NEW WIND社長 風間新手記(レッスルエンジェルスサバイバー リプレイ)
『第1部NEW WIND編』および『第2部栄光のスターロード』全126話にて、完結となりました。
『第1部NEW WIND編』および『第2部栄光のスターロード』全126話にて、完結となりました。
第1話『南より新風来る。 その1』をUPしたのが昨年の9月13日で、終了が6月17日ですから、この間に9ヶ月という時間が経っています。
長かったような短かったような・・・そんな時間でしたね。
このNEW WIND編の連載中にHIT数は+約7万HIT。
もともとはゲームのプレイ日記ブログだったのですが、いつの間にかレッスルの2次創作サイトに変貌していましたね(笑)
どれくらいの方が連載を全て読んでいてくださったのかはわかりませんが、駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
『GEAR JAPAN編』の終了直後、『高い資質のメンバーで完全制覇』というコンセプトだけを決めて見切り発車したのですが、こんなに長くなるとは思っていませんでした。
『NEW WIND』という団体名だけを決めてプレイ開始。社長の名前も決まっていませんでしたよ。
『NEW WIND』という団体名から、『風』と『新』は入れようと思ったので、『風間新』という名前になったのですが、安直ですね(苦笑) でも、今では愛着を持っています。
最終回までの126話、およびサイドストーリー星明りの少女(全15話)、選手視点挿入話と書き続け、合計で原稿用紙1000枚(40万文字)を超えていました。
二次創作小説というものを書いたのはこれがほとんど初めてですが、ここまで続くとは思いませんでしたね。
(オリジナルでは450枚程度の作品はありますが。)
途中、何度か終わりにしようかなと思ったところもありました。
たとえば・・・南さんの引退、ファイナルシリーズ制覇・・・3期生の引退、4期の引退・・・
最終的に『相羽の女王戴冠』を区切りにすることにしました。
もっとも本編のほうは『マイティの新女王戴冠』で事実上終わっていますが。
相羽の存在がなければもっと早くこの連載は終了していたと思います。
やはり1~3期のメンバーがいなくなると、維持する気力は衰えますね。
思い入れという意味ではやはり4期の永沢までが強いです。
プレイは14年目1月まで進んでいますが、7期生までは全員姿を消しました。 正直なところ、これ以上を望むのは難しいですね。
結構勘違いされている方も多いようなので誤解を解いておきますが、エピローグにて『35周年』と書いていますが、これは書き下ろしの部分なのです。
プレイは14年目でとまっています。
2代目にチェンジするというエピローグなので、+20年は必要と判断しました。
仮にエピローグ同様に35年までやったとしても、もう団体としてのピークは超えていると思います。
伊達・南・カンナ・みこと・結城・武藤の6人が上位を争っていた時代が選手層のピークでしたから。年々質が低下し、10期以降はレベルの低下が激しいです。
もう資質の高いメンバーはたいてい使っているので、これ以上は無理が生じます。
すでに南利美の転生、サンダー龍子転生で、設定に苦心していますから。 転生の『智世』と『前田』は愛のネームを流用しました。
基本的にはこのネーミングは好きではないのですが、こういう風に役立つとは。
相羽の引退までを書きたい気持ちもあるにはあるのですが・・・
さて、設定の話でも書きましょうか。
NEW WINDのお話は、基本的に「王道プロレス路線」です。
カウント2.9の攻防でいかに魅せるかという感じですね。私がノア好きだから。女子ではGAEAも好きだったので、それも反映されています。
仲間リングアナのコールはGAEAの中島リングアナをイメージし、(名前も『なかじま』から『じ』をぬいています。)試合前の口上はケロちゃんを意識しています。(蝶野選手が好きなので、新日も観ますので。)
レフェリーのトニー館のモデルは、トミー蘭(現TOMMY)です。
これは、一番レフェリングをみているから、イメージしやすいので。
だからNEW WINDのカウントは、『ワン・トゥ・・・・スリー』なんです。
某テッド田辺なイメージだと ワン・トゥ・スリーになるでしょう。
某ジョー樋口基準ならワ~ン・・・ト~ゥー・・・・・・・・・・スリーです。
細かいこだわりですが、プロレスファンなのでこだわりますね。
紙テープの投げいれやセコンドの動きなどにもこだわりがあります(笑)
ファンだけに納得がいかないのは、デビューまでのプロセスです。
このお話では、4月入団で即デビューとか、翌5月デビューとかしていますが、現実的に考えるとありえないですね。
そんなに甘いものではありません。
たとえば里村選手(元GAEA JAPAN 現センダイ・ガールズ)は15歳の4月にデビューしていますが、中学を卒業する前から練習を積んでいました。
半年でも早いくらい。ガイア・ガールズの主役扱いだった竹内選手(※廃業)は1年3ヶ月もかかっています。
広田さくら選手(※卒業)はデビュー戦を取り消され、その何ヶ月か後に武道館デビューしています。
厳しい世界ですよ。アプリ6話の「4ヶ月では無理」これは納得です。
私も書いていて「一ヶ月はありえん、無理がある」と思いましたが、システム的にはそうなっているので仕方なしですね。
(里村選手のような特例はそうそうないでしょうから。)
レッスルエンジェルスの団体経営というのは、基本的に表面だけの作業です。
選手入れましょう。練習しましょう。興行しましょう。試合しましょう。結果はこうでした。という単調な作業です。
だから、その部分だけしか見ない人にとっては、面白くないゲームなのかもしれません。
でも、カードの意味を考えるだけでもできれば、とても面白いゲームに化けると思います。
まだプレイした事の無い人は、そういう風に考えながらプレイして欲しいし、プレイしたことのある人は、メモ程度でいいので、リプレイを書くことをお勧めします。
プレイして楽しく、書いて楽しいという2重においしいゲームになります。
書いている時間の方が長い人もここにいますが、それは気にしないでください(笑)
サバイバーではコーチを雇うことができますが、『NEW WIND編』では伊達遙の兼任コーチ就任話以外ほとんど触れていません。
『ダンディ須永』というオリジナルキャラがいたので、出番なしでした。
ダンディさんは、新団体の旗揚げに絶対に経験者が必要だと思っているので登場させました。コーチや、ベテラン選手の役目かもしれませんが、オリジナルのほうが動かしやすかったので。
いずれダンディさん軸の話も書いてみたいなと思ってはいます。
連載開始当初は伊達が主役のはずでしたが、気づけば主役の座は、南→永沢→相羽と流れていきました。
リングの主役は伊達→結城→吉田→マイティの流れでしたけど、こちらは倒すべき相手として書く形になりました。
手強いライバルを倒そうとする話の方が書きやすかったのですね。
以下の評価一覧を見ていただけると差がわかると思います。
NEW WINDの歴代選手最高評価順(14年目1月)
1600=結城千種(3期・S) 『クイーン・オブ・クイーン』
1580=カンナ神威(2期・S)『史上最強のマスクウーマン』
1540=武藤めぐみ(3期・S)『孤高の天才姫』
1530=マイティ祐希子(12期・S)※現役
1470=伊達遙(1期・A) 『偉大なる鳳凰』
1460=スターライト相羽(9期・B)※現役
1450=スイレン草薙(8期・S)※現役
1440=吉田龍子(5期・S)『スカイブルーを支配した最強の龍』
1430=ハイブリット南(6期・A)
1420=永沢舞(4期・A)『鳳凰伝承』
1390=ウインド・ドラゴン(※南利美転生・11期・A)※現役
1370=草薙みこと(2期・A)
1350=シャイニング神威(8期・A)※現役
1340=南利美(1期・A)、ジーニアス武藤(9期・A)※現役
1270=フェニックス遙(7期・B)
1250=氷室紫月(1期・B)
1240=マッキー上戸(1期・B)
1220=ラッキー内田(1期・B)
1200=白石なぎさ(10期・A)※現役
1100=ビューティ市ヶ谷(13期・A)※現役
1090=ジャンヌ永原(8期・B)※現役
1070=ミミ吉原(12期・C)※現役
1020=藤島瞳(11期・E)※現役、ブレード上原(12期・B)※現役
770=前田龍子(※サンダー龍子転生 14期・A)※現役
720=八島静香(13期・C)※現役
現役のメンバーをみていただけるとわかりますが、レベルは低下しております。
1300の上位選手最低ラインをクリアしているのが、ジーニアス、シャイニング、ウイ・ドラ、スイレン、相羽、マイティの6人です。
人数だけみれば、伊達たちの6人闘争時代と変わりませんが、トップ選手基準である1400オーバーは3人と一人減っています。
また、中堅クラス(1200)の選手がなぎさだけで、空洞化していますね。
今後若手がどこまで伸びるかですが、期待できるのは市ヶ谷と龍子くらいですかねえ。
SやAを相手のB・Cでは厳しいです。
マッキー&ラッキー、氷室の1期3人衆とフェニックス遙は、完全に伸び悩んでしまいました。
相羽だけ伸びたのは、毎月特訓をするなど、手をかけたからです。
後半は相羽の女王戴冠と、藤島のヘビー入りを目標にしていましたから。
上位陣は面白いくらいに伊達の評価を超えられませんでした。
『偉大なる鳳凰』を超えたのはビッグ3+マイティだけで、後はそれ以下のレベル。
一応相羽にも伊達を超える可能性が残っています。
弟子の永沢も本当の意味での師匠越えはならずでしたが、相羽は憧れの南さんの評価を余裕で超えています。
それにしても、あれだけ頑張った第3代女王吉田の評価は実は低いのです。でも、評価値では図りきれない強さを持っていましたね。
ライバルのスイレンは評価では常に吉田を上回ったのですが、勝てませんでした。
なおマイティは技がまだ少ないし17歳です。順調に伸びていけば結城超えもありえます。
最後になりましたが、エピローグについて。
以前アンケートを実施した際に「短くてもいいのでエピローグを書いて欲しい」というような意見をいただいたので、この形になりました。
多分、予想を裏切る形になったのではないかと。
2代目社長 の風間三奈美(かざま・みなみ)の年齢などは秘密です。
しゃべり方や口癖が誰かに似ているのは、誰かを目標にしているからなのです。
風間の奥様がいったいなにものなのかは、ご想像にお任せいたします。
名前のもとですか? 風間社長は『みなみ』という響きが好きだそうですよ。
もともと『南風』という団体名も考えていたくらいですから(笑)。
これにてNEW WINDの物語は閉幕しますが、現在加筆・修正版を執筆中ですので、当分は風間新しゃべりのままになりそうです。
ちなみに正直なところ、ほぼ全部のページに修正入れています(苦笑)
話のブレを修正し、より小説的要素を強くする予定です。
長い間のお付き合い、ありがとうございました。
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126話という大作を、我々読者が最後まで楽しく読ませて貰えたのは、Nさんの文章力があってこそです。楽しい時をありがとうございました。次回作も期待しております。