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2017/10/19 10:56 |
”秋風に舞い落ちる” その104
NEW WIND社長 風間 新 手記より。



※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。


  

 秋のNEW WINDマットには2つの話題があった。
 まずは、前座のハリケーン神田VS藤島瞳の抗争。
NEW WINDでここまでバチバチの展開になることはあまりなく、それが前座である事が話題となっている。

 もう一つはついに誕生した2代目女王永沢舞が”今後どんな試合で魅せてくれるか”である。

 ◇11年目10月◇

 あえて話題を引っ張りシングル対決は1シリーズに1回だけのハリケーン神田VS藤島瞳。

 普段の藤島は鬼教官?な相羽と組んでのタッグ修行を繰り広げている。

「てえいっつ!」
 藤島のドロップキックが炸裂し、後ろに弾き飛ばされるジャンヌ。
まだまだ力不足の藤島だが、ドロップキックの打点の高さとフォームの美しさは中々のものだ。
「えいっつ!」
 その吹き飛ばされたジャンヌを後ろで待ち構えていた相羽がキャッチして、スターライトジャーマンを決める。
 試合はそのまま3カウント。

 相羽&藤島組意外とやります。

強敵相手に五分の星なら上出来だろうね。


「また相羽に負けた。それもジャーマン・・・悔しい・・・。」
 ジャンヌ永原が控え室で涙する。
人間橋には”自信とこだわり”を持つだけに後輩相手のジャーマン負けは堪えるのだろうな。
「永原、お前宛に応援ギフトが届いているぞ。」
 私のこの言葉に永原はちょっと戸惑いの表情を受かべた。
「お、応援ギフトですか?」
「ああ、”御神楽 啓さん”というファンの人から『永原さんの人間橋の美しさを見て、いつも明日への架け橋だと思っています。辛いことがあっても永原さんの人間橋を見て明日も頑張ろうって思っています。いつも励まされている永原さんに、感謝を込めて、応援ギフトを贈ります。頑張ってください!いつも希望をありがとうございます。』とメッセージが届いているよ。」
 と私はメッセージカードを読み上げてあげた。
「私のジャーマンで・・・嬉しいです。」
「この応援ギフトは永原の好きなものを一万円分贈るというものだよ。」
「ホントですかっ!嬉しいなあ!これは落ち込んでいる場合じゃないですねっ!もっともっとジャーマンに磨きをかけて、もっともっと美しい人間橋を・・・明日への架け橋をかけますよ!」
 さっきまでの落ち込みはどこへやら。
ジャンヌはいつもの明るさを取り戻した。

 ”御神楽 啓さん”に感謝だな。

 何に使ったのかは聞いていないが、その後ジャーマンに磨きがかかったのは確かだ。

 ジャンヌ曰く「女を磨きました。」だと。
何に使ったのやら・・・



 さて、話を神田と藤島に戻そう。

このシリーズの最終戦はハリケーン神田と藤島のシングルマッチ。

 藤島と神田ではプロレスに対する考えが違う。

 どうしても藤島がNEW WINDにいることを認めない神田。
藤島は藤島で、“神田にあって自分にないもの”を感じている様子。
 二人ともプロレスラーとしてはまだまだヒヨッコ。
でもでも、こういう意地のぶつかりあい、ライバル関係は大事だと思うよ。

 
「藤島っ!!」
 神田の掌底が唸りをあげて藤島を襲う。
 かわそうとする藤島だったが、神田の掌底はカミソリの切れ味だ。
「きゃん!」
 吹っ飛ぶ藤島。 
 何しろ“初出演映画の張り手のシーンで本気掌底を打ち込んだ”というエピソードの持ち主。    
 簡単によけられたりするような甘い掌底を試合で放つわけがない。

「カバーだ!」
 神田は藤島の上に馬乗りになると両腕でがっちりと藤島の肩を押さえ込む。
 
 バン!
 バンッ!!

 カウントが進むが藤島は反応しない。

 バン!「3!」

「あ~っ・・・」
 という男性ファンのため息が聞こえる。
「13分20秒 掌底からの体固めで勝者 ハリケーン神田。」

 さすがにキャリアで1年上回る神田にはそうそう勝てないか。

「これでわかったらとっとと出て行け。ここはお前が上がるリングじゃない。」
 と叫ぶ神田。

「ぶ~!!」
 と会場からブーイングが飛ぶ。
 別に神田が悪役レスラーではないのだが、”外様”の神田にこんな事を言われて黙ってみているほどNEW WINDファンは大人しくない。
「てめえこそ帰れ~~!!」「そうだそうだ~~!」
 会場からさまざまな野次が飛ぶ。
「神田さん、私は認められてここにいますから。」
 と藤島。
 うーん言うねえ。マイクを持った姿も絵になるし、それにやたらとマイク慣れをしているのはなんでだろう。

 この後神田と藤島はつかみ合いになりかかるが、先輩達に押さえられる。
 
 神田・藤島抗争は続く。

 さて、もう一つの話題は2代目女王 永沢舞。
 
 結城政権を崩した永沢にとって敵は、”ベルトを狙うライバルたち”だけではない。
 年齢と、蓄積疲労からくる衰えとの戦い、そして女王の座というプレッシャーとの戦いでもあるのだから。
 
 出る試合は基本はメインイベントで赤コーナー。
コールも最後に呼ばれるのが女王のお約束。
 それがシングルであれ、タッグであれ6人タッグであれ、負けられない試合が続く。
 先輩たちが築き上げてきたNEW WINDの頂点に立つものとして、比較される宿命なのだ。

 だが・・・永沢の動きが悪い。
そう思って試合をみていたら・・・


「17分15秒 フェニックス・ライジングで勝者フェニックス遥!」
 新女王永沢、いきなり女王奪取直後のシングルマッチで後輩に敗北!
それも格下のフェニに金星を奪われるという大失態。
 

「ど、どうしよう・・・」
「負けたものは仕方ないが・・・フェニに負けるか・・・」
 動揺する永沢と愕然とする私。

 全盛期の永沢だったら別だろうが、今の永沢ではエースはやはり無理だな。
 3代目女王が次期エースになりそうな気がする。
 永沢の役目は結城の介錯と、伊達イズムでの女王奪取で十分なのかもしれないね。

 さらに続く11月シリーズで永沢は前女王結城に連敗。

 うーん”女王の価値”が・・・

 ある程度覚悟していたとはいえもう少し頑張ってくれないとね。

 秋風に舞い落ちる木の葉のように永沢の実力は衰えを見せ、ベルトの価値も一緒に下がっていく。    
  
 2代目女王の不振が目立つなか、それに継ぐ存在にも異変が起きる。

「これで決めます!」
 スイレンがハイブリットを担ぎあげる。“草薙流阿修羅退治”の体勢だ。
 それまでのダメージを考えるとこれで決まる可能性も十分ある。

 ハイブリットは足をバタバタさせて抵抗するが、スイレンはお構いなしにジャンプしてしりもちをつく。
 その瞬間、ハイブリットの首・腰・足にダメージ。
ダメージで悶えるハイブリットを片エビで固めるスイレン。

 そして、そのまま3カウント。

「21分34秒 草薙流阿修羅退治からの片エビ固めで勝者、スイレン草薙!」
 
 次期女王の有力候補であるハイブリット南から完全なるピンフォール勝利。
 すでにスイレンはハイブリットに勝利しているが(1月)、今回の勝利は前回以上に意味がある。

この日スイレンは確実に女王戦線の最前線に踊り出たといえるだろう。。
 
 このところのスイレンの成長ぶりには驚かされる。
 ケガの多い吉田、試合内容にムラのあるハイブリットに比べて、ケガも少ないし試合内容も安定している。

 次期エースの有力候補は彼女なのか?

 まだそれはわからない。




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2007/03/22 01:34 | Comments(2) | NEW WIND編

コメント

こんばんわ、
永沢さん・・・・・・短期政権になりそうですね・・・いいキャラなのですが。WASの強い選手は「この人、化け物だ」というタイプと、「時に異様な力を発揮」の二通りあると思います。SPZでも永沢さんとハイブリッドさんは育て方が悪かったのか後者でした・・・
posted by konnoURLat 2007/03/22 02:21 [ コメントを修正する ]
>konnoさん

 永沢は九州出身、前エース伊達の愛弟子としてNEW WINDのストーリーに貢献してくれた愛着あるキャラです。
 ですが結城との資質の差はいかんともしがたく・・・
 なんとか2代女王になることはでき、遥さんへの顔向けはできるという感じですかね。
 衰えを見せているだけにワンポイント感が漂ってます。
 次の女王が次代のエースになるような気がしてます。
 確かに永沢と南さんは嵌れば強い人たちでしたね。
posted by Nat 2007/03/22 23:34 [ コメントを修正する ]

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