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2024/11/27 23:34 |
”F・S” 
NEW WIND社長 風間 新 手記より。



※この手記は基本的にリプレイですが、風間 新 社長視点で書かれており、創作要素を多分に含んでいます。
 ここでの各登場人物の設定は公式なものでなく、管理人N独自のものです。
 それをご了承の上、つづきへとお進みくださいませ。


◇10年目終わり頃◇


「社長、”F・S”が開催されます。」
 緊張した面持ちの井上さん。
「ついに来たか。現状はどうなっている?」
 私の顔にも緊張が走る。
「はい。我々の行動終了段階で我々NEW WINDが全国でアンケート調査1位となっています。」
「よし、これで報告できるな。いくぞ!最強の団体を賭けた究極のシリーズ“F・Sだっ!”」

 説明しよう。
 F・Sとは、全団体から選りすぐりのメンバーを集めた“最強”を決めるシリーズのことだ。
 Jrトーナメント、タッグリーグ、シングルリーグの3つの大会で構成され、全部門を制覇することが出来れば、最高の栄誉を得ることができる。
 なおかつ、全国のアンケート調査で全ての都道府県で1位を獲得する事が最高栄誉への条件だ。


「では誰を出しましょうか?」
 私はちょっと考える。

「Jr枠が問題だな。本来なら、”なぎさ”を出すのが筋なのだが、彼女は穴が多すぎる。だが、1期上の相羽やジーニアスではJrの枠を飛び出してしまっている。ここは仕方ない、ハッピー枠入団のジャンヌだ。」

「常連客の通称”赤猫さん”に読まれていたようですが・・・」
 と井上さん。
「仕方ないだろう。他にいないのだから。」
「まあ彼女なら大丈夫でしょう。」
 黙っていた須永さんも賛成してくれたので、選抜選手はジャンヌ永原に決定。


「ええっ?私ですか・・」
「大丈夫だ。君はもう立派なNEW WINDのメンバーなんだから。」
「は、はい・・・」

 不安そうなジャンヌだが私は楽観している。
ジャンヌの能力はNEW WINDでは下の方だが、Jrレベルでは群を抜いている。

 まず不覚は取るまい。

 そのジャンヌは準決勝までなんど“不戦勝”で勝ちあがり。

「まるで吉良高校みたいだな。」
「まったくです。ただ吉良高校との違いは、このメンバーではジャンヌさんが一番強いということですね。」
「ノーダメージの明訓相手では消耗している他校など問題外だったな。」
「はい。余裕の優勝ですね。」

 ジャンヌ永原 F・SJrトーナメント優勝

「やった!やりました。」
「おめでとうジャンヌ。」
「ありがとうございます!よかったあ勝ててほっとしました。」
「1回だけなら遅刻は許してやる。」
「え~っ・・・こんなに頑張ったのに一回だけですかあ?」
「文句を言う前に完璧に朝起きられるようになりなさい。」
「す、すいません・・・」


「続いてタッグですが・・・」
「永沢とハイブリットを出す。」
「“チーム2800”ですね。他は最高のチームで2500です。ほぼ100%優勝できます。」

「舞・・・エースの自覚を持って・・・」
「はい。舞、頑張ってきます!頑張る!頑張る!」
「見てて姉さん・・・完璧な試合を見せるから・・・」

 永沢&ハイブリット組は圧倒的な強さを見せ付ける。
 
 結果はなんと 全勝優勝。

「遥さん・・・できればこの栄光を遥さんと掴みたかった・・・」
「姉さん・・・やったわ。」

 
「さすがはうちのエース候補達だな。」
「はい。圧勝・楽勝でしたね。」

「最後はシングルですね。」
「本来なら結城だったのだが、最近衰えが目立つからな。ここは吉田だろう。」
「強敵はメガライト・カオス・モーガンですね。」
「ああ。正直なところ吉田だと五分五分だ。このうち2勝できれば御の字だな。」
「後は相手の取りこぼしを期待ですね。」

「この吉田龍子、見事NEW WINDを背負ってみせます!」
 と宣言し、リーグ戦へ望む吉田。

 強敵メガライトを撃破するが、GEAR JAPANエース市ヶ谷麗華に苦杯。
モーガンを何とか撃破したものの、全勝のカオスとの差は1勝。

 最終戦のカオス戦へと臨む。

「先輩達の歴史・・・汚すわけにはいかないんだっ!」
 勝たなければいけないというプレッシャーに押しつぶされそうになる吉田。
「思いつめないで・・・あなたはあなたらしく試合をすればいいのよ。」
 OGの南が試合前に声をかける。

 カオスと吉田の激闘・・・

「うおおおおっつ!」
「ごああっつ!」
 

 結果・・・スーパースターハンマーで轟沈・・・結果2位

「カオスが強いな・・・」
「ええ・・・」
「すいません、社長・・・」
「吉田はよくがんばった。だけどカオスの方が上だった。今はな・・・」



「ところで・・・何故東京が新女に奪われているのだろう?」
「直前の人気では一位だったのですが・・・」
「無念だ。」
「無念です・・・」

「こんなはずではなかったのだが・・・」
「何故・・・こんなことに。」


 NEW WIND スペシャルエンドならず・・・

「くっ・・・これでは言い訳の仕様もない・・・」


 風間の背後から声

「これで終わり・・・」


  
 
“ぐわあっ!!”



 ノドに何かが突き刺ささったような衝撃を受け、気が遠くなっていく・・・

 薄れいく意識の中で風間がみたのは・・・



「そんな、M・・・・A・・I」

 



    --  




 


「えっ?NEW WIND編終わりっ?私の出番は?ちょっとお・・・スタンバイしてるのにいっ!!」 

 あとには謎の11期生の絶叫だけが響いたという。





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 サバイバルゲーム




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2007/02/22 20:00 | Comments(4) | NEW WIND編

コメント

『かまいたちの夜』ですか?(笑)

果たして11期生ちゃんの出番はあるのか、楽しみにしております。頑張れ11期生!
posted by 水瀬URLat 2007/02/22 20:41 [ コメントを修正する ]
 こんばんは、予想が当たってしまいましたね(汗)こういう時ってやりにくいですよね・・・今更反省。正味自分もファイナルシリーズ対策で似たような事しましたからね。さらに次話の冒頭がなんとなく思い浮かびますが、封印。これからの明訓ナインの活躍に・・・もといNEW WINDの活躍に期待しています!
posted by 赤猫at 2007/02/23 00:14 [ コメントを修正する ]
実は私、まだF・Sしていない人なんですよ~w

え?このあとどうなるんだろう・・・?
posted by オーサカURLat 2007/02/23 01:22 [ コメントを修正する ]
>水瀬さん

 お、わかる人はわかるか(笑)

>赤猫さん
 いやいや見事的中でしたね。
オッズは1.5倍くらいだと思います(笑)
 もうあの時点ではこの原稿までできてましたから、(苦笑)という感じでした。

>オーサカさん
 この後の展開はごらんの通りですよ。
F・Sやってみてくださいね。
 全観戦したら一日終わりそうですけど(笑)
posted by N at 2007/02/26 10:00 [ コメントを修正する ]

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