「栄光のスターロード」
NEW WIND社長 風間 新 手記2より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
NEW WIND社長 風間 新 手記2より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇13年目3月◇
MAX WIND女王として君臨し続けている吉田であるが、彼女の姿はこの3月シリーズのリング上にはない。
「吉田選手は私の紹介した温泉でオーバーホールしています。あの温泉の成分は・・・」
ギムレット美月が解説してくれたが、私は聞き流していたのでこの先の成分に関しては覚えていないよ。
まあ、疲労の溜まった体、傷ついた体を癒す効果はあるということだろう。
一ヶ月程度の休養で全快するわけではないけれど、リフレッシュの効果はあるだろうな。
☆『挑戦者決定リーグ戦』☆
☆リーグ戦初日☆
初日の最初の対戦はウインド・ドラゴンとなぎさ。
なぎさは、最近女王相手に連勝と女王の座への挑戦権利は十分ある。
しかし後輩とはいえ、ウイ・ドラはトップの一角に食い込んでいる強敵であり、そして『伝説継承者』である。
『ダンディ須永イズム』を色濃く受け継いでいだ一期生達のオリジナル技を、ほとんど継承する団体トップレベルのテクニシャンだ。
この試合も、一期生達の得意技を次々に繰り出し、先輩のなぎさを圧倒する。
氷室紫月の必殺技だった『紫龍』(変形ドラゴンスリーパー)でなぎさのスタミナを奪い取り、最後は、初代エース伊達遙のフィニッシュホールド『シャイニングフェニックス』で完璧なフォールを奪ってみせた。
「負けることって・・・くやしいことかも・・・」
「これで終わり!」
マイティの得意技、炎の延髄蹴りがシャイニングの意識を奪い取った。
試合時間こそ15分を超えたのだが、内容はマイティの完勝。
とてもキャリア2年とは思えない堂々とした戦いぶりだったね、どちらが先輩かわからないほどに。
「まだまだ修行が足りませんね。」
スイレンは必殺『草薙流阿修羅退治』でジーニアスを下し、白星スタート。2度のMVP受賞など、実績は一番なだけに、このリーグ戦に賭ける思いは強い。
「ああ~。」
会場から落胆の声が漏れる。
ジャーマンにこだわりを持つ相羽が、逆にメガライトの『ベリー・トゥ・バック』で投げ捨てられ敗戦を喫したのだ。
「くそっ!」
相羽は悔しがるが、結果は変えられない。今後の巻き返しに期待する。
☆リーグ戦2日目☆
『伝説継承者』ウイ・ドラは今日も伝説の技を繰り出すが、マイティの前に完敗を喫する。
「伝説の継承?自分が伝説をつくるべきだと思うけどな。」
カレーの大食い伝説はすでに作っているけどな、マイティ。
「いつまでも、相羽に先に行かれるわけには。」
ジーニアスの浴びせ蹴り連打で、相羽がまさかの敗戦。
最近遅れをとっていたジーニアスにとって、この勝ちは大きい。
相羽は痛い星を落とし、連敗スタート。どうした優勝候補?
☆リーグ戦3日目☆
メガライトは『ベリー・トゥ・バック』でウイ・ドラをKOし、3連勝。
「こっちだって負けられないんだよ。」
海外選手初のMAX WIND戴冠を虎視眈々と狙っている。
「心も体も全部熱くってたまらないの!」
マイティ、ムーンサルトプレスで、スイレン超え!
内容はマイティの完勝、スイレンの攻撃をきっちり受けた上で勝利している。
エース候補筆頭であり、2度のMVPに輝いたスイレンを撃破という事実は大きい。マイティ祐希子・・・恐るべし。
「これで残るは・・・あと2人。」
あと二人とは、相羽と吉田のことだろう。
いつのまにかマイティが勝っていない先輩はこの二人だけになってしまったのだから。
その相羽はシャイニングの猛攻を凌ぎ、隠し技の『ハイパースターライト』で勝利。3日目にしてようやく初日が出た相羽、出遅れを挽回できるかどうか・・・
☆リーグ戦4日目☆
ジーニアスのSTSを耐え切ったウイ・ドラ、逆襲のネオ・サザンクロスロックで勝利。
「メガライトさんに挑戦権を渡すわけには行きません。」
『ベリー・トゥ・バック』を耐えきったスイレンは、阿修羅退治繰り出すが、メガライトこれをクリア。
スイレンはこれを予想しており、メガライトの起き上がりを狙って『飛び十字』。
不意をつかれたメガライトはタップするしかなかった。
「ムーンサルトプレスからの体固めで、勝者マイティ祐希子!」
相羽を必殺のムーンサルトで下し、マイティの勝利。
勝ったマイティは、「あと一人!」と叫んで、右手の人差し指を天高く突き上げた。
この姿に拍手と歓声が巻き起こる
「ゆきこー!新エースはお前だ~!」と一人のファンが叫んだ。
その声援に拍手。
ファンはマイティがエースになることを望んでいるのだろうか。
マイティは吉田以外の全ての先輩から勝利している。
確かにエースとして君臨するだけの実績は積み重ねているけれど・・・
だがその後もマイティの勢いは止まらず、全勝優勝で女王への挑戦権を手に入れることになる。
「ドラゴンは私が退治してみせます!」
マイティ堂々の龍退治宣言。
デビューからわずか22ヶ月での挑戦権獲得、このまま頂点へと駆け上ることができるか。
リーグ戦結果
優勝=7勝0敗 マイティ祐希子
2位=5勝2敗 メガライト、スイレン草薙
4位=4勝3敗 スターライト相羽
5位=3勝4敗 ウインド・ドラゴン、ジーニアス武藤
7位=1勝6敗 シャイニング神威
8位=0勝7敗 白石なぎさ
リーグ戦の結果、第3代女王 吉田龍子9度目の防衛戦の相手は、マイティ祐希子に決定。
MAX WIND女王として君臨し続けている吉田であるが、彼女の姿はこの3月シリーズのリング上にはない。
「吉田選手は私の紹介した温泉でオーバーホールしています。あの温泉の成分は・・・」
ギムレット美月が解説してくれたが、私は聞き流していたのでこの先の成分に関しては覚えていないよ。
まあ、疲労の溜まった体、傷ついた体を癒す効果はあるということだろう。
一ヶ月程度の休養で全快するわけではないけれど、リフレッシュの効果はあるだろうな。
☆『挑戦者決定リーグ戦』☆
☆リーグ戦初日☆
初日の最初の対戦はウインド・ドラゴンとなぎさ。
なぎさは、最近女王相手に連勝と女王の座への挑戦権利は十分ある。
しかし後輩とはいえ、ウイ・ドラはトップの一角に食い込んでいる強敵であり、そして『伝説継承者』である。
『ダンディ須永イズム』を色濃く受け継いでいだ一期生達のオリジナル技を、ほとんど継承する団体トップレベルのテクニシャンだ。
この試合も、一期生達の得意技を次々に繰り出し、先輩のなぎさを圧倒する。
氷室紫月の必殺技だった『紫龍』(変形ドラゴンスリーパー)でなぎさのスタミナを奪い取り、最後は、初代エース伊達遙のフィニッシュホールド『シャイニングフェニックス』で完璧なフォールを奪ってみせた。
「負けることって・・・くやしいことかも・・・」
「これで終わり!」
マイティの得意技、炎の延髄蹴りがシャイニングの意識を奪い取った。
試合時間こそ15分を超えたのだが、内容はマイティの完勝。
とてもキャリア2年とは思えない堂々とした戦いぶりだったね、どちらが先輩かわからないほどに。
「まだまだ修行が足りませんね。」
スイレンは必殺『草薙流阿修羅退治』でジーニアスを下し、白星スタート。2度のMVP受賞など、実績は一番なだけに、このリーグ戦に賭ける思いは強い。
「ああ~。」
会場から落胆の声が漏れる。
ジャーマンにこだわりを持つ相羽が、逆にメガライトの『ベリー・トゥ・バック』で投げ捨てられ敗戦を喫したのだ。
「くそっ!」
相羽は悔しがるが、結果は変えられない。今後の巻き返しに期待する。
☆リーグ戦2日目☆
『伝説継承者』ウイ・ドラは今日も伝説の技を繰り出すが、マイティの前に完敗を喫する。
「伝説の継承?自分が伝説をつくるべきだと思うけどな。」
カレーの大食い伝説はすでに作っているけどな、マイティ。
「いつまでも、相羽に先に行かれるわけには。」
ジーニアスの浴びせ蹴り連打で、相羽がまさかの敗戦。
最近遅れをとっていたジーニアスにとって、この勝ちは大きい。
相羽は痛い星を落とし、連敗スタート。どうした優勝候補?
☆リーグ戦3日目☆
メガライトは『ベリー・トゥ・バック』でウイ・ドラをKOし、3連勝。
「こっちだって負けられないんだよ。」
海外選手初のMAX WIND戴冠を虎視眈々と狙っている。
「心も体も全部熱くってたまらないの!」
マイティ、ムーンサルトプレスで、スイレン超え!
内容はマイティの完勝、スイレンの攻撃をきっちり受けた上で勝利している。
エース候補筆頭であり、2度のMVPに輝いたスイレンを撃破という事実は大きい。マイティ祐希子・・・恐るべし。
「これで残るは・・・あと2人。」
あと二人とは、相羽と吉田のことだろう。
いつのまにかマイティが勝っていない先輩はこの二人だけになってしまったのだから。
その相羽はシャイニングの猛攻を凌ぎ、隠し技の『ハイパースターライト』で勝利。3日目にしてようやく初日が出た相羽、出遅れを挽回できるかどうか・・・
☆リーグ戦4日目☆
ジーニアスのSTSを耐え切ったウイ・ドラ、逆襲のネオ・サザンクロスロックで勝利。
「メガライトさんに挑戦権を渡すわけには行きません。」
『ベリー・トゥ・バック』を耐えきったスイレンは、阿修羅退治繰り出すが、メガライトこれをクリア。
スイレンはこれを予想しており、メガライトの起き上がりを狙って『飛び十字』。
不意をつかれたメガライトはタップするしかなかった。
「ムーンサルトプレスからの体固めで、勝者マイティ祐希子!」
相羽を必殺のムーンサルトで下し、マイティの勝利。
勝ったマイティは、「あと一人!」と叫んで、右手の人差し指を天高く突き上げた。
この姿に拍手と歓声が巻き起こる
「ゆきこー!新エースはお前だ~!」と一人のファンが叫んだ。
その声援に拍手。
ファンはマイティがエースになることを望んでいるのだろうか。
マイティは吉田以外の全ての先輩から勝利している。
確かにエースとして君臨するだけの実績は積み重ねているけれど・・・
だがその後もマイティの勢いは止まらず、全勝優勝で女王への挑戦権を手に入れることになる。
「ドラゴンは私が退治してみせます!」
マイティ堂々の龍退治宣言。
デビューからわずか22ヶ月での挑戦権獲得、このまま頂点へと駆け上ることができるか。
リーグ戦結果
優勝=7勝0敗 マイティ祐希子
2位=5勝2敗 メガライト、スイレン草薙
4位=4勝3敗 スターライト相羽
5位=3勝4敗 ウインド・ドラゴン、ジーニアス武藤
7位=1勝6敗 シャイニング神威
8位=0勝7敗 白石なぎさ
リーグ戦の結果、第3代女王 吉田龍子9度目の防衛戦の相手は、マイティ祐希子に決定。
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コメント
こんばんは。それにしても祐希子の活躍はある意味今までの「栄光のスターロード編」というタイトルのシナリオを根本的に覆す存在ですね。なんというか相羽って星は星でも金星みたいですね。地球から見て月の次に大きく輝いている星ながら太陽系で唯一太陽側にあるためほとんど見れず、太陽が昇るほんの少し前に見える星、、、伊達(南)から吉田に連なる星々が沈み始めやっと輝けると思ったら祐希子という太陽が昇り始めその光に埋もれてしまうのか・・・
ともあれNEW WINDの新たな『伝説を創る者』祐希子は龍の首を取れるのか?女王龍子はどのように応えるのか?楽しみにしています。
ともあれNEW WINDの新たな『伝説を創る者』祐希子は龍の首を取れるのか?女王龍子はどのように応えるのか?楽しみにしています。
posted by 赤猫at 2007/06/11 23:17 [ コメントを修正する ]
マイティ旋風吹き荒れる・・・
そして、地味にメガライトの逆襲・・・
時代は確実に動いてると実感しました。
そして、地味にメガライトの逆襲・・・
時代は確実に動いてると実感しました。
>オーサカさん
先輩達が届かなかった女王の座。
その先輩達をなぎ倒したマイティ。
結果は・・・次回にて。
>赤猫さん
その表現上手いですね。
ようやく輝いたと思ったら、それ以上の輝きを放つ者が登場してきました。
私としては、マイティがこんなに早く来るとは思っていなかったので、予定とはかなり話が違っていますね、この段階で(苦笑)
>アワモさん
やはり外人がこれだけ暴れるのは、レベルの低下でしょうね。
1500オーバーが3人(結城、カンナ、武藤)いた時代とはやはり違います。
先輩達が届かなかった女王の座。
その先輩達をなぎ倒したマイティ。
結果は・・・次回にて。
>赤猫さん
その表現上手いですね。
ようやく輝いたと思ったら、それ以上の輝きを放つ者が登場してきました。
私としては、マイティがこんなに早く来るとは思っていなかったので、予定とはかなり話が違っていますね、この段階で(苦笑)
>アワモさん
やはり外人がこれだけ暴れるのは、レベルの低下でしょうね。
1500オーバーが3人(結城、カンナ、武藤)いた時代とはやはり違います。
posted by Nat 2007/06/12 01:31 [ コメントを修正する ]
ついに来るべき時が来たのかもしれません。
吉田龍子という強大な力を持つ龍を退治する者の到来。
龍殺しは英雄となる運命。(yatterzoooさんのパクリ。一回言ってみたかった。気持ちよかったので反省してない)
果たして英雄は誕生するのでしょうか。加速する物語から目が離せません!
吉田龍子という強大な力を持つ龍を退治する者の到来。
龍殺しは英雄となる運命。(yatterzoooさんのパクリ。一回言ってみたかった。気持ちよかったので反省してない)
果たして英雄は誕生するのでしょうか。加速する物語から目が離せません!
風は確実に吹いてるなあ~