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”流行” その57
NEW WIND社長 風間 新 手記より。



※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。

「あーもう!」

 ◇6年目8月◇

 毎月毎月どうして欠場者ばかりになってしまうのか。
まるで流行病(はやりやまい)のようだ。
 ケガからカンナが復帰したかと思えば、いきなりみことと保持しているAACタッグ防衛指令でAACへ遠征することに。
 2ヶ月カンナが不在なのは興行的にかなりのダメージだ。
さらに期待の若手、永沢が負傷。そんなに重い怪我ではないのだが、ともかく今月は欠場となる。

 やはり海外団体のベルトだけで6本も保持しているのが欠員の大きな理由か。
 少しづつ整理しながら、NEW WINDのベルトを作成すべきなのかもしれない。
 そういえば吉田がJr王座の防衛に成功した上でヘビー転向を表明・返上したから王座は5本まで減ったんだったけど。
 
 先月に引き続きタイトル戦はなしで、主軸同士のタッグ・シングルを多めに組むことにする。

 ところが・・・いきなり台風で興行が中止になるアクシデントが発生。
今月も波乱の予感が・・・


 「よっし!」
リング上で珍しく武藤がガッツポーズ。
 今日のメインイベントは武藤&結城VS伊達&南。
武藤が”足4の字固め”で伊達からギブアップを奪って勝利を収めている。
 これで先月の借りは返したという事だろうか。

 これが呼び水になったか、今月のフィニッシュはいつもと違う事が多くなった。
 カオスVS武藤のシングルでは例によってハイスパートレスリングを展開。
 武藤のニールキックをよけてカオスが極めたスコーピオンデスロックで武藤がギブアップ。
 確かにリング中央でカオスのあの巨体にガッチリとらわれてしまっては気持ちが絶たれても仕方ないが・・・
 ちょっとあっけなかったのも事実。
武藤の表情を見た限り、気の緩みがあった・・・と思う。
 伊達からギブアップを奪ったことで生まれた緩みをカオスに突かれた感じだ。
 さすがはWWCAのトップスターレスラーといったところか。

 結城は同じサソリ固めの使い手として思うところがあったのだろう、伊達とのシングルでフィニッシュにサソリ固めを持ってきた。
 今時の女子プロレスでサソリ固めでフィニッシュを取ることなどはまずないのだが・・・時代に逆行するかのような結城とカオスのフィニッシュとなった。
 そういえば結城はスーパーフリーク、ランニングスリーといったボム技も持っているけどあまり使わないな。
 バックドロップやケンカキックといったわりと地味な技でのフィニッシュを好んでいるようだけど・・・

「意識はしてますよ。頭から落すのはあまり好きじゃないですから。」
とは結城の弁。
「だったらあのバックドロップは止めてもらいたいわね。」
結城の言葉を聴いた南が苦笑いを浮かべる。
 そりゃそうだ。
結城のバックドロップは角度が女子で一番エグイ。
 それにスピードもパワーも抜群だし、美しさもNo1だ。
スパーフリークなどのボム技をあまり使わない理由は、バックドロップで十分だから・・・だな。

 ☆武藤&結城 VS 伊達&吉田☆
ヘビー転向を表明した吉田がどこまで通用するかがポイントとなった試合だが、結論から言えば”まだまだ”。
 Jrでは脅威を誇ったパワー技だが、ヘビーの選手は防御テクニックや受身、切り替えしの巧さなどあらゆる面でJrのそれとは別物だ。
 巧みに分断され、伊達は武藤の足4の字固めに沈む。
吉田はといえば、場外で結城のサソリ固めにつかまっていた。

 この試合のフィニッシュは足4の字固めだったが、一番会場が盛り上がったのはフィニッシュ直前に放たれた、武藤のシャイニングウイザード。
 伊達のシャイニングフェニックスを両腕でブロックした直後に繰り出したそれは説得力十分で、決して付け焼刃ではない1流の閃光魔術だった。
 武藤のスピードがあれば十分使えるとは思っていたが、ここまで鮮やかに使うとは・・・さすがは孤高の天才姫といったところか。
 伊達は試合終了後に武藤にシャイニングフェニクスを叩き込む暴挙に出た。
 さすがに気にいらなかったのだろうが・・・
あまり褒められた行動ではないけど、伊達VS武藤に新たなテーマが加わったのは確かだ。
 これからのこの二人の対決に注目!

 そういえばプロレス界であれだけ流行しているのに、NEW WINDにはシャイニング系の技の使い手は伊達しかいなかったな。
 シャイニング=伊達というのがあったから誰も使わなかったけど(掟破りの・・・は除いてね)今後は増えてしまうのかな?
 なるべく同じ技の使い手は増えないようにしているのだが・・・
それでも飛龍裸絞め(ドラゴンスリーパーの和名ね)のバリエーション違いが流行(主な使い手=みこと、氷室、ラッキー、カンナ)してたりするんだけどね。

 その選手にあった技ってのがあるから、多少の被りは仕方ないけど。
同じ技ばかり見てもお客さんも飽きるよね。
 ある団体で全ての試合で裏拳出た・・・って大会を聞いた事あるけど、それもどうかな・・・って思う。
 技は選手の個性を表現するものだし、なるべくなら違う技で・・・と思うけど。
 人数が増えてきただけに、そういうバランスも調整しないと。
ダンディさんや伊達と南と色々考えてもらうかな。

  
 それより来月は選手が揃うといいのだけど・・・   
  

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2006/11/24 19:00 | Comments(0) | NEW WIND編

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