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2017/08/19 12:42 |
”栄光を見届けて” その80
NEW WIND社長 風間 新 手記より。



※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。

◇8年目12月◇
 
 NEW WINDの今年最後の興行は大晦日に組まれた埼玉スペシャルアリーナ大会。
 収容人数は3万人・・・ちょっと冒険だと思う。
大会名は“年忘れNEW WIND1ナイトトーナメント”
 うーんネーミングセンスもイマイチだな。
「社長がつけたのでは?」
 石岡君・・・いや井上さんに突っ込まれてしまった。

 私がつける興行名にセンスがないのは有名な話で、ま、まあこれも一つの話題づくりかな(苦笑)

 対戦カードは・・・
1回戦第1試合 カンナ神威VS草薙みこと
1回戦第2試合 伊達遥 VS 吉田龍子
1回戦第3試合 結城千種 VS ダークスター・カオス
1回戦第4試合 永沢舞 VS ハイブリット南
 
 集客の面、試合の質を考えると、武藤をメンバーに入れられないのは痛い。
 このトーナメントの勝者は1月の大会で武藤のEWA王座への挑戦権が与えられる事になっているのだけど、正直なところ武藤が入っていた方がより面白くなるはず。
 “挑戦者決定トーナメント”ではなく、“最強決定トーナメント”の方が興味を引いたんじゃないかな。
 そのせいかどうかは知らないけど、前売りから苦戦傾向。

 それでも当日売りが伸びてくれたので、集まった観衆は24396人。
満員まではいかないが採算ラインは大幅にクリアしてくれたので、私としてはほっとしている。
 いつもながらお客様に感謝!カンシャ!だね。

 あとは試合内容で勝負。
これは選手達に任せるしかないけど、うちの選手達なら大丈夫だと思う。

 そして、前座の試合が終わり、トーナメントが始まった。

 今回は年末特番ということでリングサイドには芸能人の姿もチラホラと見える。
 これはTV局の仕込みだろうな。
 私は純粋に試合内容でよさを伝えたいのだけど、TV局が絡むから仕方ないよな。
 本日の放送は大日本TVのアナウンサーが実況、解説にダンディ須永氏、ゲスト解説には南、ゲストにお嬢様アイドル神楽坂ユイナという布陣。
 ユイナ人気を当て込んでの起用かなあ。
正月映画で“ユイナ2”も公開されるしね。

 さて、トーナメント一回戦第一試合は2期生対決。
 最近カンナに負けっぱなしのみことは、ここは意地を見せたいだろう。
一方カンナとしては、このみこと戦はダメージを残さずに勝ちたいはず。

 この両者の思惑の違いが好試合を演出。
力を温存したいカンナとここに全力投球のみこと。
 試合をリードしたのはみこと。
 
 かなりのところまでカンナを追い込んだが、最後ようやく本気になったカンナの猛反撃を食らってしまう。
 裏拳、フランケンシュタイナーと頭部にダメージを集中させて形勢逆転したカンナは、リング中央でドラゴンパンサー。
 みことはしばらく耐えたが、エスケープできずに結局ギブアップ。

○カンナ(13分34秒 ドラゴンパンサー)みこと×

 勝つには勝ったが甘くみた代償は大きくカンナは大ダメージを受けてしまった。
 この後の3試合の間にどれくらい回復できるかな。

 続く第2試合は伊達が吉田を圧倒。
ほとんどダメージを残さずに勝利を収めている。
 例の怖いバージョンの伊達でした。

○伊達(15分19秒 フェイスクラッシャー→体固め)吉田×

 第3試合は優勝候補の結城がカオス相手に快勝!
怖いカオスを華麗に撃破し、チビッコたちの大歓声を浴びていた。
 カオスって怪人?

○結城(14分47秒 二段蹴り→片エビ固め)カオス×

 第4試合は永沢VSハイブリットの新世代対決。
 姉、南利美と入れ替わるようにエントリーしたハイブリット。
”姉の分も”と奮起したのだが、充実期を迎えた永沢の相手ではなかった。

○永沢(11分42秒 フライングニールキックですう→体固め)ハイブリット×

 2回戦第1試合はカンナVS伊達。
 伊達が圧倒するも、カンナも最後に意地をみせる。
フィニッシュを狙った伊達のフェニックススプラッシュをヒザを立てて迎撃。
 さらに2度目のフェニックススプラッシュも両足を突き出して迎撃。
 伊達は手ひどいダメージを負ってしまうが、何かに取り憑かれたかのように、もう一度フェニックススプラッシュで飛ぶ!!

 3度目の正直。
 これはクリーンヒットし、カンナは無念の3カウントを聞いた。
やはりみこと相手に油断したのがカンナの敗因かな。
 
 伊達の華麗なフェニックススプラッシュは視聴者のハートをぐっと掴んでくれたらしい。瞬間視聴率はかなりのものだった。

×カンナ(12分4秒 フェニックススプラッシュ)伊達○

 続く第2試合はお互い投げを得意とする結城と永沢。
結城がここは意地をみせバックドロップからのケンカキックで充実期を迎えた永沢をなんとかマットに沈める。

○結城(11分43秒 ケンカキック→片エビ固め)永沢×

 そして決勝のカードは伊達VS結城。
お互い消耗した状態から試合が始まる為、いきなり大技連発。
それでもTV中継を意識した見栄えのいい技をセレクトしていたが。
ミサイルキック・デスバレー・サソリ固め、スーパーフリークに裏投げ、フェニックスニー。
 最後は結城のバックドロップをクリアした伊達の必殺シャイニングフェニックス。

 大晦日のトーナメントは不死鳥が煌きを放ち、華麗にフィニッシュ。
伊達はゲスト解説を努めていた南を見つめながら勝ち名乗りを受ける。

「南さん、見てくれましたか?」

 伊達の目はそういっていた。
南もそれに満足そうな笑みを返していたのが、印象的だった。



 なお今年の女子プロレス大賞は、
M V P =カンナ神威
新 人 賞 =スイレン草薙
外 国 人 =ダークスター・カオス
ベストバウト=カンナ神威VS結城千種
べストタッグ=武藤めぐみ&カンナ神威組VS伊達遥&結城千種組 

 カンナがMVPに返り咲き。
今年も結城だとばかり思っていたのだけどもね。



 
 そして翌月8年目1月、NEW WINDに衝撃が走る。

 南がシングルマッチで7期生のフェニックス遥に敗れてしまったのだ。

 
 ライバル伊達遥の栄光を見届け、後輩の成長を感じ、南利美は引退を表明する。

 南の最後を飾るべく、NEW WINDはここで大きな動きをする事になる。
 これは赤字覚悟の大勝負だ。

 どうしても功労者である南を私としては盛大に送りだしてあげたいから。
 
 南利美のサザンクロス伝説はついに最終章へ・・・




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2006/12/31 00:05 | Comments(0) | NEW WIND編

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