退団した選手達の記録です。
■NEW WIND スター選手 烈風伝 その2■
南利美(本名:同じ)高知県出身。
NEW WINDの一期生として、1年目5月、NEW WIND旗揚げ戦でデビュー。
デビュー前からエースとして期待され、なんとデビューした月にJr王座に挑戦したという経歴を持つ。
これはNEW WINDの歴史で南利美一人だけであり、Jr王座を持たない同団体ではずっと南だけの記録となるだろう。
結局Jr王座を取る事はできなかったが、エースは南と認知させるには十分だった。
南がエースと呼ばれなくなるのは、同期の伊達遥がAACヘビーを奪取した辺りからだと思われる。
エースの称号を伊達に奪われた南はその後伊達をライバルとし、お互いに競いあって行く。
この二人の競いあいに後輩が絡み始め、NEW WINDのレベルは一気にUPしたと言われている。
南ほどタッグパートナーが代わった選手も珍しいが、ほとんどのパートナーとベルトを奪取するまでに至っておりシングルプレイヤーとしてだけでなく、タッグプレイヤーとしても一流であったといえよう。
選手生活の晩年は一線から引き、後輩相手に実戦でプロレスを教えていいたが、8年目1月7期生のフェニックス遥にシングルで敗れ、引退を表明する。
功労者である南を送り出すために風間新社長が周囲の反対を押し切り、一ヶ月で4箇所のドーム興行を行ったのはあまりに有名である。
8年目2月、超満員の九州ドームで同期でありライバルの伊達遥との試合を最後に惜しまれつつ現役を引退した。
最高評価=1340 退団時評価=1090
”獲得タイトル”
シングル=EWA認定世界ヘビー級、WWCA認定世界ヘビー級
タッグ =AAC認定世界タッグ(パートナーは1度目はマッキー上戸、2度目は伊達遥)、EWA認定世界タッグ(パートナーは草薙みこと)、IWWF認定世界タッグ(パートナーはハイブリット南)
”主な結成タッグチーム”
・上南シスターズ(パートナーはマッキー上戸)
・パーフェクツ(パートナーは草薙みこと)
・1期生最強コンビ(パートナーは伊達遥)
・南姉妹 (パートナーはハイブリット南)
※ハイブリット南(本名:南寿美)は実妹。
”受賞歴”
ベストタッグバウト賞 2回
なお引退後については未発表。
風間社長との仲も噂されるが、真相は闇の中。
本人は団体には関わっていきたいという意向らしいのだが・・・
◇風間社長の寸評◇
南はうちの初期のエースとして活躍してくれた。
伊達やカンナ、みこと、結城と武藤らに追い抜かれはしたかもしれないが、存在感は他を寄せ付けなかったと思う。
完璧を目指す南の背中に導かれた後輩達は多い。
NEW WINDの柱として頑張ってくれたと思う。
このあと彼女が何で完璧を目指すのかはわからないが、幸せであって欲しいな。
◇プレイヤーNより◇
今回は主人公にする予定はなかったのに気づけばストーリーの柱になっていた南さん。
エース以上の存在感を持っていたと思います。
育成としてはあまり上手くないかもしれないけど、長所も欠点もあって、試合見てて楽しかったなあ。
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