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2024/11/27 23:38 |
”いじめたい そそるあの子に また負けて 今日もまた 仕返しできず 影でなく”
”レッスル川柳イラスト化作品 SS化チャレンジ” 
 N版 第16弾です。
気楽にお願いします。

 ※このSSは公式内の川柳のイラスト化作品を元に管理人Nが勝手に構築したものです。
 設定はほぼ管理人の創作です。

 かなり性格づけを脚色してありますので、覚悟の上続きへとお進みください。

※ジャンル:コメディ






「As is expected, it is the young lady breeding. Is weak; is weak. It is inadequacy.
 On a ring, does not a daddy help it? HOHOHOHO!」

「A daddy does not matter, and I do not yet lose!!」

「Fu・・・It is howling of a loser.」
 
 Oops is wrong; is wrong.
In this situation I do not understand what conversation it is.

 Here, I will spend a secret tool.

This is translation konnyaku miso taste!




「oh! うぐ・・・なによ、このぐにょぐにょしたの!ペッ!まずいじゃないの。」

 おっとすまないね~、セニョリータ。
コレを食べてもらわないと話がわからないだろう?

「まあ、そうだけど。日本語でしゃべれってことね?」
いや、別に普通にしゃべってくれれば翻訳されるヨ。 
「ふ~ん、で、何を食べさせたわけ?」
 これ?
 皆さんご存知の“cat type robot”のsecret toolさ。

「あんた翻訳機おかしいわよ。”猫型ロボットの秘密道具”でしょう?」
 おーYes!そうともいうね。
「・・・ばっかじゃないの?」
 まあ、そういうなよ。こっちだって一生懸命なんだぜい?
「・・・ともかく”翻訳コンニャクお味噌味”を食べさせたわけね。あのねえ、どうして私が“お味噌味”なのよ!」
 Miso tasteはお嫌いか?
「私は日本人じゃないの。味噌味が好きなわけないでしょう?」
 まあ細かいことはキニスルナヨ。アッハッハ
「気にするわよ!」

「Oh・・!じゃあ、バームクーヘン?」
「なんでドイツなのよっ!」

 Oh!ソンナニオコナライデクダサイ、アメリカンジョークね。

「誰よ、こいつをナレーションに選らんだ奴・・・」

 さあ真面目にやろうぜ、Togetherしようぜ!

「一緒にやろうってこと?まあいいわ。私はソフィア・リチャーズ。新人選手よ。」
 ソフィアは人を好きなだけ殴れると思ってプロレス入りしたんだよね?
「まあね。それでお金もらえるなら最高じゃない?」
 うーん、ボクシングって選択肢はなかったのかい、セリョリータ?
「減量がキツイでしょ?それでよ。」
 なるほど、納得だねえ。
「そうでしょ。」
 でも現実には好き放題やられて、デビューから負けっぱなしなのはソフィアの方だよね?
「うるさいわね。今のうちだけよ。私が勝てないなんておかしいんだから。」
 それに今度はいい相手だよね?
「そうよ、ジーナ・デュラムとかいう気の弱そうな女よ。今度こそボッコボコにして勝つわ!」
 意気込みはいいけど、プロレスラーってリングの上では変わるから気をつけなよ。
「わかっているわよ。」


 こうしてソフィアはジーナとのシングルマッチを迎えることになったのダ。


「Cela; aujourd'hui qui vous remercie dans l'avance.」

 “今日はよろしくお願いします。”と言っているようだよ。

「遠慮はしないわよ。」
「S'il vous plaît déclinez.」

 “遠慮してください”だってさ。

「遠慮しろ?何をいってるのよ。それにあんたフランス語以外もしゃべれるんでしょう?皆がわかる言葉にしなさいよ。」
「・・・わかりました。そんなに怒鳴らないでください。」

「怒鳴らないわよ。地声が大きいだけ。今日は楽しませて頂くわ。」

(今日は思いっきり殴れそうね!)と思うソフィアであった。 





「12分19秒、裏投げからの体固めで勝者、ジーナ・デュラム!」
 
 負けるはずがない試合だった。
試合前気弱だったジーナは、試合中も弱気。
 リング外ではおどおどしていても、リング内では別人というのは、よくあるケースだが、そのままというのも珍しい。
 気持ちよいほど殴りまくって、気分は爽快。
”あと一撃でしとめる”というところまで行ったが、そこで異変が。

 どうやらジーナはスイッチが入るのが相当遅いらしく、カウント2.8まで追い詰められた途端、豹変した。
 
 ジャパニーズマンガに、奇跡の逆転ファイターという異名をとる主人公がいたが、まさ~にそんな感じアルネ。
 止めを刺しに無防備に突っ込んだソフィアを切れのある裏投げ一発で失神KO!

 セコンドに活をいれられて気が付いたソフィアは試合結果を聞き愕然とする。

「そ、そんな・・・私が負けたの?」
 客席から嘲笑され、切れたソフィアはよせばいいのにマイクを要求する。
「今日は手加減してやったんだから!感謝しなさい!」
 “負け犬の遠吠え”に、客席からブーイングが飛ぶ。
「私が本気になればね、“You are not eyes!!”よ!!」

 意味が通じない。さっきの裏投げのダメージで翻訳機能がおかしなことに。

ユー・アー・ノット・アイ?・・・“お前なんか目じゃねえ”・・・つまり”敵じゃない”という事ですか?」
 ジーナがボソリと聞くと場内爆笑。
「あんたなんか敵じゃナイのよ!絶対仕返ししてやるんだから。」




 3 months later(3ヵ月後)

 リング上ではジーナとソフィアのシングルマッチが行われてイマス。
 あれから何度も対戦しているけど、ソフィアはいまだに勝ったことがない。
 いつも仕返しできず、影で泣いていたのデスヨ。


(そろそろ、スイッチが入るわね。)
 ソフィアの経験がそう判断した。
(打撃で攻めたらいつもと同じ、あの子のスイッチを入れないためには、カウントをとらない!)

 ソフィアは見せパンチを出し、ジーナの意識をパンチに集中させる。
「いまだっ!」
 ソフィアはパンチを繰り出すと見せかけて、タックルでジーナを転がすしアキレス腱を固める


「きゃああああ!」
ジーナの絶叫が響く。

「どうだあ!!」
吼えるソフィア。


 そしてジーナはタップした。 

「勝者、ソフィア・リチャーズ!」

 おいおいついに勝っちまったぜ。わがままお嬢さんがヨ。

「や、やったわ。」
「やられましたね。」
 ジーナは足を押さえながらも、勝者を称える。
「ふん、私が本気を出せばこんなもんよ。”ユー・アー・ノット・アイ!”よ。」
「うふふ、私なんか目じゃないですか。でも最後はびっくりしました。」
「ふん、シャクだけどあんたは3カウントを狙うよりもギブの方が狙いやすいのよ。」
 このセリョリータは3カウント、本音ではKOしたいんだよな。
「でも、凄いです。自分のこだわりを捨てて勝負に徹するなんて。あなたとならいいタッグチームになれますね。」
「は?」
 なんだい聞いてないのかいセニョリータ。
君たちはタッグを組んでジャポンに行くことになっているんだぜ?
「なんですって?聞いてないわよ!」
「向こうでは、NEW WINDという団体に参戦します。レベルの高い団体で揉まれてこいってことらしいですよ。」
 とジーナ。
「・・・殴れるかしら?」
「殴られるかも。でも頭を使えば勝てますよ。」
「やってやろうじゃないの。上等よ!」 

 こうしてソフィア・リチャーズとジーナ・デュラムはタッグを結成してNEW WINDに殴りこむことになるのです。

ユー・アー・ノット・アイ! NEW WINDなんて目じゃないわ!」
「はい。ユー・アー・ノット・アイ♪ アナタタチなんて目じゃないです!」   


 
(終)



 NEW WIND事務所

「藤島、来シリーズは海外から若手選手がくるぞ。ジーナとソフィアだ。」
「へー。楽しみ♪でもアイドルの座は譲らないわよ!」
「そっちかよ(苦笑)。まあ負けないように頑張れよ。」
「は~い♪」 



 資料室・冒頭部分の翻訳

「さすがは、お嬢様育ち。弱い弱い。力不足ですわね。リングの上では、パパは助けてくれませんよ?ホホホホ」
「パパは関係ないし、まだ私は負けていない!」
「ふう、負け犬の遠吠えですわ。」
おっと、いけないいけない。
 このままでは何の会話だかわからないぜ。
 ここで、秘密道具を投入しよう。
 これが、翻訳コンニャクお味噌味だ!

(終)



“いじめたい そそるあの子にまた負けて 仕返しできず影で泣く”
主演 ソフィア・リチャーズ
出演 ジーナ・デュラム   先輩外人レスラー
ナレーション チャーリーN

”NEW WIND事務所”

出演 風間新、藤島瞳


※注意事項※
 文中の英語、およびフランス語は翻訳サイトで変換したものです。
文法的に正しくない場合があります。
 直訳なのでね。

なにしろ、「お前なんか目じゃない」と入れると本当に「You are not eyes」と出ますから(爆)

 ちなみに“ユー・アー・ノット・アイ!” は元GAEA JAPANの伝説のコミックレスラー広田さくら嬢のNo1ヒットフレーズです。 

 アメプロ風のスクリーントークを駆使し、散々挑発した後、「ユー・アー・ノット・アイ!!お前なんか目じゃねえ!」は爆笑物でした。
 ある意味天才でしたねえ。

個人的にはココと、ココは読んでほしいですね。
 大うけをした記憶があります。

 なおこのSSで出てくるソフィアの性格はほとんど某弐号機のパイロットの性格です。ジーナも設定を読んでの想像の産物です。
 激しくイメージと違う可能性がありますが、笑って流してくださいまし。

 また翻訳コンニャクお味噌味は実在しません。猫型ロボもいませんヨ。



 ↓ご意見・ご感想などはこちらからどうぞ。




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2007/05/13 21:19 | Comments(2) | レッスルSS

コメント

“ユー・アー・ノット・アイ!” 

そういえば、いってたきがしますね~♪
彼女も、もう凄く懐かしい・・・

最初の英語はさっぱりでしたw
posted by オーサカURLat 2007/05/14 00:48 [ コメントを修正する ]
 なぜかこんな形になってしまったのです(苦笑)
 とっかかりがなくて、冒頭の英語ネタが降ってくるまでかなりかかりました。
 ちなみに、冒頭までしか考えてなかったので、残りは書いていたら・・・いつの間にかこんな展開に。
 はっきりいって一番の強敵でしたね。
harutoさんはよく書けたなあ・・・と思ってます。

 英語は私もわかってません。
「えっ?」と思ってもらえれば私の勝ちです(笑)

 ユー・アー・ノット・アイは一度使いたかったのです(爆)
 
posted by N@管理人 外出先at 2007/05/14 17:56 [ コメントを修正する ]

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