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2024/11/25 01:57 |
”素質” その18
NEW WIND社長 風間 新 手記より。


※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇3年目1月◇

 現EWA世界ヘビー級王者 南利美が負傷の為欠場。
 ここのところタイトルマッチを連発せざるをえない状況だっただけに、逆に団体的には小休止というところか。

◇3年目2月◇

 南はまだ回復が思わしくなく、この月も欠場。
練習しながら治すという方針だから、回復が遅れるのはしかたない。
 
 ☆EWAタッグ選手権試合☆

 マッキー&ラッキーのジューシーペアに挑戦するのは・・・武藤&結城。
  なぜこの二人になったのかといえば、王者組のラッキーがシングルでこの二人に連敗したのが原因。

「ラッキー先輩、それでもベルト巻いてるんですか?だらしないですね。」
 武藤は完全にラッキーを見下している。
元々自分に自信を持ちすぎているので先輩に対しても遠慮をしらないが・・・
「マッキーさん、私たちはラッキーさんを倒しました。タッグ王座挑戦させてください!」
 結城はここは丁寧に言わなくてもいいところだが、人の良さが出てるね。

”挑戦させろ、このヤロー”ぐらい言ってもプロレス的には全然OKなんだけどね。   

「面白いじゃねえか。かかってこいよ!次期シリーズで受けてやるよ!」
マッキーは挑発には乗りやすいタイプだし、それに後輩から挑戦を受けて無視できるほど人間は出来ていない。
 ラッキーはノーコメントだったが、否定しない=肯定と考え、挑戦は決定。
 しかし、いくら3期生の武藤&結城の成長著しいとはいえ、マッキー&ラッキーとはキャリア差2年。
 ベテラン選手なら2年の差はたいした事はないが、なにしろまだ若手。
キャリア差は・・・簡単には埋められない・・・ハズ。

 しかし試合のペースを握っていたのは武藤&結城の方だった。

 ターゲットをラッキーに絞って攻撃を重ねていく。
まだ武藤&結城にはそんなに技を持たせてはいないのだが・・・

 だがしかし、試合を制したのはマッキーのパワー。
武藤へマッキータイガー(変形ダブルアーム・パイル)を決め、戦闘不能に。
 代わった結城へは必殺のMAXマッキーバスター(旋回式キン肉バスター)。
 勝ち誇ったマッキーは結城を踏みつけてフォール。
結城はさすがにこれを返せず、カウント3。

○マッキー&ラッキー(27分42秒 MAXマッキーーバスター→踏みつけ体固め。)武藤&結城×

 ◇試合後のコメント◇

「楽しかったよ。センスはあるし。でもまだしょっぱいよな。」
マッキーはカッカと笑う。勝ててほっとしてるのだろう。
「シングルで負けてますから大きな事はいえませんでしたけど、タッグってのはキャリア・積み重ねが大事ですからね。タッグでは負けられませんよ。」
 なるほどタッグでは負けないか。うんうん・・・っておいおい、ラッキー・・・シングルでは負けていいのか?

「悔しい・・・今度は勝ちます。」
最後取られてしまった結城は涙を浮かべながらリベンジを誓う。
「ラッキー先輩はたいしたことなかったけど、マッキー先輩は”意外”と強敵でした。ま、今度は勝ちますけど。」
 武藤はあくまでも強気。
すでにマッキーやラッキーは武藤の眼中にないのかもしれない。


 そしてこの二人の3期生がベルトを獲る日もそんなに遠くないのかもね。

 なお今月はAACタッグの防衛戦もあり、伊達&カンナの”サイレントヴォイス”がマリア&ロレン組の挑戦を54分8秒 シャイニング・フェニックスで退けている。
 伊達&カンナはこの調子じゃ当分ベルト守りそうな気がするよ・・・


 さてさて、まもなく春が来る。
今年もスカウトの季節なんだよなあ・・・








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2006/10/01 20:53 | Comments(0) | NEW WIND編

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