NEW WIND社長 風間 新 手記より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇5年目3月◇
個人闘争が激化する中、ノンタイトルのシングル戦を今シリーズではいくつか組んでみた。
☆NEW WIND 3月シリーズ 春1番!シリーズ 概要☆
▲個人闘争 やらねばやられる シングル決戦▲
第1戦 伊達遥 VS 草薙みこと
第2戦 伊達遥 VS 南利美
第3戦 カンナ神威VS 武藤めぐみ
第4戦 結城千種 VS 武藤めぐみ
第8戦 WWCA認定世界ヘビー級選手権試合60分1本勝負
(王者)草薙みこと VS カンナ神威(挑戦者)
※第○戦というのはシリーズ全8戦で開催される大会を差す。
「今回はこれで行ってみようと思う。 来月に開催を予定している”クイーンズカーニバル”の重要な前哨戦になるだろう。」
「あら残念ね。もう少し出番あると思ったのに。」
「私の・・・出番あげる?」
「もう決定事項。変更は出来ないよ二人とも。」
◇春1番!シリーズ◇
第1戦 伊達遥 VS 草薙みこと
現在みことがWWCA王者であり、本来なら赤コーナーはみことなんだろうが、正直タイトルホルダーであるとは言えみことが伊達を超えたという感覚はない。
そのため伊達が赤コーナー。
これはみことの発奮を促す為でもあったのだが、伊達は強かった。
みことも強くなったと思ったのだが、まだ伊達との差は埋まってはいないようだ。
最後は投げ狙いのみことを伊達は逆にデスバレーボムでマットに叩きつけ、ピン。
○伊達(18分24秒 デスバレーボム→体固め)みこと×
「王者なのに・・・修行が足りませんでした。」
うな垂れるみこととは対象的に伊達は「いい試合でした。」と涼しい顔だった。
社長の私が言うのもなんだけど、伊達のファイトは奥が深い。
奥って表現があうのかは分からないけど、みことが攻めてるように見えても伊達が試合を作るというか・・・結局対戦相手のリズムにさせないんだよな。
だから気づくと逆転している・・・って感じなんだよね。
受けの巧さ、回復の早さあればこそなのかな。
第2戦 伊達遥 VS 南利美
みこと戦では奥の深さを見せた伊達だったが、この試合は裏目に出てしまった。
伊達が巧く受けながら、重い打撃で南の体力を削っていくところまではいつもの展開だったのだけど・・・リング中央で南のネオ・サザンクロスロックががっちり決まってしまった。
伊達は受けは巧いのだけど、関節技への対応がまったくセンスがない。
南の裏拳を受け流すつもりだったみたいだけど、思った以上にダメージを受けダウン。
すかさずネオ・サザンに捕らえられてしまって・・・万事休す。
粘ったものの外すこともロープににじりよる事も出来ずギブアップ。
×伊達(11分58秒 ネオ・サザンクロスロック)南○
◇試合後◇
「”勝機!・・・見逃すわけにはいかない!”よ、遥。」
南は伊達の得意のセリフをマネする。
かなりご満悦のようだ。
「油断・・・した?」
「したわね。私の打撃なら受けきれると甘くみたのが間違い。」
「ごめん・・・」
「別に謝ることはないと思うけど。私は勝ったんだし。」
「う、うん・・・そうだね。」
☆第3戦 カンナ神威 VS 武藤めぐみ
後輩の結城にベルトを奪われたカンナ。
ここで結城と同じ3期生の武藤には負けられない状況。
一方”天才”の呼び声高い武藤も、同期の結城に先を行かれ、団体内外での評価も結城の下。
これは面白くないだろう。
武藤はカンナを攻めるまくるが、カンナは表情一つ変えない。
あせった武藤がフライングニールキックにいくが、巧くすかして、伝家の宝刀”クロスフェイスカンナ”が武藤をがっちりと捕らえた。
こうなってしまっては武藤にはどうする事も出来ず、結局そのままギブアップ。
○カンナ(14分22秒 クロスフェイスカンナ)武藤×
ゴングが鳴ってもカンナは武藤を絞め続け、止めに入ったレフェリーのトニー館を蹴飛ばし、武藤を救出しにきた結城に裏拳を叩きこむなど大暴れ。
みことと吉田が二人がかりで押さえ、控え室へと連行したが、リング上には武藤、結城、トニー館がダウン。
ハッキリとした反則技を使うわけではないのだが、カンナのファイトスタイルはNEW WINDにはないスタイルに変化しつつある。
第4戦 結城千種 VS 武藤めぐみ
同期対決は白熱の一戦となった。
終盤、結城の裏投げをカウント2.8で返した武藤を今度は必殺のバックドロップが襲う。
誰もが決まったと思ったのだが、武藤はこれを2.9でクリア。
仕掛けた結城もダメージが大きく起き上がれない。
先に立ったのは武藤。
まだダウンしている結城にストンピングを3発入れるとコーナーへ上る。
そしてダブルスピンムーンサルト!
これを結城は返せず、カウント3。
×結城(18分02秒 ダブルスピンムーンサルト→体固め)武藤○
「めぐみ! もう1回だ!」
「何度でも受けてたつわ。社長!組んでおいて!」
命令されたよ(笑)
「えー実は第7戦でもう組んであります。」
この私のマイクに会場からどよめき。
「え? どういうこと?。」
結城と武藤が二人で声を揃える。
「簡単にご説明いたします。 多分こうなると思ったからです。」
このマイクで会場爆笑。
前座でやっていた時からそうだったけど、この二人はお互いを意識しているので、1度で終わるわけがない。
最近はタッグチームνジェネとして活躍するようになったいて、シングルはめったに組まれないから余計そうだと思ったんだよ。
というわけで第7戦 結城千種 VS 武藤めぐみ
またも白熱の一戦となる。
実力はほぼ互角なんだから当然といえば当然だけど、この二人は同期であり、よきパートナーであり、そしてシングル対決なら”名勝負数え唄”になる稀有な存在だんだろう。
結果は初公開のむとめドライバー(変形タイガードライバー)で武藤が勝利。
×結城(15分49秒 むとめドライバー→エビ固め)武藤○
この結果を踏まえて来月のクイーンズカーニバルで結城のEWAヘビーに武藤の挑戦決定。
☆WWCA認定世界ヘビー級選手権試合☆
同期であり、タッグチーム”ホワイトスノー”のパートナーでもある、みこととカンナの対決。
一言で言えばカンナが完全にみことを上回った。
×みこと(30分19秒 ドラゴンパンサー)カンナ○
足極めドラゴンスリーパーといえるドラゴンパンサー2発でみことはギブアップ。
30分も試合してたっけ?という試合だった。
なんか後から思い返してみても、カンナが関節を極めているシーンしか思い浮かばない・・・そんな試合。
パートナーが相手でも容赦なし。
試合後に絞め上げることはなかったが、草薙流裸絞め(変形ドラゴンスリーパー)を使うみことを、クロスフェイスではなく、ドラゴンスリーパー系の発展技であるドラゴンパンサーで仕留めた・・・というのはカンナなりのメッセージなんだろうか。
「ふーん、あれがカンナ神威ね・・・確かに関節は巧いみたいね。」
「来ていたのか? そうかもう卒業式も終わっているしな。」
「ええ。あさってには宿舎へ入ります。よろしくお願いします。」
この子がうちの第6期生になる。
今年も部屋の都合もあって一人だけしか入団は出来ないし、ずいぶん前からこの子の入団は決まっていたわけで、今年は新人テストは行っていないんだ。
この子の入団時のお話はまた次の機会に。
こちらから管理人に拍手及びメッセージを送ることができます。
個人闘争が激化する中、ノンタイトルのシングル戦を今シリーズではいくつか組んでみた。
☆NEW WIND 3月シリーズ 春1番!シリーズ 概要☆
▲個人闘争 やらねばやられる シングル決戦▲
第1戦 伊達遥 VS 草薙みこと
第2戦 伊達遥 VS 南利美
第3戦 カンナ神威VS 武藤めぐみ
第4戦 結城千種 VS 武藤めぐみ
第8戦 WWCA認定世界ヘビー級選手権試合60分1本勝負
(王者)草薙みこと VS カンナ神威(挑戦者)
※第○戦というのはシリーズ全8戦で開催される大会を差す。
「今回はこれで行ってみようと思う。 来月に開催を予定している”クイーンズカーニバル”の重要な前哨戦になるだろう。」
「あら残念ね。もう少し出番あると思ったのに。」
「私の・・・出番あげる?」
「もう決定事項。変更は出来ないよ二人とも。」
◇春1番!シリーズ◇
第1戦 伊達遥 VS 草薙みこと
現在みことがWWCA王者であり、本来なら赤コーナーはみことなんだろうが、正直タイトルホルダーであるとは言えみことが伊達を超えたという感覚はない。
そのため伊達が赤コーナー。
これはみことの発奮を促す為でもあったのだが、伊達は強かった。
みことも強くなったと思ったのだが、まだ伊達との差は埋まってはいないようだ。
最後は投げ狙いのみことを伊達は逆にデスバレーボムでマットに叩きつけ、ピン。
○伊達(18分24秒 デスバレーボム→体固め)みこと×
「王者なのに・・・修行が足りませんでした。」
うな垂れるみこととは対象的に伊達は「いい試合でした。」と涼しい顔だった。
社長の私が言うのもなんだけど、伊達のファイトは奥が深い。
奥って表現があうのかは分からないけど、みことが攻めてるように見えても伊達が試合を作るというか・・・結局対戦相手のリズムにさせないんだよな。
だから気づくと逆転している・・・って感じなんだよね。
受けの巧さ、回復の早さあればこそなのかな。
第2戦 伊達遥 VS 南利美
みこと戦では奥の深さを見せた伊達だったが、この試合は裏目に出てしまった。
伊達が巧く受けながら、重い打撃で南の体力を削っていくところまではいつもの展開だったのだけど・・・リング中央で南のネオ・サザンクロスロックががっちり決まってしまった。
伊達は受けは巧いのだけど、関節技への対応がまったくセンスがない。
南の裏拳を受け流すつもりだったみたいだけど、思った以上にダメージを受けダウン。
すかさずネオ・サザンに捕らえられてしまって・・・万事休す。
粘ったものの外すこともロープににじりよる事も出来ずギブアップ。
×伊達(11分58秒 ネオ・サザンクロスロック)南○
◇試合後◇
「”勝機!・・・見逃すわけにはいかない!”よ、遥。」
南は伊達の得意のセリフをマネする。
かなりご満悦のようだ。
「油断・・・した?」
「したわね。私の打撃なら受けきれると甘くみたのが間違い。」
「ごめん・・・」
「別に謝ることはないと思うけど。私は勝ったんだし。」
「う、うん・・・そうだね。」
☆第3戦 カンナ神威 VS 武藤めぐみ
後輩の結城にベルトを奪われたカンナ。
ここで結城と同じ3期生の武藤には負けられない状況。
一方”天才”の呼び声高い武藤も、同期の結城に先を行かれ、団体内外での評価も結城の下。
これは面白くないだろう。
武藤はカンナを攻めるまくるが、カンナは表情一つ変えない。
あせった武藤がフライングニールキックにいくが、巧くすかして、伝家の宝刀”クロスフェイスカンナ”が武藤をがっちりと捕らえた。
こうなってしまっては武藤にはどうする事も出来ず、結局そのままギブアップ。
○カンナ(14分22秒 クロスフェイスカンナ)武藤×
ゴングが鳴ってもカンナは武藤を絞め続け、止めに入ったレフェリーのトニー館を蹴飛ばし、武藤を救出しにきた結城に裏拳を叩きこむなど大暴れ。
みことと吉田が二人がかりで押さえ、控え室へと連行したが、リング上には武藤、結城、トニー館がダウン。
ハッキリとした反則技を使うわけではないのだが、カンナのファイトスタイルはNEW WINDにはないスタイルに変化しつつある。
第4戦 結城千種 VS 武藤めぐみ
同期対決は白熱の一戦となった。
終盤、結城の裏投げをカウント2.8で返した武藤を今度は必殺のバックドロップが襲う。
誰もが決まったと思ったのだが、武藤はこれを2.9でクリア。
仕掛けた結城もダメージが大きく起き上がれない。
先に立ったのは武藤。
まだダウンしている結城にストンピングを3発入れるとコーナーへ上る。
そしてダブルスピンムーンサルト!
これを結城は返せず、カウント3。
×結城(18分02秒 ダブルスピンムーンサルト→体固め)武藤○
「めぐみ! もう1回だ!」
「何度でも受けてたつわ。社長!組んでおいて!」
命令されたよ(笑)
「えー実は第7戦でもう組んであります。」
この私のマイクに会場からどよめき。
「え? どういうこと?。」
結城と武藤が二人で声を揃える。
「簡単にご説明いたします。 多分こうなると思ったからです。」
このマイクで会場爆笑。
前座でやっていた時からそうだったけど、この二人はお互いを意識しているので、1度で終わるわけがない。
最近はタッグチームνジェネとして活躍するようになったいて、シングルはめったに組まれないから余計そうだと思ったんだよ。
というわけで第7戦 結城千種 VS 武藤めぐみ
またも白熱の一戦となる。
実力はほぼ互角なんだから当然といえば当然だけど、この二人は同期であり、よきパートナーであり、そしてシングル対決なら”名勝負数え唄”になる稀有な存在だんだろう。
結果は初公開のむとめドライバー(変形タイガードライバー)で武藤が勝利。
×結城(15分49秒 むとめドライバー→エビ固め)武藤○
この結果を踏まえて来月のクイーンズカーニバルで結城のEWAヘビーに武藤の挑戦決定。
☆WWCA認定世界ヘビー級選手権試合☆
同期であり、タッグチーム”ホワイトスノー”のパートナーでもある、みこととカンナの対決。
一言で言えばカンナが完全にみことを上回った。
×みこと(30分19秒 ドラゴンパンサー)カンナ○
足極めドラゴンスリーパーといえるドラゴンパンサー2発でみことはギブアップ。
30分も試合してたっけ?という試合だった。
なんか後から思い返してみても、カンナが関節を極めているシーンしか思い浮かばない・・・そんな試合。
パートナーが相手でも容赦なし。
試合後に絞め上げることはなかったが、草薙流裸絞め(変形ドラゴンスリーパー)を使うみことを、クロスフェイスではなく、ドラゴンスリーパー系の発展技であるドラゴンパンサーで仕留めた・・・というのはカンナなりのメッセージなんだろうか。
「ふーん、あれがカンナ神威ね・・・確かに関節は巧いみたいね。」
「来ていたのか? そうかもう卒業式も終わっているしな。」
「ええ。あさってには宿舎へ入ります。よろしくお願いします。」
この子がうちの第6期生になる。
今年も部屋の都合もあって一人だけしか入団は出来ないし、ずいぶん前からこの子の入団は決まっていたわけで、今年は新人テストは行っていないんだ。
この子の入団時のお話はまた次の機会に。
こちらから管理人に拍手及びメッセージを送ることができます。
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