NEW WIND社長 風間 新 手記より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇5年目12月◇
5度目の年末を迎えるNEW WIND。
昨年のこの時期はEx-Sタッグリーグを開催していたが、毎年開催する予定ではないので今年はやらない。
施設など一部を除いて”新女を超えた”今、わざわざExに対抗する必要も感じないしね。
性懲りもなく新女からEXへの招待状が届いたが当然お断りした。
今月は特別なイベントを用意しているので、誰か一人でも欠けられては困るのだ。
(実際には負傷が癒えないラッキーは欠場して映画出演していたりするのだが)
みことなどは先日の南戦で負傷(軽症)しているが、今月は出場してもらう事になっている。
もちろん悪化させないように配慮したカード編成にする予定だが・・・負傷箇所は狙うのがプロレスの鉄則だけに・・・こればかりは何ともいえないんだよな・・・。
◇社長室◇
「へー羨ましい話ね。私じゃ引退する時にしかやってもらえないだろうけどね。」
「・・・大変そう。でもちょっと羨ましいかも・・・」
私から12月シリーズの構想を聞かされた南と伊達。
「すまんな。 4期の永沢以降は同期がいないし、上は手強いし・・・こういう機会は与えてあげないとと思ってね。」
「シリーズ名までつけなくてもいいと思うけど。」
「あ・・・そこかよ!論点は!!」
「私もつけてもらおうかな『南利美サザンクロスロード』とか。」
「私・・・だと『フェニックスロード』?」
「・・・なんかどこかの商店街みたいね。」
「・・・私も・・・そう思った・・・」
◇道場◇
「ええ~っ!」
道場に永沢の超音波が放たれ、道場にいた全員が悶絶している。
・・・こいつ”アパッチの雄叫び”が本気で使えそうだよな。
「WWCAタッグ獲得のご褒美・・・まクリスマスプレゼントみたいなもんだ!”気楽”に楽しめよ。」
「気楽・・・に?」
「うん。多分対戦する皆は”嫉妬まじりの意地悪な攻撃”をしてくるかもしれないけどな。 あっはっは。」
「ガーン・・・」
「じゃそういうことだから。 頑張れよ!」
「そ、そんなあ・・・ひどい・・・」
◇12月シリーズ◇
さてNEW WIND12月シリーズは”永沢舞ヴィクトリーロード”ツアー。
初の個人名入りなんだけど先輩達にしたら面白くないだろうな。
誰もがやったことのないことを後輩の永沢に持っていかれたのだから。
「あのクソガキ・・・しょっぱい試合したら私が潰す!」
とマッキーが凄めば、
「レスラー人生が終わるのも・・・また運命。」
と氷室が氷のような表情で呟いた・・・という噂を聞いた。
あくまでも”う・わ・さ”だからね。
私が聞いたわけじゃないから・・・
基本的にはこの永沢Vロードは伊達との師弟タッグ。
最終戦の12月25日クリスマス大会 IN東京 だけはシングルを予定しているけどね。
☆永沢舞ヴィクトリーロード第1戦☆
初戦の相手は現AACタッグ王者組である”ホワイトスノー”カンナ神威&草薙みこと。
二人ともやはり嫉妬があるのか、永沢を集中攻撃する。
永沢も得意のブリザードスープレックスやテキーラサンライズなどで対抗したが、みことの竜巻兜落しからカンナのクロスフェイスを立て続けに食らっては・・・永沢はタップするしかなかった。
タイムは17分51秒。
健闘と言えるけど、健闘程度ではまだまだだ。
「舞さん!まだまだ修行が足りませんね!」
試合後にマイクでアピールするみこと。
・・・この子も成長したなあ。入団した頃なんてマイク使うなんて想像つかなかったよ。
「修行して今度は絶対勝ってやるんだから!!」
永沢の絶叫に場内から大歓声。
「楽しみにしてますよ。」
「強くなれよ。私のように!」
カンナのマイクに場内爆笑。
実際強いけどさ・・・”私のように”なんて普通言わないだろう。
うちの子達は結構”楽しいプロレス”もできるんだなあ。
◇第2戦◇
今度は現EWAタッグ王者νジェネこと武藤めぐみ&結城千種組。
2期生よりも直接上の3期生の方が嫉妬が強いかとも思ったが・・・
そうでもないらしい。
チャンスは自分で掴むものだと理解しているのだろうな。
「決めろー!!」
永沢が叫ぶ。
伊達がその声に応えるかのように、めったに使わないラリアートを放つ。
綺麗に回転して吹っ飛ぶ結城。
カットに入ろうとした武藤を永沢がテキーラでカット。
その間に伊達が3カウントを奪った。
「やったあ!」
永沢が決めたわけじゃないが、現EWAタッグ王者組を撃破したのは大きな自信になるだろう。
「伊達に頼ってんじゃないわよ、永沢!自分でとってから喜びなさい!」
「勝ちは勝ちだも~ん。言っとくけどタイトル戦ならベルトなくなってたんだから!ノンタイトル戦を組んでくれた社長に感謝!カンシャ!したら~♪」
口達者やなあ・・・永沢。
「ぐ・・・こ、このお・・・」
「あ、観客の皆さ~ん、こういうのなんていうか知ってますかあ?普通は負け犬の遠吠えというんですけどお・・・武藤せんぱいさんの場合は・・・せえのおお」
”へなーらの遠吠え”
客席の同意を得てご満悦の永沢。
「く・・・くやしい・・・」
「よしなよめぐみ。口じゃ永沢に勝てるわけないじゃない。」
あとが怖そう・・・
◇第3戦◇
今度の相手は嫉妬に燃えている(?)マッキー&氷室。
チャンスがなかなか貰えない二人にとってはある種アピールする絶好のチャンスだったんだけど・・・
あっさりと伊達のアキレス腱固めでマッキーがギブアップ。
すでに永沢とマッキー&氷室の差はほとんどないみたいだった。
◇第4戦◇
外人最強コンビであるダークスター・カオス&ジュディ・コーディとの対戦。
パワーで圧倒されつつも、何度か投げ技でチャンスを作り、伊達に交代しては削ってもらう。
タッチワークが抜群で、カオスを翻弄。
最後は場外でコーディが暴れている隙に伊達がシャイニングフェニックスでカオスからピン。
これで永沢Vロードは3勝1敗。
・・・全部伊達が沈めているのだけど・・・
◇第5戦◇
カンナ&結城というレアなチームに完敗。
永沢がカンナのドラゴンスープレックスに沈む。
◇第6戦◇
カオス&カンナ組という反則チーム。
永沢は抵抗らしい抵抗できずにダークスターハンマーで沈む。
◇第7戦◇
カンナ&武藤組。
こないだ恥をかかされたお礼とばかりに武藤が容赦のない攻めを見せる。
永沢も得意な投げ技で反撃するが単発では武藤は止められない。
ご丁寧に”フライングニールキック”→”へなーらサンセット”→”ダブルスピンムーンサルト”という豪華フルコースで永沢轟沈。
「成長ないわね!」
武藤はこの一言だけ言うとさっさとリングを降りてしまった。
永沢はダメージが大きく、マイクで返す事も出来ずに伊達に背負われて控え室へ戻っていく。
だから後が怖いといったんだ。
これで3勝4敗。
最終戦のシングルの相手は・・・まだ発表されていない。
こちらから管理人に拍手及びメッセージを送ることができます。
5度目の年末を迎えるNEW WIND。
昨年のこの時期はEx-Sタッグリーグを開催していたが、毎年開催する予定ではないので今年はやらない。
施設など一部を除いて”新女を超えた”今、わざわざExに対抗する必要も感じないしね。
性懲りもなく新女からEXへの招待状が届いたが当然お断りした。
今月は特別なイベントを用意しているので、誰か一人でも欠けられては困るのだ。
(実際には負傷が癒えないラッキーは欠場して映画出演していたりするのだが)
みことなどは先日の南戦で負傷(軽症)しているが、今月は出場してもらう事になっている。
もちろん悪化させないように配慮したカード編成にする予定だが・・・負傷箇所は狙うのがプロレスの鉄則だけに・・・こればかりは何ともいえないんだよな・・・。
◇社長室◇
「へー羨ましい話ね。私じゃ引退する時にしかやってもらえないだろうけどね。」
「・・・大変そう。でもちょっと羨ましいかも・・・」
私から12月シリーズの構想を聞かされた南と伊達。
「すまんな。 4期の永沢以降は同期がいないし、上は手強いし・・・こういう機会は与えてあげないとと思ってね。」
「シリーズ名までつけなくてもいいと思うけど。」
「あ・・・そこかよ!論点は!!」
「私もつけてもらおうかな『南利美サザンクロスロード』とか。」
「私・・・だと『フェニックスロード』?」
「・・・なんかどこかの商店街みたいね。」
「・・・私も・・・そう思った・・・」
◇道場◇
「ええ~っ!」
道場に永沢の超音波が放たれ、道場にいた全員が悶絶している。
・・・こいつ”アパッチの雄叫び”が本気で使えそうだよな。
「WWCAタッグ獲得のご褒美・・・まクリスマスプレゼントみたいなもんだ!”気楽”に楽しめよ。」
「気楽・・・に?」
「うん。多分対戦する皆は”嫉妬まじりの意地悪な攻撃”をしてくるかもしれないけどな。 あっはっは。」
「ガーン・・・」
「じゃそういうことだから。 頑張れよ!」
「そ、そんなあ・・・ひどい・・・」
◇12月シリーズ◇
さてNEW WIND12月シリーズは”永沢舞ヴィクトリーロード”ツアー。
初の個人名入りなんだけど先輩達にしたら面白くないだろうな。
誰もがやったことのないことを後輩の永沢に持っていかれたのだから。
「あのクソガキ・・・しょっぱい試合したら私が潰す!」
とマッキーが凄めば、
「レスラー人生が終わるのも・・・また運命。」
と氷室が氷のような表情で呟いた・・・という噂を聞いた。
あくまでも”う・わ・さ”だからね。
私が聞いたわけじゃないから・・・
基本的にはこの永沢Vロードは伊達との師弟タッグ。
最終戦の12月25日クリスマス大会 IN東京 だけはシングルを予定しているけどね。
☆永沢舞ヴィクトリーロード第1戦☆
初戦の相手は現AACタッグ王者組である”ホワイトスノー”カンナ神威&草薙みこと。
二人ともやはり嫉妬があるのか、永沢を集中攻撃する。
永沢も得意のブリザードスープレックスやテキーラサンライズなどで対抗したが、みことの竜巻兜落しからカンナのクロスフェイスを立て続けに食らっては・・・永沢はタップするしかなかった。
タイムは17分51秒。
健闘と言えるけど、健闘程度ではまだまだだ。
「舞さん!まだまだ修行が足りませんね!」
試合後にマイクでアピールするみこと。
・・・この子も成長したなあ。入団した頃なんてマイク使うなんて想像つかなかったよ。
「修行して今度は絶対勝ってやるんだから!!」
永沢の絶叫に場内から大歓声。
「楽しみにしてますよ。」
「強くなれよ。私のように!」
カンナのマイクに場内爆笑。
実際強いけどさ・・・”私のように”なんて普通言わないだろう。
うちの子達は結構”楽しいプロレス”もできるんだなあ。
◇第2戦◇
今度は現EWAタッグ王者νジェネこと武藤めぐみ&結城千種組。
2期生よりも直接上の3期生の方が嫉妬が強いかとも思ったが・・・
そうでもないらしい。
チャンスは自分で掴むものだと理解しているのだろうな。
「決めろー!!」
永沢が叫ぶ。
伊達がその声に応えるかのように、めったに使わないラリアートを放つ。
綺麗に回転して吹っ飛ぶ結城。
カットに入ろうとした武藤を永沢がテキーラでカット。
その間に伊達が3カウントを奪った。
「やったあ!」
永沢が決めたわけじゃないが、現EWAタッグ王者組を撃破したのは大きな自信になるだろう。
「伊達に頼ってんじゃないわよ、永沢!自分でとってから喜びなさい!」
「勝ちは勝ちだも~ん。言っとくけどタイトル戦ならベルトなくなってたんだから!ノンタイトル戦を組んでくれた社長に感謝!カンシャ!したら~♪」
口達者やなあ・・・永沢。
「ぐ・・・こ、このお・・・」
「あ、観客の皆さ~ん、こういうのなんていうか知ってますかあ?普通は負け犬の遠吠えというんですけどお・・・武藤せんぱいさんの場合は・・・せえのおお」
”へなーらの遠吠え”
客席の同意を得てご満悦の永沢。
「く・・・くやしい・・・」
「よしなよめぐみ。口じゃ永沢に勝てるわけないじゃない。」
あとが怖そう・・・
◇第3戦◇
今度の相手は嫉妬に燃えている(?)マッキー&氷室。
チャンスがなかなか貰えない二人にとってはある種アピールする絶好のチャンスだったんだけど・・・
あっさりと伊達のアキレス腱固めでマッキーがギブアップ。
すでに永沢とマッキー&氷室の差はほとんどないみたいだった。
◇第4戦◇
外人最強コンビであるダークスター・カオス&ジュディ・コーディとの対戦。
パワーで圧倒されつつも、何度か投げ技でチャンスを作り、伊達に交代しては削ってもらう。
タッチワークが抜群で、カオスを翻弄。
最後は場外でコーディが暴れている隙に伊達がシャイニングフェニックスでカオスからピン。
これで永沢Vロードは3勝1敗。
・・・全部伊達が沈めているのだけど・・・
◇第5戦◇
カンナ&結城というレアなチームに完敗。
永沢がカンナのドラゴンスープレックスに沈む。
◇第6戦◇
カオス&カンナ組という反則チーム。
永沢は抵抗らしい抵抗できずにダークスターハンマーで沈む。
◇第7戦◇
カンナ&武藤組。
こないだ恥をかかされたお礼とばかりに武藤が容赦のない攻めを見せる。
永沢も得意な投げ技で反撃するが単発では武藤は止められない。
ご丁寧に”フライングニールキック”→”へなーらサンセット”→”ダブルスピンムーンサルト”という豪華フルコースで永沢轟沈。
「成長ないわね!」
武藤はこの一言だけ言うとさっさとリングを降りてしまった。
永沢はダメージが大きく、マイクで返す事も出来ずに伊達に背負われて控え室へ戻っていく。
だから後が怖いといったんだ。
これで3勝4敗。
最終戦のシングルの相手は・・・まだ発表されていない。
こちらから管理人に拍手及びメッセージを送ることができます。
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