レッスルの登場人物ではないのですが、各サイトでレッスルの話を書く上で必要になるのがオリジナルキャラクターだと思います。
もちろんNEW WINDにもオリジナルキャラクターは存在します。
アクの強さが特徴であり下手すれば選手よりも目だっているのではないかと思われる団体社長風間新をはじめとして、現場監督兼総合コーチのダンディ須永、レフェリーのトニー館、仲間リングアナといったオリジナルの団体スタッフが登場します。
こういったキャラクターを出さないのもありでしょうけど、私は出すことによって話の幅が広がるのであれば、ある程度OKじゃないかなと思っています。
もっとも、NEW WINDの場合、全員が全員目立ちすぎという感じもしますがね(笑)というわけで、「ある程度~?」という反論が来るのが目に見えています(苦笑)
最近の私は、色々と新作を書きながら、平行してNEW WIND編のリメイク(改訂版)の修正作業などもしています。以前書いた作品を直す作業も結構面白いものですが…その中で気づいたことがあります。
風間新は最初から風間新だったわけではないということです。確かにアクは強いキャラではありますが、後半になればなるほど味が出てきています。まあレッスルキャラの描写についても後半の方が色が出ているので、同じといえば同じですけども。
以前設定資料で書いた記憶があるのですが、風間新社長はもともと初期設定はかなり薄いキャラです。なにしろ安直に決めた名前ですし(苦笑) リプレイを書きながら、徐々に色を濃くしていったような記憶があるんですよね。いきなり現在の風間新を出していたら、どうなったのかなと思います。 きっと…引かれたんじゃないかな~と言う気がしますねえ。
癖はかなり強いキャラですし、読んだ全員がこのキャラは好きだなというようなキャラには書いていません。
「団体を大きくするためには自分がヒールになることも厭わないが、所属選手には大きな愛情を持っている。」それが風間新です。
過激な発言も多いですが、それは風間のパフォーマンスにすぎません。
それにしても”NEW WINDだから風間新”という安易なネーミングだったのに、ここまで愛するキャラになるとはなあというのが今の気持ちです。
続いてダンディ須永ですが、これは元々ファイプロでの主役キャラとしてずっと使い続けていたものです。レスラーとしての性能・ライバルキャラとして登場させた関野源吉・堀雄也なども全てファイプロからの出向組です。
現在”ファイプロDEレッスル”がはやっていますが、ファイプロとレッスルのコラボはうちが先デス(なぜか蛍ボス口調で)
総合的なコーチが出来る人間をということで登場させたわけですが、この人もやはり味がでるのは後半ですね。
「ふむ。~~ですな。」が口癖に定着してから色が出たかなと思っています。私的には風間新よりも古い付き合いなのですが、文章に登場させたのは今回が初めてですからね。 何も考えないで書く私らしいキャラクターの作り上げ方ですヨ。
なおトニー館はモデルにかなり忠実な感じで書いてます。ちなみモデルはトミー蘭レフェリー。
おかげであまりオリジナルという感じはしていません。その成果、初登場時から、スンナリとレッスルに溶け込めているんじゃないかな~と。
仲間リングアナはGAEAの中島リングアナをイメージしているので、コールなどは中島レフェリーの癖を投影しています。ずっとGAEAを見ていたので、書きやすかったんですよねえ。これも違和感はないかなと思っています。
それにしても読んでくださる方にはうちのオリジナルキャラはどのように映っているんですかねえ。
ちゃんと受け入れてもらえているのかな~と心配していたりします。
なおゲスト出演としてちょくちょく、O坂記者、黒澤記者、ミスターDENSOUレフェリーなどをお借りしていますが、オリジナルキャラへの愛情がある方のキャラクターは動かしやすいですね。
「お借りしていいですか?」といわれるようなキャラクターをこれからも書いていきたいものですねえ。
なお青空に虹が輝く~に出す予定の新オリジナルキャラはしっかりとキャラ作りをして送り出したいなと思っています。
PR