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2024/11/27 13:53 |
“なんだこれ とにかくかじる 舐めてみる”
”レッスル川柳イラスト化作品 SS化チャレンジ” 
 N版 第6弾です。
気楽にお願いします。

 ※このSSは公式内の川柳のイラスト化作品を元に管理人Nが勝手に構築したものです。
 設定はほぼ管理人の創作です。

※ジャンル:ドキドキ






 とある団体の社長室の扉の前でハイブリット南が立ち止まっている。

 彼女は社長に用事があってやってきたのだが、中の様子がなにやらおかしいので、ノックできないで困っていたのだ。 


「社長、なんだコレ?”ぶにょぶにょしてる”けどウマイのか?」
(真帆の声ね・・・)
「ああ、ウマイぞ。見るのは初めてか?」
「初めてみるぞ。ふ~ん”変な形”だな。あまりウマそうには見えないけど、ウマイならくれ。」

「いいぞ。ホレ。よーく味わえよ。」
「いっただきま~す!!」
「ちょっとまて、まさか“かじる”んじゃないだろうな。」
「そうだけど。」
「ばっかもん。それは違うだろう、大きく口を開けてみろ。」

「こうか。」
「よし、入れるぞ。コレは舐めるものだ。舌で転がすように優しく包みこむようにな。」
「ほへーっそうなんだ。」
「いいからやってみろ。」


 間

「おーそうだそうだ。うまい。」
「へへっ!そうか?」
「おー上手だぞ。そのまま流すようにしてくれ。」
「こふか?」

 真帆は何かを口に入れたまましゃべっているようだ。

(な、何をしてるのよ・・・いったい・・・)
 ハイブリットの心臓はドキドキした。
(だめよ・・・聞いてはダメ・・・)

「おお~~そうだそうだ。気持ちいいぞ~お前は才能あるよ。」
「ヘヘッツ。」

(ヘヘッじゃないでしょ真帆。)

「下の方も一緒に頼む。」
「一緒にか?」
「ああ。そのほうが気持ちいいからな。」

(ど、どういうことよ・・・ドキドキ・・・)
 
「うお~そ、そこだよ!くう~~っ気持ちいい~~~!!!」

 社長の恍惚とした声がする。

(ドキドキ・・・)

「なあそろそろ、くれ。」
「まだまだ。もう少し奉仕してくれたらやるよ。」
「しかたがない・・・」

(奉仕って、奉仕ってなによ、社長~~!!)

「おう!」


「くあ~っ。」


「気持ちいい~~!」

 社長の声だけがする。


「なあ、そろそろ。」
「よーし、いいだろう。ご褒美だ!」

(な、なんなのよっ!でもそれ以上はしちゃだめ)

「ほらほら、これがほしかったんだろう。」
「これだこれ、真帆はこれがほしかったんだ。」
「うれしいか?」
「うれしい!」

(もうだめ・・・)

 ガチャッ!

「なにやってるのっ!」

 と飛び込んだハイブリットが観たのは・・・



「ほへえっ?」

 おいしそうにケーキをほおばるフォクシー真帆と、それをにこにこと見ている社長だった。

「おう、ハイブリットか。どうした?」
「えっ・・・」
「おーはいぶ。お前も食うか?コレ。」
 口の周りに生クリームをつけたまま食べかけのケーキを突き出す真帆。
 ニパッと笑ってみせる。

「・・・ご褒美って?」
「うん?マッサージしてくれたら、ご褒美にケーキをやるって話をしたんだ。真帆の奴は飽きっぽくてな。すぐやめようとするから大変なんだ。」

「・・・マッサージ?」
「おう。肩を横に流すようにしろとか、腰と背中を同時にやれとか注文が多いんだよ。」
「・・・流すように・・・下も一緒に・・・?」
「そうそう。そういう表現だっけ。」
「・・・」
「”大きなグミタイプ”の飴をあげてごまかそうとしたら、いきなりかじろうとするから、舐めるものだって教えてあげたのさ。」
「・・・」

 ハイブリットは自分が激しく勘違いをしていたことを悟った。

「・・・紛らわしいことしないでよっ!」
 本気で張り手を社長に打ち込む。
「ぐべっつ!!」
 衝撃で1m以上吹っ飛ぶ社長。
「おーすげえ。」
「まったくもう!」   
 
 ハイブリットは踵を返して部屋から出て行った。

「いって~~。なんなんだいったい。」
「さあな。社長、コレ食うか?」
 あと一口になったケーキを突き出す真帆。

「いや、食っていいぞ。」

「そうか。」

 頬をさする社長と、おいしそうにケーキを頬張る真帆。

 この団体は今日も平和です。

(終)



「ちょっと待てえ、平和じゃな~い!」
 という社長の叫ぶ声がしたという。


「あーうまかった。真帆は幸せだ。」



(終)




“出演者控え室”

「あの、これ大丈夫なのかしら?」
「なにがだ?」
「軽くR指定ぽいけど?」
「ああん?どこがだ??ただマッサージを受けているだけじゃないか。あっはっは。」
「・・・」
「それによく漫画やアニメにある手法だろう?勘違いネタは。」
「・・・ただ単に思いつかなかっただけでしょう?」
「あっはっは。そうともいうがね。」
「サブミッッションの怖さ、教えてあげるわ。」
「うぎゃああ・・・ギブ、ギブ!」


(終)




 いてて・・・本気で極められた。ってなんじゃこれ。

 今までのシリーズで一番ひどいような気がする。
ちなみにカテゴリとしてはコメディだと思うのですが。

“読み手が勝手な想像をするのは、自由だ!”

 と叫んでみる。

 リンドリも大好き♪さん、ごめんなさい。
 
 ある意味面白くはなったと思うのですが、絶対想定と違うよなあ。


“なんだこれ とにかくかじる なめてみる”

主演 ハイブリット南
出演 フォクシー真帆、社長

“出演者控え室”
出演 ハイブリット南、Mr.N




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2007/04/24 21:00 | Comments(0) | レッスルSS

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