NEW WIND 社長 風間 新 手記より。
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ
※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ
◇2年目9月~続き~◇
☆AAC認定世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負 王者 チョチョ・カラスVS挑戦者 マッキー上戸☆
ありがたい事にシリーズ最終戦 鳥取大会は超満員札止めだ。
もともと以前からマッキーの凱旋興行を組んでいたのだが、その凱旋興行
がタイトルマッチに、しかも団体初の世界ヘビーシングル王座挑戦とあって試合開始前から熱気ムンムンだ。
「しかしマッキーが挑戦権を手に入れるとはね~」
「普通は伊達だろ?」
「なんか前回のシリーズでの内容がよかったから王者直々の指名らしいよ。」
「ふーん、かませ犬じゃなければいいいけどさ。」
こういったファンの反応はある程度予想済みだ。
私がファンの立場だったらそう思うだろうしね。
同期より遅れていたマッキーにとってココは大チャンスだ。
勝てば、逆にリードできる場面なのだから。
青コーナーから入場してきたマッキーは気合がみなぎっている。
空回りさえしなければ・・・行けマッキー。
そして試合が始まった。
先月のリーグ戦同様、キャリアおよび総合能力で上回るチョチョの方が手数が多い。
先手・先手をとってくる。
成長したとはいえマッキーは得意技に偏りがあるせいか、試合運びがまだまだだ。
それでも決まれば重い投げ・タックルで試合の流れを引き戻す。
このあたりは伊達・南にはないマッキーの特徴だ。
17分過ぎ、ここまで互角の流れだったが、ここでチョチョが一気にスパート。
ボディスラムでマッキーをリングに叩きつけると、高速でポストに駆け上がり、”必殺”のムーンサルトプレス!!!
「ぐうっ!!」
マッキーの呻き声が聞こえる。
これはまずいかもしれない、どこか痛めたのかも・・・
マッキーはなんとかこの一撃を2.9でクリア。
右手で左の肋骨を押さえてフラフラと立ち上がる。
そこへチョチョのラリアットが炸裂。
マッキーの体がマットへ沈む。
「マッキー~~!!」
場内から悲鳴のような声援が巻き起こる。
技の入りは完璧で、3カウントは入る可能性が高い。
・・・がカウント3寸前でロープへ足をかけるマッキー。
なんとかロープエスケープで3カウントを回避したマッキーはここ一番でしか出さない大技に行く。
「バ・カ・ヤ・ロ~~!!」
マッキー渾身の”マッキータイガー”(ダブルアーム式ジャンピングパイルドライバー)が火を噴く。
マッキーならではの豪快な一撃。
だ~がしかし、だがしかし・・・
この一撃を2.5でクリアしてみせるチョチョカラス。
(これが世界レベルか・・・)
今まで外人選手だったらこれで決まっていたはずだ。
「嘘だろ? マジかよ。」
マッキーは呆然としつつも、起き上がってきたチョチョカラスへ”マッキーボンバー”を叩きこみに行く。
だが・・・その勢いをボディスラムで切り替えされ、再びマットへ叩きつけられてしまう。
そこへ再度 チョチョが華麗に舞った。
この月面水爆を返す力はマッキーには残っていなかった。
○チョチョ(21分57秒 ムーンサルトプレス→体固め)マッキー×
この試合でマッキーは肋骨を痛め、10月シリーズを欠場する事になる。
敗れはしたものの、マッキーの評価は一気にアップ。
伊達・南と差はないと、評価は高まったのだが・・・
◇2年目10月◇
氷室紫月にファンクラブ結成。
クールな感じで女性ファンの方が多い南よりと比べ、おっとりした感じで人気の氷室は男性ファンが圧倒的に多い。
この月ようやく宿舎の改築が終わり、2部屋を増築。
だが新人募集は来年の予定。それまで募集する予定はない。
さて今月の興行の柱は3大タイトルマッチ。
AACJrは南のたっての希望で再び 伊達VS南。
AACタッグはそのJr王者を争う伊達・南組で。
そしてAACヘビーは最終戦で組、その段階でのJr王者が挑戦すると言う事になっている。
伊達のモチベーションを高めることも出来るし、南だって上手くすれば無冠から一気に3冠王者になる事も可能だ。
☆AACJr選手権試合☆
シリーズ開幕戦でいきなりこのカード。
ちょっと勿体ないような気もするが・・・
第5戦で世界タッグ選手権 最終戦で世界ヘビー選手権を組んでいるので仕方なし。
ここのところ伊達相手には黒星先行の南。
この試合に勝てばJr王者になれる上に伊達より先に世界ヘビーへ挑戦できるとあって気合の入り方が半端じゃない。
ハーフボストンクラブ(逆片エビ固め)、サザン(ドラゴン)スクリュー、サザンブレーカー(変形ヒザ十字固め)で伊達の破壊力の源であるヒザを破壊しに行く。
その徹底ぶりは半端じゃない。
繰り出すドロップキックも、ヒザを狙いの”低空バージョン”。
とにかく出来るかぎりヒザを狙う。
ボディスラムやアームホイップを決めれば、立ち上がる前にヒザへのストンピングを見舞うなど、とにかく伊達のヒザを破壊しにいく。
そしてかなり痛めつけたところで、前回同様リング中央でネオ・サザンクロスロック!!
”これは決まったか”とまたも思ったが、なんと伊達は高速でエスケープ。
そしてまたもこの技の離れ際に・・・シャイニングフェニックス!!
だが今度は南が一枚上手だった。
巧みにブロックすると、カウンターのサザンスクリュー!!
ヒザを抱えて倒れこむ伊達。
ここでサザンブレーカーで決めに行くが、伊達はそれよりも一瞬早く立ち上がり立ち上がりざまにフェニックス・ニー!!
痛めた右ヒザでの攻撃だが、南のボディを的確に貫いている。
威力はそれほど落ちていないようだ。
「ぐう・・・」
ふらついた南が思わず片ヒザをついた瞬間、痛めつけられた足とは逆の左足でのシャイニングフェニックス!
南はそのまま3カウントを聞いた。。。
伊達(23分3秒 シャイニングフェニックス→片エビ固め)南×
王者伊達遥 2度目の防衛成功。
「南さん・・・いい試合でした・・・ありがとう。」
「負けたわ。 今日のところはね。 次は両足を極めてみせるわ。」
今回は伊達との握手に応じた南。
この二人で今度は世界タッグへ挑戦だ。
☆AAC認定世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負 王者 チョチョ・カラスVS挑戦者 マッキー上戸☆
ありがたい事にシリーズ最終戦 鳥取大会は超満員札止めだ。
もともと以前からマッキーの凱旋興行を組んでいたのだが、その凱旋興行
がタイトルマッチに、しかも団体初の世界ヘビーシングル王座挑戦とあって試合開始前から熱気ムンムンだ。
「しかしマッキーが挑戦権を手に入れるとはね~」
「普通は伊達だろ?」
「なんか前回のシリーズでの内容がよかったから王者直々の指名らしいよ。」
「ふーん、かませ犬じゃなければいいいけどさ。」
こういったファンの反応はある程度予想済みだ。
私がファンの立場だったらそう思うだろうしね。
同期より遅れていたマッキーにとってココは大チャンスだ。
勝てば、逆にリードできる場面なのだから。
青コーナーから入場してきたマッキーは気合がみなぎっている。
空回りさえしなければ・・・行けマッキー。
そして試合が始まった。
先月のリーグ戦同様、キャリアおよび総合能力で上回るチョチョの方が手数が多い。
先手・先手をとってくる。
成長したとはいえマッキーは得意技に偏りがあるせいか、試合運びがまだまだだ。
それでも決まれば重い投げ・タックルで試合の流れを引き戻す。
このあたりは伊達・南にはないマッキーの特徴だ。
17分過ぎ、ここまで互角の流れだったが、ここでチョチョが一気にスパート。
ボディスラムでマッキーをリングに叩きつけると、高速でポストに駆け上がり、”必殺”のムーンサルトプレス!!!
「ぐうっ!!」
マッキーの呻き声が聞こえる。
これはまずいかもしれない、どこか痛めたのかも・・・
マッキーはなんとかこの一撃を2.9でクリア。
右手で左の肋骨を押さえてフラフラと立ち上がる。
そこへチョチョのラリアットが炸裂。
マッキーの体がマットへ沈む。
「マッキー~~!!」
場内から悲鳴のような声援が巻き起こる。
技の入りは完璧で、3カウントは入る可能性が高い。
・・・がカウント3寸前でロープへ足をかけるマッキー。
なんとかロープエスケープで3カウントを回避したマッキーはここ一番でしか出さない大技に行く。
「バ・カ・ヤ・ロ~~!!」
マッキー渾身の”マッキータイガー”(ダブルアーム式ジャンピングパイルドライバー)が火を噴く。
マッキーならではの豪快な一撃。
だ~がしかし、だがしかし・・・
この一撃を2.5でクリアしてみせるチョチョカラス。
(これが世界レベルか・・・)
今まで外人選手だったらこれで決まっていたはずだ。
「嘘だろ? マジかよ。」
マッキーは呆然としつつも、起き上がってきたチョチョカラスへ”マッキーボンバー”を叩きこみに行く。
だが・・・その勢いをボディスラムで切り替えされ、再びマットへ叩きつけられてしまう。
そこへ再度 チョチョが華麗に舞った。
この月面水爆を返す力はマッキーには残っていなかった。
○チョチョ(21分57秒 ムーンサルトプレス→体固め)マッキー×
この試合でマッキーは肋骨を痛め、10月シリーズを欠場する事になる。
敗れはしたものの、マッキーの評価は一気にアップ。
伊達・南と差はないと、評価は高まったのだが・・・
◇2年目10月◇
氷室紫月にファンクラブ結成。
クールな感じで女性ファンの方が多い南よりと比べ、おっとりした感じで人気の氷室は男性ファンが圧倒的に多い。
この月ようやく宿舎の改築が終わり、2部屋を増築。
だが新人募集は来年の予定。それまで募集する予定はない。
さて今月の興行の柱は3大タイトルマッチ。
AACJrは南のたっての希望で再び 伊達VS南。
AACタッグはそのJr王者を争う伊達・南組で。
そしてAACヘビーは最終戦で組、その段階でのJr王者が挑戦すると言う事になっている。
伊達のモチベーションを高めることも出来るし、南だって上手くすれば無冠から一気に3冠王者になる事も可能だ。
☆AACJr選手権試合☆
シリーズ開幕戦でいきなりこのカード。
ちょっと勿体ないような気もするが・・・
第5戦で世界タッグ選手権 最終戦で世界ヘビー選手権を組んでいるので仕方なし。
ここのところ伊達相手には黒星先行の南。
この試合に勝てばJr王者になれる上に伊達より先に世界ヘビーへ挑戦できるとあって気合の入り方が半端じゃない。
ハーフボストンクラブ(逆片エビ固め)、サザン(ドラゴン)スクリュー、サザンブレーカー(変形ヒザ十字固め)で伊達の破壊力の源であるヒザを破壊しに行く。
その徹底ぶりは半端じゃない。
繰り出すドロップキックも、ヒザを狙いの”低空バージョン”。
とにかく出来るかぎりヒザを狙う。
ボディスラムやアームホイップを決めれば、立ち上がる前にヒザへのストンピングを見舞うなど、とにかく伊達のヒザを破壊しにいく。
そしてかなり痛めつけたところで、前回同様リング中央でネオ・サザンクロスロック!!
”これは決まったか”とまたも思ったが、なんと伊達は高速でエスケープ。
そしてまたもこの技の離れ際に・・・シャイニングフェニックス!!
だが今度は南が一枚上手だった。
巧みにブロックすると、カウンターのサザンスクリュー!!
ヒザを抱えて倒れこむ伊達。
ここでサザンブレーカーで決めに行くが、伊達はそれよりも一瞬早く立ち上がり立ち上がりざまにフェニックス・ニー!!
痛めた右ヒザでの攻撃だが、南のボディを的確に貫いている。
威力はそれほど落ちていないようだ。
「ぐう・・・」
ふらついた南が思わず片ヒザをついた瞬間、痛めつけられた足とは逆の左足でのシャイニングフェニックス!
南はそのまま3カウントを聞いた。。。
伊達(23分3秒 シャイニングフェニックス→片エビ固め)南×
王者伊達遥 2度目の防衛成功。
「南さん・・・いい試合でした・・・ありがとう。」
「負けたわ。 今日のところはね。 次は両足を極めてみせるわ。」
今回は伊達との握手に応じた南。
この二人で今度は世界タッグへ挑戦だ。
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