのは、大晦日に参戦が決定している池谷幸雄。
場内からは微妙な反応。
しかし池谷はコーナーポストへ登ると、後方回転捻りで着地。
この動き一発で会場の空気を一変させることに成功。
場内から歓声と拍手。
体操ベースだったチャパリータASARI(引退)がロンダートカンガルーキックや、スカイツイスタープレスをやれるのだから、
世界レベルで闘った池谷ならばあれくらいは当然できるだろうな。
池谷は大晦日は「池谷銀牙(イケタニ・ギンガ)」というマスクマンでの登場を宣言。
「うーんなんか恥ずかしいネームだな・・・B級ぽいぞ・・」
と思っていたところで、アン・ジョー司令長官とバボが登場。
「なにが池谷銀牙や。どんなセンスしとんねん。」
「B級ぽい匂いがぷんぷんしますね。Vシネマみたいで~す。」
うん、その通りだと思う(爆)
せめて「銀牙」だけならわかるけど、池谷銀牙は「ダサっ!」と思ったからなあ。
サスケは「ウルトラC級」なんていってたけど、(体操にかけてだろう)正直C級を超えるという意味でのウルトラC級(でもB級以下)と思ってしまった。
ただ、カイヤ・海川・クロマティ・和泉なんちゃら(狂言師)などというプロレス的に期待できないメンツと比べて、池谷には期待感はあるなと。
どれだけの動きをするのかと期待ができるので。
さっそく後日「銀牙プレス(プロトタイプ)」が公開されたけど、ムーンサルトの捻りでのサマーソルトドロップだそうで。
写真だとよくわからないけど、これはKAORUがやっている技じゃないかな?
GAEAファンからすると日常の光景だったり。
うーん微妙。もうちょい上を期待しているんだけどな。(きっとフォームは綺麗だろうけど。ちなみにKAORUも綺麗なフォームです。)
個人的にはスカイツイスター(カンクーントルネード)や、フェニックススプラッシュあたりを期待。
◇第1ハッスル キンターマン&赤鬼蜘蛛 VS クロダーマン&青鬼蜘蛛 ◇
謎のマスクマン キンターマン&クロダーマン ハッスルマニアでマーク・コールマンの力を借りて査定マッチに勝利。
モンスター軍入りはできたものの「見習いとして仮採用」だそうで。
今回は敵味方に分かれての登場。
なにやらキンターマンには秘策があるらしい。
・・・で、一応謎のマスクマン(正体不明)のはずなのに 素顔でムービーに登場するキンターマン(金村キンタロー)はどうなのよ(笑)
同じく謎のマスクマン クロダーマンに対して「黒田!」とハッキリいってるし。
まあ、もともと正体バレバレだし(爆)問題ないのかな~。
黒田はブリブラダンスで入場。あっ、クロダーマンだった。
キンタローいやキンターマンはキン鬼蜘蛛として入場。
試合内容はコミカルな中にハードな技を入れるというブリブラブラザーズ得意のパターン。
黒田は南側スタンドでの「助走付きラリアット」を2発キンターマンにぶちこむなど大暴れでした。
最後は隙をつかれたキンターマンが青鬼蜘蛛に丸め込まれて3カウント。
内容としては☆☆☆というところでしょうか。
広田の試合が好きだった私としては好きな試合です。
○青鬼蜘蛛(7:16 ローリング蜘蛛クラッチ)キンターマン×
◇第2ハッスル 天龍源一郎 VS アン・ジョー司令長官&恐・イタコ◇
この試合は試合は面白かった。
先発は天龍と司令長官。
イタコをいかせようとしたのですが、憑依していない状態のイタコは弱いので、背中をおしただけで倒れてしまいます。
仕方なく先発した司令長官は、天龍と打撃でのバチバチファイトを展開。
司令長官もがんばっていたのですが、やはりチョップの重さが違いますね。
天龍有利な展開だったのですが、司令長官はスリーパーで天龍を捕獲。
イタコにタッチ。
ところがイタコはまだ憑依前なのであっさり天龍にやられてしまいます。
仕方なく再び出て行く司令長官。
なんかハンディキャップを背負っているのは司令長官な感じですね。
天龍をヒザでダウンさせたところで、爆音が鳴り響き、イタコに霊が降臨。
流れた曲は「移民の歌」
そう、ブルーザ・ブロディーのテーマです。
チェーンを振り回し天龍に向かっていくブロディ・イタコ。
ビッグ・ブーツをぶちこみ、さらにキングコングニードロップ!
ここブロディの魂が去り、イタコはダウン。
司令長官が再び天龍を攻める。
しかしまたも爆音が鳴り響き、イタコが霊を降臨させようとするが、天龍がこれを妨害!
ここでまさかの事態が発生!!!
天龍に霊が降臨してしまったのです!!
流れたテーマ曲は「王者の魂」
そう、天龍に乗り移ったのはジャイアント馬場!!
スローな動きで起き上がった天龍・・・いや馬場は河津落とし・ランニングネックブリーカーを決めます。
さらにロープに振られた馬場(天龍)はスローな動きでロープに(笑)
突っ込んでくる司令長官に必殺の16文キック!!
ここで魂が去ってしまい、天龍はダウン。16文を食らった司令長官もダウン。
イタコはずっとダウン(苦笑)
しかしイタコは3度目・・・今度は「Jのテーマ」が流れる。
イタコに宿ったのはジャンボ鶴田の魂!
鶴龍対決かと思ったら、なんと鶴田(イタコ)は天龍と協力して司令長官を攻撃(笑)
場内大歓声の中、最後はイタコのバックドロップ、天龍のダイビングエルボーでピン。
二人は「オー」を繰り返し、場内も「オー」の大合唱。
ええ、私もやりましたYO!。
内容としては☆☆☆☆☆ですね。
エンタメとして完璧に近いです。
○天龍(6:30 ダイビングエルボー)アン・ジョー司令長官×
こうなるとやりずらいのがセミハッスルだったかなと思いました。
2試合目でかなり出来上がってしまったので。
◇セミハッスル 坂田&HG&TAJIRI VS 崔&KUSHIDA&チエ ◇
若手対エース組の対決。
前の試合がエンタメ路線だったのに対し、こちらはハードなプロレス。
TAJIRIVSKUSHIDAの師弟対決からスタート。
試合前からHGと坂田を挑発し続けるKUSHIDAは、坂田にツバまではきかけて挑発。
TAJIRIは二人を制し、KUSHIDAとの攻防を続けるが、強烈な張り手を食らってしまいたまらずタッチ。
出てきた坂田はKUSHIDAに強烈なチョップを叩き込み、格の違いを見せ付ける。
その後は割愛してHGについて書いておこうと思う。
何回見ても思うけど、HGはすごいなと。
動き・間の取り方も上手いし、受けもキッチリできている。
最初にすごいと思ったのはデビュー戦の映像を見た時だったけど、ドロップキックの打点の高さ、フォームに綺麗さにびっくり。
なお私はドロップキックなどのような基本技にその人の資質が見えると思っています。
ドロップキック・フライングニールキック・ローリングソバット。
かなりのレベルだと思います。
セイ!エルボーはまだまだ力強さは足らないと思いますけど、それは私の比較対象が三沢や天龍などになるからでしょうね。
パワーは基本的に不足ですが、センスのある選手だと思っています。
中盤ローンバトルを強いられるも見事に耐え切ってみせていましたし。
試合はハードなプロレスで一進一退の攻防でしたが、エース軍が勝利でした。
いい試合だったのだけど、前の試合がエンタメとしての完成度が高かっただけに、苦しかったかな~。
プロレスとしては及第点以上なんですが、ファイティングオペラとしては☆☆かなと。
このあたりはハッスルならではの難しさですね。
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