スーパーライトの結果は2勝3敗で負け越しで終了です。
育成途上の金森では歯が立ちませんでした。
内訳は、こげぱんださんのシャーウッドが勝った相手に勝ったのと、そのシャーウッドに勝っただけ。
もう少し育成していればなんとか勝ち越せたかなというメンバーなので少々勿体ない気もします。しかし、6人中3人勝ち抜けって……なんだかなあという感じですね。
育成途上の金森では歯が立ちませんでした。
内訳は、こげぱんださんのシャーウッドが勝った相手に勝ったのと、そのシャーウッドに勝っただけ。
もう少し育成していればなんとか勝ち越せたかなというメンバーなので少々勿体ない気もします。しかし、6人中3人勝ち抜けって……なんだかなあという感じですね。
では、せっかくですので、VSシャーウッド戦をミニSSで。
「てええいっ!!」
「ぎゃうっ……」
金森の延髄蹴りが決まり、真鍋の体がマットへと静かに前のめりに倒れていく。
「終わったわね。フォールよ、レフェリー」
金森は勝利を確信し、真鍋をひっくり返してフォールにいく。
「ワン! トゥ!」
「まだああああああっ!!」
なんと、真鍋はブリッジでフォールを返してきた。
「嘘でしょ?」
金森は目を白黒させながら、真鍋の顔をみる。
(信じられない。完璧に決まったのに……)
真鍋のキャラクターからしてブリッジで返してくるというのはまるで頭になかったし、そもそも返されるとも思っていなかった。
「つかさちゃんだって、新人らしいとこくらい見せるよっ!!」
反撃に移る真鍋だったが、すぐにドラゴンスリーパーに捕まってしまった。
「く、くるしい……」
「とっととギブアップしたら?」
”ダンディ・ドラゴン”ダンディ須永直伝のドラゴンスリーパー。金森がタイガードライバー、延髄蹴りとともに大事にしているフィニッシュホールドだ。
「ま、まだ……」
真鍋はロープへとにじり寄っていく。
「くっ……このおおっ!!」
「くああああっ……」
絞り上げる金森、耐える真鍋。
「ブレイク!!」
「くっ……こうなったら絶対ギブアップさせるんだからっ!」
「意地でもするもんか、アッカンベー!!」
この後、5回のドラゴンスリーパーを真鍋は耐えきるという根性を見せ大いに場内を沸かせたが、シャイニングウイザードを挟んでの6度目のドラゴンスリーパーで、ついに力つき意識を失った。
「ふむ……結局ギブアップは奪えませんでしたな」
「はい……」
「相手が新人だからと甘くみたようですな。一発でギブアップさせられるように技を磨くこと、そして試合の組み立てを考える事が大事です。少々今日はしょっぱすぎましたな」
ダンディ須永の指摘を受けるまでもなく、しょっぱい試合になってしまった事は金森自身が自覚している。
「はい……」
「試合には勝ちましたが、最後までギブアップしなかった事を考えると内容では真鍋選手の勝ちですな」
「…………はい」
金森の瞳が潤む。
「……また当たる時はきっちりと勝てるように精進しましょう」
「はい」
金森は笑顔で応じる。
「では道場までランニングといきますかな」
「ええっ? 何キロあると思っているんですかっ!」
「私はさきに帰ったいますので、ちゃんと門限までに帰らないと、夕飯抜きになりますよ」
「ええ~っ!?」
というわけで、新人レベルのパラメータの真鍋に粘られました(苦笑)キャラクター的には一発目でギブアップな感じなんですがねえ。
最後はゲーム中ではもちろんギブアップなんですけど、どちらかといえばこちらの方があっていると思ったので、この内容にしてみました。
PR
Nさんのホームでの試合でも意外と粘っていたみたいですね。
私のところでも予想外の粘りを見せて、らしくないなぁと思う反面、
観客を沸かせようとするプロレス馬鹿の真鍋らしいかもと思ってみたり……。
最後が私の時と同じドラゴンスリーパーだったというのも
シンクロしていて面白いなぁと思いました。
真鍋らしくはないなあと思いつつも、沸かせる試合だったと思います。
ドラゴンスリーパーは必殺技ではないんですが、そちらでもとは意外でした。