「栄光のスターロード」
NEW WIND社長 風間 新 手記2より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
NEW WIND社長 風間 新 手記2より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇13年目2月◇
『女王吉田、再びなぎさに敗れる。』
もう女王戦以外の試合では、もうモチベーションが保てないのだろうか。
もうエースとしての輝きは大分失せてしまっている。
「簡単には女王の座は譲れません。女王にふさわしい者、もしくは魂を受け継げる者が現れるまでは・・・」
こう私に言った吉田の背中に、結城の姿が重なる。
結城も苦しみながら、女王の座を守り続けていたよなぁ。
2月シリーズは波乱の連続。
女王候補生スイレンが、ウインド・ドラゴンに敗北する。
「スイレン草薙・・・この程度なの?」
「認めるしかありませんね。もう風龍さんは立派なライバルだということを。」
「13分4秒、ビューティボムからの『高貴なる』エビ固めで、勝者ビューティ市ヶ谷。」
仲間君・・・高貴なるって?
「麗華様のご命令ですから。」
すっかり下僕にされてしまったらしいが、面白いからいいか。
ちなみにタッグではあったが、先輩フェニに勝利。
1年目の新人が『6年先輩からのフォール奪取』というのは、マイティに続き二人目の快挙となる。
「あの貧乳女と一緒というのは気に入りませんが、まあいいでしょう。」
「いや、マイティの方が早かったから上だね。」
「なんですって?屈辱ですわ!」
なんでこんなにマイティを敵視するのだろうなあ・・・
☆MAX WINDタッグ☆
スイレン&シャイニングの『ニューホワイトスノー』に挑戦するのは、相羽&マイティ。
すでにシングルでは挑戦者チームの方がリードしているが、タッグは1+1=2ではない。ゆえに優れた者同士が組んだからといって強いとは限らないのである。
だがしかし、相羽&マイティは1+1=2ではなく、連携もすばらしかった。
タッグのキャリアでは女王組の方が上のはずなのに、チームワークは完全に上回っていた。
「返せ!」
パートナーがカバーされてもギリギリまではカットに入らない。
お互いが相手を認め合っているからこそ、見極められるのだろうな。
結局カットに入ったのは関節技のカット2回だけで、フォールのカットには一度も入らなかった。
最後は先輩の相羽が、ハイパースターライトでスイレンから勝利を奪っている。
「相羽、次の仙台で挑戦して来い!これが最後のチャンスだ!」
吉田がリングサイドにやってきて上記の言葉を発した。
「今度こそ!龍を退治して見せます!」
「よく言った。この吉田龍子、簡単に倒されはしないぞ。」
急遽決定、MAX WIND女王戦。
いつもドームやアリーナなどの『1万人以上の会場』で開催されてきた女王戦が、初めて1万人を切る会場で行われることになった。
『最後のチャンス』と吉田は言った。
これはどういう意味だろうか?
『相羽の挑戦を受けるのは最後だ!』ともとれるし、場合によっては返上も考えているのかもしれない。
「意味はない。それくらいの気合で向かって来いというだけさ。」
と吉田はいう。
試合開始早々、吉田の気合が形にでる。
いきなりの豪腕3連発!前回以上の威力を込めてラッシュ!
だが相羽も今回は気合が違う。
4発目を受け止めアームホイップで投げ飛ばすと、そのままスリーパー。 吉田のスタミナを奪いにかかる。
「くっ・・このおっ!」
吉田はこれを強引に力で引き剥がすと、エルボー連打からランニングエルボー!
さすがに前かがみになった相羽の顔面を助走をつけて蹴り飛ばす。
ここでフォール。
これをカウント1でクリアする相羽。
「やるなっ!」
さらに攻撃を加えようと突っ込んでくる吉田を相羽はアームホイップ2連発から、またスリーパーにつなげる。
「てっめえ!」
これも再びパワーで外す吉田。
ショートレンジでラリアートを繰り出すが、これを相羽は読んでいた。
ダッキングで交わすと後ろに回りこみ、回転しながらラリアートを叩き込む。
『スピニング延髄ラリアート』というところか。
さすがに不意をつかれ、ぐらつく吉田。
ここを見逃さず、相羽は正面から抱え上げると『デンジャラスボディスラム』
吉田はこれでカチンと来たか、鬼の形相で立ち上がると強引に掴みかかり、ハイアングルのボディスラム。
相羽もここは意地ですぐに起き上がり、もう一度『デンジャラスボディスラム』
だが、吉田はフォールを許さない。
膝をついて立ち上がると見せかけ、蛙飛び式のジャンピングニー(というより飛び膝蹴り)で相羽のあご先を打ち抜く。
客席から、「おおおお!」の声。
だが、相羽は倒れない。気合がみなぎっているのか?
「吉田ああ!」
再び『デンジャラスボディスラム』
だが吉田はやはりすっくと立ち上がると、DDT!
吉田はカバーに行かず、起き上がりを狙って、助走をつけてぶん殴りラリアート!
だが相羽はこれを読んでいた。
突進してくる勢いを借りて、パワースラム気味のデンジャラスボディスラムを放つ!
相羽は、吉田にダウンを許さない。
強引に抱え起こすと、間髪いれず頭部から落とす危険なフロントスープレックス。
「ぐはっ・・・」
吉田はかなりのダメージを受けダウン。
「起きろ吉田!」
相羽が叫ぶ。
「このっ・・・調子に乗りやがって・・・」
起き上がった吉田の視点が回転する。
起き上がりを狙って相羽のフランケンシュタイナーが決まったのだ。
「1!」
「2!!」
「ああ~~」
吉田はカウント2でクリア。
「いくぞ!」
相羽は吉田のバックから引き起こすと、必殺のスターライトジャーマン!!
王座への、女王への夢の架け橋を架ける。
綺麗な人間橋に場内が盛りあがる。
トニー館のカウントにあわせ、カウントを叫ぶ観客。
バンッ! 「1!」
バンッツ!! 「2!!」
「ス・・あああああっつ・・・」
吉田、右肩を上げる。
ドドドドド!
場内から重低音ストンピング。会場が揺れる。
「よ・し・だ! よ・し・だ!」
「あ・い・ば! あ・い・ば!」
両者に声援。
相羽はハイパーを狙う。
だが、吉田は助走なしのジャンピングニー!(というか飛び膝)。
これで、相羽の動きが止まる。
「これでフィニッシュだ!」
吉田、ここでこのタイミングでプラズマサンダースライド!
バンッ!
バンッツ!!
「相羽~!!」
「返せ~!!!」
「負けんな~!!!」
客席の声援は全て相羽に飛ぶが、無情にもトニー館の首が左右に振られてしまった。
バンッ!!!
「24分26秒、プラズマサンダースライドからのエビ固めで勝者吉田龍子!」
場内落胆する者あれば、感動し涙を流すものあり。
あそこまで追い込んでもまだ勝てないのか・・・
手を伸ばせば届くところにあるのに、1・2のあとの3つめは、遥か遠くにあるように感じるな。
第3代女王 吉田 8度目の防衛に成功。
「今日は負けたと思いました。でも、結城さんの記録を超えたいって気持ちがあって、それが最後の粘りに出たと思います。相羽にはこれが最後のチャンスっていいましたけど、今日これだけの試合が出来る相手です。チャンスは与えたいですね。ただし、今から私が名前をあげるメンバー相手のリーグ戦で、優勝できればの話ですけど。」
ざわつく場内。
「メンバーを発表します。スイレン、シャイニング、相羽、ジーニアス、なぎさ、ウインド・ドラゴン、マイティ・・・・そして、メガライト!」
場内名前が発表されるたびに拍手と歓声。
「このリーグ戦の優勝者の挑戦を4月に受ける。それともう一つ。私は、来月は欠場し、このリーグ戦を見届けたいと思っています。」
『女王吉田、再びなぎさに敗れる。』
もう女王戦以外の試合では、もうモチベーションが保てないのだろうか。
もうエースとしての輝きは大分失せてしまっている。
「簡単には女王の座は譲れません。女王にふさわしい者、もしくは魂を受け継げる者が現れるまでは・・・」
こう私に言った吉田の背中に、結城の姿が重なる。
結城も苦しみながら、女王の座を守り続けていたよなぁ。
2月シリーズは波乱の連続。
女王候補生スイレンが、ウインド・ドラゴンに敗北する。
「スイレン草薙・・・この程度なの?」
「認めるしかありませんね。もう風龍さんは立派なライバルだということを。」
「13分4秒、ビューティボムからの『高貴なる』エビ固めで、勝者ビューティ市ヶ谷。」
仲間君・・・高貴なるって?
「麗華様のご命令ですから。」
すっかり下僕にされてしまったらしいが、面白いからいいか。
ちなみにタッグではあったが、先輩フェニに勝利。
1年目の新人が『6年先輩からのフォール奪取』というのは、マイティに続き二人目の快挙となる。
「あの貧乳女と一緒というのは気に入りませんが、まあいいでしょう。」
「いや、マイティの方が早かったから上だね。」
「なんですって?屈辱ですわ!」
なんでこんなにマイティを敵視するのだろうなあ・・・
☆MAX WINDタッグ☆
スイレン&シャイニングの『ニューホワイトスノー』に挑戦するのは、相羽&マイティ。
すでにシングルでは挑戦者チームの方がリードしているが、タッグは1+1=2ではない。ゆえに優れた者同士が組んだからといって強いとは限らないのである。
だがしかし、相羽&マイティは1+1=2ではなく、連携もすばらしかった。
タッグのキャリアでは女王組の方が上のはずなのに、チームワークは完全に上回っていた。
「返せ!」
パートナーがカバーされてもギリギリまではカットに入らない。
お互いが相手を認め合っているからこそ、見極められるのだろうな。
結局カットに入ったのは関節技のカット2回だけで、フォールのカットには一度も入らなかった。
最後は先輩の相羽が、ハイパースターライトでスイレンから勝利を奪っている。
「相羽、次の仙台で挑戦して来い!これが最後のチャンスだ!」
吉田がリングサイドにやってきて上記の言葉を発した。
「今度こそ!龍を退治して見せます!」
「よく言った。この吉田龍子、簡単に倒されはしないぞ。」
急遽決定、MAX WIND女王戦。
いつもドームやアリーナなどの『1万人以上の会場』で開催されてきた女王戦が、初めて1万人を切る会場で行われることになった。
『最後のチャンス』と吉田は言った。
これはどういう意味だろうか?
『相羽の挑戦を受けるのは最後だ!』ともとれるし、場合によっては返上も考えているのかもしれない。
「意味はない。それくらいの気合で向かって来いというだけさ。」
と吉田はいう。
試合開始早々、吉田の気合が形にでる。
いきなりの豪腕3連発!前回以上の威力を込めてラッシュ!
だが相羽も今回は気合が違う。
4発目を受け止めアームホイップで投げ飛ばすと、そのままスリーパー。 吉田のスタミナを奪いにかかる。
「くっ・・このおっ!」
吉田はこれを強引に力で引き剥がすと、エルボー連打からランニングエルボー!
さすがに前かがみになった相羽の顔面を助走をつけて蹴り飛ばす。
ここでフォール。
これをカウント1でクリアする相羽。
「やるなっ!」
さらに攻撃を加えようと突っ込んでくる吉田を相羽はアームホイップ2連発から、またスリーパーにつなげる。
「てっめえ!」
これも再びパワーで外す吉田。
ショートレンジでラリアートを繰り出すが、これを相羽は読んでいた。
ダッキングで交わすと後ろに回りこみ、回転しながらラリアートを叩き込む。
『スピニング延髄ラリアート』というところか。
さすがに不意をつかれ、ぐらつく吉田。
ここを見逃さず、相羽は正面から抱え上げると『デンジャラスボディスラム』
吉田はこれでカチンと来たか、鬼の形相で立ち上がると強引に掴みかかり、ハイアングルのボディスラム。
相羽もここは意地ですぐに起き上がり、もう一度『デンジャラスボディスラム』
だが、吉田はフォールを許さない。
膝をついて立ち上がると見せかけ、蛙飛び式のジャンピングニー(というより飛び膝蹴り)で相羽のあご先を打ち抜く。
客席から、「おおおお!」の声。
だが、相羽は倒れない。気合がみなぎっているのか?
「吉田ああ!」
再び『デンジャラスボディスラム』
だが吉田はやはりすっくと立ち上がると、DDT!
吉田はカバーに行かず、起き上がりを狙って、助走をつけてぶん殴りラリアート!
だが相羽はこれを読んでいた。
突進してくる勢いを借りて、パワースラム気味のデンジャラスボディスラムを放つ!
相羽は、吉田にダウンを許さない。
強引に抱え起こすと、間髪いれず頭部から落とす危険なフロントスープレックス。
「ぐはっ・・・」
吉田はかなりのダメージを受けダウン。
「起きろ吉田!」
相羽が叫ぶ。
「このっ・・・調子に乗りやがって・・・」
起き上がった吉田の視点が回転する。
起き上がりを狙って相羽のフランケンシュタイナーが決まったのだ。
「1!」
「2!!」
「ああ~~」
吉田はカウント2でクリア。
「いくぞ!」
相羽は吉田のバックから引き起こすと、必殺のスターライトジャーマン!!
王座への、女王への夢の架け橋を架ける。
綺麗な人間橋に場内が盛りあがる。
トニー館のカウントにあわせ、カウントを叫ぶ観客。
バンッ! 「1!」
バンッツ!! 「2!!」
「ス・・あああああっつ・・・」
吉田、右肩を上げる。
ドドドドド!
場内から重低音ストンピング。会場が揺れる。
「よ・し・だ! よ・し・だ!」
「あ・い・ば! あ・い・ば!」
両者に声援。
相羽はハイパーを狙う。
だが、吉田は助走なしのジャンピングニー!(というか飛び膝)。
これで、相羽の動きが止まる。
「これでフィニッシュだ!」
吉田、ここでこのタイミングでプラズマサンダースライド!
バンッ!
バンッツ!!
「相羽~!!」
「返せ~!!!」
「負けんな~!!!」
客席の声援は全て相羽に飛ぶが、無情にもトニー館の首が左右に振られてしまった。
バンッ!!!
「24分26秒、プラズマサンダースライドからのエビ固めで勝者吉田龍子!」
場内落胆する者あれば、感動し涙を流すものあり。
あそこまで追い込んでもまだ勝てないのか・・・
手を伸ばせば届くところにあるのに、1・2のあとの3つめは、遥か遠くにあるように感じるな。
第3代女王 吉田 8度目の防衛に成功。
「今日は負けたと思いました。でも、結城さんの記録を超えたいって気持ちがあって、それが最後の粘りに出たと思います。相羽にはこれが最後のチャンスっていいましたけど、今日これだけの試合が出来る相手です。チャンスは与えたいですね。ただし、今から私が名前をあげるメンバー相手のリーグ戦で、優勝できればの話ですけど。」
ざわつく場内。
「メンバーを発表します。スイレン、シャイニング、相羽、ジーニアス、なぎさ、ウインド・ドラゴン、マイティ・・・・そして、メガライト!」
場内名前が発表されるたびに拍手と歓声。
「このリーグ戦の優勝者の挑戦を4月に受ける。それともう一つ。私は、来月は欠場し、このリーグ戦を見届けたいと思っています。」
PR
コメント
相羽の根性がもう少し高ければ、きっと勝てていたとは思いますよ。
それにしても今回は勝ったと思ったのですがね・・・
それにしても今回は勝ったと思ったのですがね・・・
posted by Nat 2007/06/10 23:55 [ コメントを修正する ]
こんばんわ、NEW WINDの吉田さんは粘ってますね~。なお女王の座死守ですか。
SPZの吉田さんはあっさり13年目3月に引退してしまいましたのでとてもうらやましいです。
S相羽さんは普通に育てると万能タイプなのが災いして、格下には圧勝するけど、パワーや飛び技とかに優れている一点突破型選手と「観戦」でぶつけると勝率が悪いように感じます。SPZでも評価値一番上なのに勝てないキャラとなりつつあります。
SPZの吉田さんはあっさり13年目3月に引退してしまいましたのでとてもうらやましいです。
S相羽さんは普通に育てると万能タイプなのが災いして、格下には圧勝するけど、パワーや飛び技とかに優れている一点突破型選手と「観戦」でぶつけると勝率が悪いように感じます。SPZでも評価値一番上なのに勝てないキャラとなりつつあります。
相羽ちゃん、また龍子越え果たせずか。
そこが公式曰く「平均キャラ」なのでしょうか・・(2Pだから底上げされてますが)
しかし、次回のリーグ戦メンバー
メガライト以外の誰になるか。
できれば相羽ちゃんが勝ちあがってくれることを願いますけどねw