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2017/12/17 03:44 |
”王座戦線” その112
「栄光のスターロード」
 NEW WIND社長 風間 新 手記2より。


※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。


「ミミ吉原です。よろしくお願いいたします。」

 結城千種が去り、宿舎に一人分の余裕ができたので、12期生3人目となるミミ吉原の入団&デビューが決定。
 一番年下なのに、優しいお姉さんの雰囲気を持っている。

 結城の引退前から練習生として稽古は積んでいたし、結城の引退興行の時には売店の売り子をやってもらったのだが、すでに固定ファンがつきつつあるらしい。
 空手を捨ててのプロレス入りであり、空手技は封印すると本人は言っている。
 同期からは4ヶ月遅れのプロレスラー人生のスタートとなる。
 どこまでやれるか楽しみにしている。

◇12年目8月◇

 今月の目玉はミドル・ウインドの初防衛戦。

 カードは初代王者決定戦と同じカード。
違いはジーニアスが王者であり、相羽は挑戦者だということかな。

 タッグベルトを巻いたことによるボーナス挑戦。
なお、ジーニアスが勝った場合はMAX WINDタッグへの挑戦権を与えることになっている。



 今回はいつもと違って余裕を持っていたのは相羽の方だった。
“MAX WINDタッグ女王”という肩書きを得たことで自信をつけたのだろう。
 いつもは上に見ていたジーニアスを見下ろして戦っているような印象を受けた。
 逆に先を越された焦りがあったのか、ジーニアスの方が安定感を欠く。

 最後は相羽必殺のスターライトジャーマンでピン。

×ジーニアス(26:19 星明り式原爆固め)相羽○

※初代王者ジーニアス武藤が初防衛に失敗、スターライト相羽が第2代王者に。

 結城から3カウントを奪い、今またミドル・ウインド王座を奪取したスターライトジャーマンは確実に説得力を増している。

「やった。でも、これが終わりじゃないですから。」
 相羽は先を見据えている。
相羽の視線にあるのは、龍の腰に巻かれている団体の象徴MAX WINDだ。
 ミドル・ウインドは通過点にすぎない。
相羽は結城の引退試合でだいぶ精神的に成長したらしい。どこまでやってくれるか楽しみだね。


◇12年目10月◇

 相羽のミドル・ウインドの初防衛戦を行う。
相手は2期先輩になる7期生のフェニックス遙だ。
 フェニに負けた先輩が引退を決意することが多いため、“死神”というあまりありがたくない忌み名がファンの間に浸透しつつあるらしい。
 だがしかし、彼女自身のポジションは“中堅”のままだ。

「負けられない。」
 フェニは気合十分でタイトルマッチに挑む。


「くはっ・・」

「ぐうっ・・」

「うわっ!」


 リングからは相羽のうめき声だけが聞こえてくる。

 試合は完全にフェニのペースだ。
“伊達遙がスカイブルーのリングに帰ってきたか?”と思わせる打撃のラッシュで相羽を追い詰める。

「くそっ!」
 相羽はフェニのキックをかいくぐり、フェニの体をしっかりとクラッチする。
「このっ!」
 相羽の角度をつけたデンジャラスボディスラムが炸裂。
 これは首にダメージを与えることを目的にしたボディスラムの改良系。いうなればノーザンライトボムとの中間技といったところか。

「もう一丁!」
 フェニの髪を掴んで引き起こすともう一度Dボディスラム。

 このDボディスラム連発でフェニの動きが止まる。

「いっきます!」
 相羽は攻撃の手を緩めない。
フェニの長い髪を掴んで無理やり引き起こすと“隠し技として有名な”ハイパースターライト!
 長身のフェニがリング上で旋回し、急角度で叩きつけられた。

 バンっ!
 バンッツ!!

 カウント2.9で跳ね除けるフェニ。
伊達ほどではないが、最後の粘りもなかなかのものだ。

「か・た・く・ら~~!!!」
 相羽はタックルでフェニの懐にもぐりこむと、その勢いでパワースラムを決める。
タックルの勢いで相手を跳ね上げるようにしてブリザード気味に後方に叩きつけたのだ。
 これは強靭な足腰をもつ相羽だから出来るのだろう。

 カウント3!

「25分10秒、パワースラムにより勝者スターライト相羽!」
 ※第2代王者スターライト相羽、初防衛に成功。

 あれだけペースを握られていたのに、怒涛のラッシュで勝利。
うーん、“相手を光らせておいて勝つ”という王者の理論を見事に実践しているな。

 たぶん、たまたまだと思うけど。  

 

◇12年目11月◇

 ここまで調子のよかった相羽だが、出る杭は打たれる運命にある。
MAX WINDタッグ女王の初防衛戦の相手に強豪コンビが名乗りを上げてきたのだ。

 名乗りを上げたのは吉田&ハイブリット組。
 スイレンが相羽と組んでいることを考えると、これ以上ないという最強タッグである。

「そのベルト奪わせていただくわ。」
 とハイブリット。
失態が続いたハイブリットとしてはまさに背水の陣。ここで負けるわけにはいかない。


 試合は互角の展開。相羽の成長がよくわかる。

「やるようになったみたいね。でもっ!」
 総合力でみれば挑戦者組の方が上、時間が経つにつれ戦闘力の差がではじめる。
 スイレンを場外に追い落とし、ハイブリットと相羽の一騎打ちとなる。

「これで終わらせてあげるわ。」
 ハイブリットは必殺のネオ・サザンクロスロックを極める。
苦しむ相羽だが、相羽は南利美の指導を受けている。
 ポイントのはずし方を知っているだけに、この技では決着がつかない。

 なんとかエスケープに成功したが、体力はかなり消耗しているようだ。
「まだ顔じゃないわ!」
 とハイブリットは言うと、相羽の顔面をリングに叩きつける。
「カバー!!」
 
 ばん!
 ばんっ!!

 トニーが首を振った。

 ばんっつ!!

「27分18秒 フェイスクラッシャーからの片エビ固めで勝者、ハイブリット南!」

第2代女王組が初防衛に失敗、吉田&ハイブリット組が第3代女王組に。


 勢い乗る吉田は新日本ドームで行われた女王戦も貫禄の勝利。
スイレン草薙を退け、2度目の防衛に成功している。

○吉田(27分40秒 ダイビングボディプレス)スイレン× 
 ※第3代女王 吉田龍子2度目の防衛に成功



 
 ☆告知☆ 

 12月シリーズ概要

6年の沈黙を破り、戦の女神が再びスカイブルーのリングに降臨する。

 “イシュタル・インパクト2” 開催決定!

 出場予定選手
ハイブリット南 (6期生・MAX WINDタッグ女王)
シャイニング神威(8期生)
スターライト相羽(9期生・ミドル・ウインド王者)
ジーニアス武藤 (9期生・前ミドル・ウインド王者)
メガライト(TWWA認定世界王者)
カオス(WWCA認定世界王者)
ハン(EWA認定世界王者)
カラス(AAC認定世界王者)

 世界の王者たちを、NEW WINDの精鋭が迎え撃つ。
優勝の栄冠を勝ち取り、MAX WIND女王への挑戦権を手に入れるのは・・・

  
 ↓ご意見・ご感想などはこちらからどうぞ。







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2007/05/15 21:16 | Comments(2) | NEW WIND編

コメント

それとお帰りなさい、イシュタルw
posted by オーサカURLat 2007/05/15 21:44 [ コメントを修正する ]
>オーサカさん

 相羽には試練がたくさんあります。
主人公には苦難の道があるのが基本ですから。

 イシュタルは存在を忘れかけてました(苦笑)
posted by Nat 2007/05/16 01:51 [ コメントを修正する ]

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