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2024/11/24 08:56 |
”Ex-S決着” その29 
NEW WIND社長 風間 新 手記より。


※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。
◇Ex-Sタッグリーグ6日目◇

 Ex-Sタッグリーグもいよいよ残すところあと2日、今日もまた超満員札止めとなった。
 本当にありがたいことだと思う。
これで観客動員では新女のEXタッグを超えることが出来た。
 あとは・・・試合内容で超えられれば。

☆公式リーグ戦第1試合☆

○結城&武藤(11分32秒 バックドロップ→片エビ固め)クライ&アリス×

 実力差がありすぎたか・・・まったく動じる場面もなくνジェネの勝利。

☆公式リーグ戦第2試合☆

○南&みこと(10分39秒 ネオ・サザンクロスロック)エレナ&ミラー×

 これもまったくの楽勝。
ミラーとみことor南のシングル戦なら見せ場もあるのだろうが、エレナとのコンビでは10分持っただけでマシなのかもしれない。

☆公式リーグ戦第3試合☆

○マッキー&ラッキー(16分08秒 マッキーボム)氷室&イザベラ×

 運命も粘ったのだが、やはりチームとしての完成度の違いか。
最後はマッキーの大技ラッシュでイザベラが撃沈。
 ”台風の目”と目された運命だったが、これで上位4チームには全敗。
あと少しのところまで追い込めるだけにもどかしい結果といえる。

氷室にいわせれば「これも運命・・・」だそうだが。

☆公式リーグ戦第4試合☆

○伊達&カンナ(12分54秒 シャイニングフェニックス→片エビ固め)ハン&永沢×

 永沢が奮闘したのだが、さすがにこの二人の壁は厚く高かった。
最後は「認めた・・から」という伊達のシャイニングフェニックスで永沢撃沈。
 
☆6日目終了時点☆

6勝=パーフェクツ
5勝=サイレントヴォイス
4勝=ジューシーペア、νジェネ
2勝=運命、チームV
1勝=アリス&クライ
0勝=ミラー&エレナ

 優勝の行方は最終戦、メインイベントのパーフェクツVSサイレントヴォイスの一戦で決まる。
 
◇最終日◇

 本日も超満員札止め。 
もうファンの皆様に感謝、スタッフに感謝、選手に感謝だね。

☆公式戦第1試合☆

○マッキー&ラッキー(14分34秒 マッキーボム)クライ&アリス×
 
 ジューシーペアは5勝2敗で日程終了。
連敗スタートしたもののその後5連勝で見事な巻き返し。
 ひとまずこの時点で3位以内は確定。

「うーん、しょっぱい結果になっちまったな。」
「そうね、最初勝てなかったから。仕方ないわ。」
「ま、νジェネは潰したからいいけどよお。 あいつら生意気だし。」

☆公式戦第2試合☆

○氷室&イザベラ(8分00秒 紫龍)エレナ&ミラー×

 運命は3勝4敗で終了。
上位チームには惜敗も、きっちりとれる所からは取っている。
  
「運命の歯車は回ったばかり。」
「そうそう。ネクストで勝負ね!」

☆公式戦第3試合☆

○結城&武藤(11分59秒 コブラツイスト)ハン&永沢×

 νジェネは5勝2敗、チームVは2勝5敗で日程終了。
優勝候補、サイレントヴォイスを打ち破ったνジェネだったが、ジューシーペアに敗れたのが痛手。

「まったく、腹立つわ。 あのゴリラ女。」
「ちょっとめぐみ、先輩に向かってゴリラはないでしょ、ゴリラは。」
「千種、思いっきり言ってるじゃないゴリラって。」
「あ・・・えーとマッキー選手とラッキー選手、この借りはさっさと返しますね。」
「あんたも十分失礼だと思うよ、千種・・・」

 2勝5敗のチームVはだが、ハンはコメントださず、永沢は・・・
「このような舞台へ出させていただき、いい経験になりました。けど、やっぱり結果が出せなかったのは悔しいですう。絶対強くなります!」
とコメントを出している。デビュー半年でのこの経験を彼女がどう活かすか楽しみだね。

☆☆メインイベント公式リーグ戦第4試合☆

 ここまで全勝のEWAタッグ王者パーフェクツVS1敗のAACタッグ王者サイレントヴォイス。
 パーフェクツは勝てば全勝優勝。
サイレントヴォイスが勝てば同点となり決定戦を行う事になる。

”ここで決めたい”パーフェクツ、”ここは負けられない”サイレントヴォイス。

 この思いが両者の試合としては珍しい早い展開を作り出す。
40分は戦うだろうと思われたのだが、予想外のハイスパートレスリング。
 まるで60分1本勝負ではなく15分1本勝負ではないかというめまぐるしい攻防。
 実際に15分すぎごろには両チームボロボロ。
すでに大技も乱舞しており、果たして誰がどの技でとるのかと言う状況。
だった。
 
 草薙流竜巻兜落し?シャイニングフェニックス?クロスフェイスカンナ? ネオ・サザンクロスロック?

 結論から言えばこのどれでもなかった。
正確に言えばどれも決定打にはならなかった。

 最後は意外な技での決着。

 みことを場外へ落しておいて、伊達&カンナの”クロスボンバー”。
南はこれを返す力もなく、みこともリングへ帰れずそのまま3カウント。

「20分30秒 20分30秒! クロスボンバーからの体固めで勝者伊達遥!! この結果、公式リーグ戦はパーフェクツ、サイレントヴォイスが同点となり、20分の休憩の後、優勝決定戦を行います!」
 

 これには大歓声。

 選手たちには過酷なスケジュールとなる。
そこで私はマイクを持って立ち上がった。

「只今、20分の休憩の後優勝決定戦を行うと発表しましたが、いまから10分休憩を挟み、リーグ戦参加選手によるバトルロイヤルを行います。
 バトルロイヤル終了後、10分の休憩を挟み、優勝決定戦開催します。
ご了承ください!」

 少しでも休む時間を与えたい。それが私の望みだ。
 このバトルロイヤルについては決定戦になった場合はやると全選手に通達してあった。
 皆準備してくれているはずだ。



 バトルロイヤルはハン&武藤のアシストを受けてマッキーを沈めた永沢舞の優勝。
「やったあ! え~賞金山分けにしろ?ひどいです先輩。」
「ふん、だれのおかげで勝てたと思ってるの?」
「えー、ハンさんのおかげですよ(笑)」
 
 そして優勝決定戦は・・・

 ダメージの大きい南が精彩を欠き、カンナのクロスフェイスでギブアップを奪われてしまった。

○カンナ&伊達(11分34秒 クロスフェイスカンナ)みこと&南×
  
 優勝はサイレントヴォイス。
やはり連戦になると伊達の回復力は大きいな。
 
「優勝・・・でもまだまだだってわかったから」
「今回の優勝に満足せず、より精進していきます」

 敗れたパーフェクツは・・・

「残念ですけど、やはり修行が足りなかった・・・」
「勝てると思ったんだけど、プロレスって甘くないわね。」
 
 皆お疲れ様。

 おかげでいい大会になったよ。
今年はもう試合ないからゆっくりしてな。

「社長、あのバトルロイヤルありがとう。休む時間はとれたけど、社長は私が負けるって思ってたわけ?」

 うっ・・・
この南の眼笑ってない・・・
 怒ってる??

「ふふ冗談よ。そういうケースも想定するのが社長の仕事だもんね。社長もお疲れ様。・・・もう似合わない格好は辞めていいわよ。普通の社長に戻ってね。」

 ヒール社長じゃなくてよいって事か・・・

「ありがとう。ゆっくり休めよ」

こうしてEx-Sタッグリーグは幕を閉じた。

優 勝=6勝1敗”サイレントヴォイス”伊達遥&カンナ神威
準優勝=6勝1敗”パーフェクツ”   南利美&草薙みこと
3 位=5勝2敗”ジューシーペア”  マッキー上戸&ラッキー内田
3 位=5勝2敗”νジェネ”     武藤めぐみ&結城千種
5 位=3勝4敗”運命”       氷室紫月&イザベラ・スミス
6 位=2勝5敗”チームV”     ハン&永沢舞 
7 位=1勝6敗           アリス&クライ
8 位=0勝7敗           ミラー&エレナ  



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2006/10/17 11:53 | Comments(2) | NEW WIND編

コメント

Ex-Sタッグリーグおつかれさまでした。リプレイこれからも期待していますので、頑張ってください
posted by ぷいにゅat 2006/10/17 14:40 [ コメントを修正する ]
 ありがとうございます。
想定以上にEx-S長くなってしまいました。
 次回は30回目。
長い事やってるなあ・・・と我ながら思います。 
posted by Nat 2006/10/18 00:12 [ コメントを修正する ]

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